月に咲く花の如く あらすじと感想 第63話 息子の教育
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の63話は「息子の教育」です。これはなかなか楽しかったですね~。ま、最後は心配ですが、大丈夫っしょ
。
以下ネタバレのあらすじです。
懐先は引き続き「嫌われ大作戦」を展開していました。中院に逃げ帰っては、東院は嫌だと文句を言い、ある日は学堂もサボってしまったそうです
。
帰宅した懐先を待ち構えていた周瑩は、二胡に竹棒で仕置きするよう命じました。竹打ちなど慣れっこだと虚勢を張っていた懐先も、二胡が思い切り竹棒を振り上げると大声で叫び出します
。二胡がまだ叩いてもいないのにと苦笑いすると、懐先は、痛そうだと思ったと答えました
。
それで周瑩は「痛み」が分かるのならお仕置きはしない、と止めさせました。またサボったら必ずお仕置きだからね
。いつも手を焼かされている春杏は不服そうでしたね~。あんなのお芝居に決まっているのに!!
その夜懐先はこっそり荷物をまとめて東院を逃げ出そうとしました。門には見張りがいるため、出ていく(入る)には木に登るのが得策と考えるのは誰しも同じようで、懐先もまた短い脚で懸命に木に登っていると、既に先客が待ち構えています。周瑩です。もしかすると周瑩はああして時々木に登っては星移を思っていたのかもしれませんね。
周瑩は、壁を越えるつもりなら、こういってああ行けばいいと指示しました。懐先はどうして知っているのかと不思議でしかたありません。周瑩は、友達がそうしたのを見たからだと答えました。ここを出てどこへ行くつもりなの?
そう聞かれた懐先は、まだ決めていないけれど、とにかく東院は嫌だと答えました。従姉叔母さんの息子になりたくない。
周瑩は、私のことが嫌いなら、もうすぐ出ていくから気にしなくていいと語り、それよりも鄭氏を慰めてやってほしい、子どもがいると東院が活気づくからと促しました。
へそ曲がりの懐先は、周瑩は優しいから嫌いじゃないと答えます。勉強も嫌じゃないけど無理強いされるのが嫌なんだ
。
何とも独立心旺盛な息子でござるね。それで周瑩は、ちゃんと学堂へ行って勉強をしたら、遊ぶ時間をあげると約束しました
。
懐先は、実母なら何を言ってもお仕置きされたと不思議だったそうです。なぜここの母上はお仕置きしなかったのだろう?
母上は僕のことが好きなんだ~そう結論に達した懐先は学堂をサボらなくなりました。勉強も少しずつ励むようになります。
この話を聞いた中院では、朱氏と蔚全が大いに感心していました。「あの玉成」が大人しく勉強するなんて、周瑩の教育は大したものだ!!
ところがその後ある事件が持ち上がります。懐先の部屋から、鄭氏の金仏が見つかったのです。
これを見つけた張さんは、悪ガキの懐先が盗んだと決めつけて、耳を引っ張って鄭氏のもとに連れてきました。鄭氏もまた、手癖が悪いと知っていたら、養子になどしなかったと非難します
。
懐先は否定していたようですし、いくら同じ部屋だったとはいえ、周老四のはずはなし~となると、もしかしたら遊びに来ていた玉林の仕業かもしれませんよね
。あんな優しいふりをして懐先にとって代わりたかったのか、それとも懐先のためにやったのか
。腕比べで下剤を仕込んだのもこの子だったのかしらん?
濡れ衣を着せられて激怒した懐先は、ついに東院を飛び出しました。夕方になっても戻ってこなかったので、東院は大騒ぎです
。しかもそこに蔚全と朱氏もやってきて事情を聴き、鄭氏を責め立てました
。自分の子どものように可愛がるというから養子に出したのに約束が違うじゃありませんかっ!!
周瑩は松明を片手に外に捜しに行きました。どうやら懐先は山に入ったようで、周瑩もその後を追うと、狼が懐先を狙っていた現場に遭遇します
。懐先っ!!
この狼がなかなかシツコクて、周瑩も足を噛まれてしまったのですが、なんとか追跡を逃れたようです。が、力尽きた周瑩は足を滑らせ、急な崖を転げ落ちていきました
。懐先も必死で後を追います。母上っ!!
これで「雨降って地固まる」になるとよいですね~。危険な目には遭ったけれど、周瑩の顔に生気が戻ってきたように思えたのが何よりでした
。
また白石は呉漪を許し、自分も悪かったのだから、これからはいたわりあって生きていこうと言ってくれました。
「月に咲く花の如く」は続きもとっても楽しみですね。