月に咲く花の如く あらすじと感想 第72話 積年の願い
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の72話は「積年の願い」です。これはなんとも微笑ましかったですね~。果たして周瑩の決断やいかに?
以下ネタバレのあらすじです。
星移が訪れたのは呉家東院ではなく実家の沈家でした。祖廟には既に何者か(おそらく周瑩)が線香を手向けており、星移もまた父を始めとする家族の御霊に線香を供え、必ずや朝廷を覆して郡王を倒す、と復讐を誓います。星移は四海の臨終に立ち会えたらしく、その時に日昌和の仕訳帳の在りかを伝えられたようですね
。
星移が座布団の下に隠されていた帳簿を手にして出ていくと、そこに周瑩がやってきました。ふたりは心の中の世界で愛を語り、生涯をともにすると誓いあいます。
でもそれはあくまでも精神的な話であって、実際にはもう2度と会うことはないだろうと確信していたようです。星移は何としても革命を成功させようとしていますが、それは文字通り命がけの戦いになるからです。
その星移から周瑩は、星移がやろうとしてやれなかった「女子学堂」を託されました。こ~れは実に楽しかったですね~
。周瑩ほど女子教育にうってつけの人物はいません。周瑩は早速土地を手配し、女子学堂を設立しました
。白石からなぜ女子にこだわると聞かれると、女子は妻となり母となって家庭の柱になるからだと答えます
。
が、肝心の女子がなかなか集まりません。たとえ本人に学習意欲があっても、金銭的な理由や世間体を気にする親が反対するからです。唯一応募してきたのは身重の千紅でした
。千紅は芸者時代、読み書きができるライバルを羨ましく思っていたのだそうです。今からでも遅くないわ!!
そこで周瑩は女子教育に「旨味」を持たせることにしました。教養のある女子番頭を高額で雇い入れると大々的に宣伝をしたのです。娘を呉家東院の女番頭にしようという親たちがこぞって学堂に申し込んできました。が、それでもまだ足りません
。
周瑩は、東院で働く従業員たちや取引先の家族を洗い出しました。学堂に通わせたいけれど、家事をしなければいけないという子どもの家には資金を援助をし、女の子はいるけど世間体が悪いという取引先には、それは私を批判しているのか!と軽く脅して説得します。それなら来年の取引も無しね
。
こうしてようやく20名ほどが集まると、周瑩は白石に扁額を書いてもらいました。
その白石は、誰あろう星移から、もはや周瑩との縁は切れたから、周瑩を娶って幸せにしてやってほしいと言われ、ようやく結婚の決意を固めていました。星移は白石に届けた仕訳帳に手紙を添えていたのだそうです
。
白石は筋を通すために呉蔚全のもとへ行き、縁談を取り持ってほしいと依頼しました。蔚全も朱氏も大いに驚きましたが、当時はもう二夫にまみえずという時代ではなかったそうで、これまで呉家に誠心誠意尽くしてくれた周瑩はもう自分の幸せを考えるべきだと祝福してくれます
。最近見ないな~な鄭氏も快く同意して離縁状を書いてくれたそうです
。
「寡婦の誓い」を持ち出す奴がいたら、わしが許さん!っていう蔚全が一番危なかったですよね。
周瑩は、奥歯にものの挟まったような白石の様子がこれでようやく腑に落ちました。周瑩が地べたに座り込んで悩んでいると、白石も横に座ります。私を嫌っていたんじゃなかったの?
白石は、周瑩以外は皆白石の気持ちに気づいていたと説明しました。漪が周瑩を陥れたのも半分は嫉妬のためだ
。
果たして周瑩はこの縁談を承知するのでしょうか?いや~白石には気の毒だけど、星移ならともかく、白石はないですよね。
さ~て女子学堂も動き始め、いよいよ佳境に入ってきましたね~。後は革命!ですね。今日の放送もめちゃ楽しみです
。
月に咲く花の如く(シンプルBOX 5,000円シリーズ)DVD-BOX1~3
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