月に咲く花の如く あらすじと感想 第70話 勝負の行方
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の70話は「勝負の行方」です。いや~ついにやりましたね!以下早速ネタバレです
。
周瑩は資金繰りについて、誰か特定の人に頼るのではなく、顧客全員に協力を要請しました。現状では値下げをしないが、3か月間我慢してくれれば、その後は必ず陝西機器織布局より値下げすると約束したのです。その代わり、半額を前金で頂く
。
これによって操業を止めることなく、杜明礼を牽制できたという訳です。安くすれば必ず売れるという杜明礼の目論見はもろくも崩れ去りました。
また杜明礼や査坤とも昵懇の、郡王の右腕=文(于誠群)が白石のもとへやってきます。杜明礼の周瑩&白石に対する奏状を読んで、実情を探りに来たのです
。
白石は、待ってましたとばかりに、それは濡れ衣だと反論しました。白石は、星移から入手した隆昇和と沈家の帳簿を文に見せ、杜明礼が郡王に内緒で売り上げを着服していたと知らせます。まあ搾取する方も搾取する方だから言いたかないけど一応「横領」になるんですかね
。
文は早速これを郡王に報告したため、郡王はついに杜明礼を排除することにしました。
その杜明礼は価格を下げれば売れると確信し、郡王に3か月で業績を伸ばすと約束していたのが、さっぱり売れなかったため、四海に融資を頼みに行きました。当然にべもなくはねつけられます
。
そこへ周瑩が「新疆の商人」を遣わして、織布局の在庫を安く買い叩きました。それをすべて、前金を払ってくれた客に譲り渡したそうです
。
そんなこととは夢にも思わない杜明礼は、亡き詠梅の寝台で詠梅を偲んでいます。あの後、胡家を買い取ったのだそうです。
それを知った周瑩は早速押しかけてきて、杜明礼を「犬」呼ばわりして嘲笑しました。そんなに好きだったのなら、生きているうちに想いを遂げればよかったのに
。
杜明礼は、そうしたかったのは山々だったができなかったのだと、苦しい胸の内を吐露しました。
が、この後周瑩が「呉聘殺し」に言及した途端、「呉聘は詠梅が殺したんじゃなかったのか?」とうそぶきます
。
も~おばさんの杜明礼への同情はここで木っ端みじんに吹き飛びました。この期に及んで、あれほど好きだったと語ったその舌の根も乾かぬうちに、それほど愛した死者に己の罪を着せようとするのですから、コイツはもう根底から腐りきっているのです
。どんなに誰かを愛しているとその口では語っても、所詮は自己愛でしかありません
。
それでも、幼いころから苦楽を共にしていた査坤に対してだけは別だったようです。
周瑩が郡王と組むと聞いた杜明礼はこれまで貯め込んだ全財産を持って張長清を頼ろうとしていたようですね。査坤はその金を四海に知られてはならぬと他の銭荘に預けていたのだそうです。
そこへ文が部下を連れて杜明礼を捕まえにきました。杜明礼は査坤に一人で逃げるよう勧めますが、査坤は杜明礼を見捨てませんでした。文が査坤を警戒して連れてきた手練れにも臆せず立ち向かい、主人=杜明礼を必死で救出しようとします
。
そんな査坤を文がぐさりと刺しました。この世でたった一人しかいない大切な家族を刺された杜明礼は怒り心頭に発し
、恐れも忘れて文に刃物を突き立てます
。いや~ここだけは、すべてを忘れて本懐遂げさせてやりたかったわ~
。でも姑息な文は死なず、息も絶え絶えになりながら逃げていきます
。
杜明礼の無事を見届けた査坤はついに力尽きて亡くなってしまいました。
一方で文は白石のもとへ行き、隆昇和へ行くよう命じました。そこで白石は、ついについに「呉聘殺しの犯人」が査坤だったと気づきます。そこで亡くなっていた者の胸にあった傷跡こそ、忘れもしない、あの特殊な形だったからです
。そしてそれに符合する剣を近くで息絶えていた査坤が握っていました
。
白石はすぐに沈家を訪れて、四海に真実を告げました。星月は、呉家東院を陥れようとした杜明礼と査坤に見つかって、口封じに殺された。
四海の嘆きはいかばかりだったでしょうか。これまでずっと息子を殺した仇の片棒を担がされてきたのですからね。四海は、杜明礼と郡王への復讐を固く固く誓いました
。四海なら彼らの不正を告発できますからね。自らも罰を受ける覚悟さえすれば、必ず仇を討てるはずです
。
また白石は隆昇和で、おそらくは杜明礼と文や郡王の悪事の証拠(手紙)も見つけていたようですね。杜明礼も憎いけれど、一番悪いのは郡王なのです
。
いやいや実に楽しみになってきましたね~。今日の放送が待ち遠しいです
。
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