月に咲く花の如く あらすじと感想 第57話 理想と現実
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の57話は「理想と現実」です。
以前の呉蔚文の時もそうでしたが、トップや行政がアホだとこの「誣告」(虚偽告訴)が一番恐ろしいですよね。いつどこで恨みを買って足をすくわれるか分かりません。正しく生きていればいるほど、そうした理不尽な目に遭いがちなのは、今も昔も変わりません
。
以下ネタバレのあらすじです。
貝勒は白石に収賄の罪を被せました。実際に動いたのは杜明礼と四海です。四海は他の商家と協力し、白石が陝西機器織布局の株を周瑩にだけ売った(賄賂をもらった)と告発したのです
。今では白石が呉漪と結婚して呉家の姻戚となったことも災いしました。
張長清は、織布局の株をすべて手に入れればまだ辞令を取り消せると唆しますが、そんな誘惑に乗る白石ではありません。そればかりか、不正を働くよう命じた張長清への信頼も崩れ去りました。ここは不幸中の幸いでしたね
。
白石が役人を首になったと聞いた周瑩は、義叔父たちからも「役人への賄賂を怠ったからだ」と言われて賂を用意します。株を3割ほどを渡せばよいだろうか
。
が、白石は、もはやそのような問題ではない、張長清は織布局を手に入れようとしているのだと忠告しました。
一方の呉漪は、夫の苦難を救ってもらおうと、お寺にお参りに来ていました。そこで(きっと回し者の)占い師に「他の誰かの力を借りるべきだ」などと言われた上、おそらくは後をつけてきただろう張夫人に悪知恵を植え付けられます
。
周瑩に濡れ衣を着せるための「罪の証拠」を周瑩の書斎に隠せと命じられた呉漪は、一旦は、そんなことはできないと断りました。
が、家に戻ってきて白石と周瑩が深刻そうに話しているのを見てはもう我慢できず、張夫人の言いなりに行動してしまいます。
そんなこととは夢にも思わない周瑩が、いつも通り仲間と仕事をしていると、役人たちが乗り込んできました。周瑩は横領の罪で連行されてしまいます。
まったくね~呉漪もとんでもないことをしてくれましたよね。それもでも、張夫人が、周瑩はほんの少しお咎めを受けるだけだと嘘をついたからでもあるのですよね
。
こうした危機に陥った際、「自分に都合の良い解釈」をしてロクなことはありません。常に最悪最低の事態を想定して動かなければいけないのに!と「福島県が陽性者との濃厚接触者に対し、検査を行わずに経過観察し、2週間たったから安心だ
」と発表したことが腹立たしくてならないおばさんでした
。9年前の原発事故から何にも学んでませんよね
!それとも放射能で危機意識がマヒしたと?
すみません~昨日からずっと悶々として怒っていたのでつい吐き出してしまいました。
一方の星移のところには四海が来ていました。四海から詳細を聞いた星移はほとほと失望し、四海が杜明礼と手を切るのは無理だ、同じ人種だ、とのたまいます
。玲瓏からは周瑩が狙われていると聞かされましたが、もう関係ないと意地を張っていました
。
でも、心配しないはずはありませんよね。きっと何か考えていてくれるはずです
。それに呉漪も、そんなに大ごとになるとは思っていなかったはずですから、良心の痛みに耐えかねるはず
。
と信じて見守っていきたいです。
月に咲く花の如く(シンプルBOX 5,000円シリーズ)DVD-BOX1~3
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