月に咲く花の如く あらすじと感想 第53話 残酷な真実
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の53話は「残酷な真実」です。あ~やはりそうなってしまいましたか。まさに「親の因果が子に報う」ですが、星移はこれを断ち切ることができるのでしょうか
。
以下早速ネタバレです。
周瑩が受け取った手紙には「呉蔚文を陥れたのは沈四海だった」と書かれていたそうです。賢い周瑩は、呉蔚文が亡くなった後に呉家東院の顧客が軒並み沈家の手に渡ったことも偶然ではない、と察したようです。
その周瑩は王世均を連れてクラウディを訪れました。そこで星移とクラウディの間に発生したトラブルを聞いて、すかさず名乗りを上げたのだそうです。これは本来なら「横取り」ですが、沈家がしたことを考えれば当然だと思ったようですね
。
周瑩もまた星移同様、今は損をしてでもクラウディの信用を勝ち取ろうとしました。真面目な王世均は反対しますが、周瑩は、商売をする時は10年先を見据えて考えるよう諭します。
周瑩はクラウディに言い値で仕入れると約束し、その代わりに10年契約を申し出ました。が、クラウディはすぐに周瑩を信用せず、今回の取引がうまく行ったら考えると答えます。周瑩も承諾しました。
その品=生糸を仕入れる金は銀行に融資を頼みます。これもひとえに星移が周瑩を紹介してくれたからなのですけどね~。
世均は約束通りの品を集めてきますが、その中に1束だけ不良品が混じっていたことが判明したそうです。周瑩は自ら乗り込んできてクラウディの出発を引き留め、世均に調べさせました。クラウディはその程度の不良品は問題ないと答えますが、周瑩はそうはいかないと反論します。すぐにも代わりの品を用意させるし、その代金はいらない、と伝えました
。
クラウディはこれですっかり周瑩を信用します。ずっとあなたのような商人を探していた!
クラウディは、呉家東院との10年間の独占契約に応じ、仲間たちにも周瑩を紹介してくれました。
周瑩は早速王世均に命じて生糸以外の製品も売り込みます。お茶にお酒、それに器も、呉家東院が関わっていました
。
皆が舌を巻く中、一人だけ懐疑的な西洋人がいましたが、周瑩は、これまた星移に習ったワルツを踊ろうと申し出て度肝を抜き、ついには懐柔してしまいます。
その星移は周瑩に、なぜクラウディを横取りするようなことをしたのだ、と問い詰めに来ました。私に会いに来たのではなかったのか?おまえも私と同じ気持ちだと思っていたのに!!
周瑩は、呉蔚文を陥れたのは沈四海だったと答え、二度と星移を名前で呼ぶことはありませんでした。星移は周瑩にとって「沈家の若旦那」であり、「仇の息子」でしかなくなったのです
。
星移は急いで陝西に戻り、父を問い詰めました。四海も否定はしなかったようですね。
また周瑩も陝西に戻ってくると、早速白石に会いに行きました。白石はちょうど洪水の後処理で忙しかったらしく、3日3晩不眠不休で働いてやっと自宅に戻ってきたところだったにもかかわらず、周瑩が会いに来たと聞くと、漪が止めるのも聞かず、すぐに会いに行きます。
周瑩は白石に再調査を願い出ました。が白石は、この事件の黒幕は貝勒だから下手に手出しはできぬと諫めようとします。
貝勒の配下が隆昇和の店主の杜明礼だと聞いた周瑩は、即、沈家と杜明礼の関係に気づきました。四海は星月の仇を討つためだけではなく、杜明礼と組んで呉家東院の利益を奪うつもりだったのね!!
いくら真相が分かっても、命を失っては元も子もないと白石が必死で止めたおかげで、周瑩はやっと朝廷への奏上を諦めました。その代わりに沈家を潰す!と誓います。
その決意はふたりの義叔父にも告げられました。蔚武は否定的でしたが、蔚全は「占いでは周瑩が勝つと出た」と大賛成です。
星移の事さえなければね~ここは復讐開始だ!と大いに盛り上がるところなんですが
。
「月に咲く花の如く」は来週の放送も楽しみですね。
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