月に咲く花の如く あらすじと感想 第58話 揺らぐ信念
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の58話は「揺らぐ信念」です。あ~周瑩の無念さが画面を通して伝わってきましたね~。あの誇り高い周瑩が権力に屈するなんて、どんなに悔しかったことでしょう
。
以下ネタバレのあらすじです。
周瑩を連行したのは、白石の後任の局長、董廷旭(とう・ていきょく~袁忠遠)でした。董廷旭は張長清の配下だそうです。
周瑩は不正などしていないと突っぱねたため、董廷旭は周瑩の書斎を調べさせました。もちろんそこに「不正の証拠」があるのを百も承知してのことです。
周瑩はまったく身に覚えがないと訴えますが、もう話は通じません。何せこれは出来レースなのですからね
。
報告を受けた白石はすぐに張長清を訪れました。が、張長清は既に董廷旭と北京に出立したようです。
その頃呉家東院では、誰もが、周瑩は濡れ衣を着せられたと信じて疑いませんでした。いったい誰の仕業なのか
~そう思っていたところに、星移がやってきます
。
王世均や江福祺に趙鴻伍は、呉蔚文の時同様、沈家が呉家東院を陥れようとしたと決めつけました。韓三春は星移をぎゅうぎゅうに押さえつけます。若奥様を助けるために本当のことを言ってくれ!!
皆星移が周瑩を好きなことは分かっているのですね~。
そこへ白石が戻ってきました。今回の件に沈家は関係ないと証言しますが、詳細は明かしません。呉家の一員ではない星移には言えないというのです。自分は西院の婿殿ですからね。
でも星移は逆に白石を疑っていたようです。商家に投資をさせておいて軌道に乗ったら奪うのは国の常とう手段なのだそうです。白石はこれを否定しますが、もっと早く株を手放すよう説得すべきだったと悔やみました。何もかも私のせいだ!
星移は白石に、周瑩を助けてくれたらどんな条件でも飲むと申し出ますが、白石はキッパリ断りました。そんなことはしなくても、必ず助け出してみせる!!
一旦家に戻った白石を呉漪が玄関で待っていました。周瑩が北京に連行されたと聞いた呉漪は、さすがに黙っていられなくなって打ち明けようとするのですが、白石がこれを抑えてしまいます。急いで行かなければ!
白石は王世均を伴いました。まずは張長清に会って、織布局の株はすべて売却させるから、どうか周瑩を助けてやってほしいと懇願します。ここは何を言われても徹底して下手に出ていましたね
。
それは周瑩に会ってからも同じでした。周瑩は、なにもかもでっち上げで私は清廉潔白だと訴えますが、白石は、もはやそれは問題ではないのだと説明します。奴らは織布局の株をすべて手に入れるまで攻撃の手を緩めることはない
。
それでも周瑩は、こうなったら株は1株たりとて渡さない!と息巻きました。最悪私が死ぬだけよ
。
白石と王世均は声をそろえて押しとどめました。
呉蔚文の仇は誰が討つのだ?呉家の番頭や店員たちはどうするつもりですか?皆が若奥様を信じて待っています!!
金など一旦失ってもまた稼げばいい、でも命は失ったらもう戻ってこないのだと必死で説得するふたりに根負けし、周瑩は断腸の思いで承諾しました。白石が用意してきた、株をすべて譲渡するという契約書にサインをします
。
契約書を受け取った張長清は、周瑩の釈放を約束しました。とはいえ、ただ上が何というか、と言葉を濁していたところを見ると、そう簡単に事が運ぶとは思えませんが。何せ貝勒・載漪はこの度、郡王に昇格したのだそうです。
前回白石を糾弾した刑部侍郎の那桐(だとう)も、その父親が載漪の配下だそうで、杜明礼や査坤とも親しそうでしたものね。
一方で星移は、沈家から金を持ち出して周瑩を助けに行こうとしていました。が、四海に見つかって止められてしまいます。
でも星移は周瑩への愛を語って、ここで周瑩を見捨てることは絶対にできないのだと主張しました
。もし助けてくれたら、今後は周瑩のことは忘れ、家業に打ち込むと約束する!!
四海はこれを了承し、星移に必要なだけの金を持たせました。
あ~後は呉漪が証言してくれることを祈るばかりです。白石から、周瑩は呉漪を「呉聘の次に親しい」と語り、くれぐれもよろしく頼むと念を押されていたと聞いたからには、もう黙っていられませんよね
。
「月に咲く花の如く」は来週の放送が待ち遠しいですね。
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