如懿伝-紫禁城に散る宿命の王妃

如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃　ネタバレと感想　第50＆51話　腹いせの昇格

こん

2023/09/04

2021/05/02

如懿伝ジョウ・シュンウォレス・フォ

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中国史劇、【如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～】の50話「腹いせの昇格」と51話「太監の誤算」を視聴しました。ま～た一難去ってまた一難な感じですが、玉妍よりはまだ嬿婉の方がマシ（＝理解できる）です。以下早速ネタバレです。

腹いせの昇格

乾隆帝が如懿ばかりを連れまわしていたことに腹を立てた鈕祜禄氏は、他の側室にも同様に愛を注げと命じました。その代表として玫嬪ことこと白蕊姫と慶貴人（陸沐萍）を勧めてきます。どちらも鈕祜禄氏の息のかかった間諜ですかね。

これに乗じて嬿婉が妖艶な舞を披露します。相変わらず底意地の悪い玉妍は大いにバカにしましたが、乾隆帝は気に入りました。あのいかにもス〇ベそうな顔がね～～～これまで上がった評価が台無しざんすわ。しかも、鈕祜禄氏への腹いせに、嬿婉を「妃」に昇格させます。とはいえ、何せ「腹いせ」なので冊封式は後回しらしい。

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進忠の陰謀

その一方で嬿婉は、まだ、雲徹への未練を捨てられずにいました。あの時断られたのもその要因の一つですよね。それを知った進忠は雲徹を殺そうと画策します。どうやら玉妍の腹掛けを盗んで雲徹の部屋に隠したようですね。玉妍は大騒ぎで雲徹を処刑してくれと訴え、乾隆帝もメンツをつぶされたと怒りました。李玉はすぐに如懿を呼びに行き、如懿も即座に駆け付けてきます。如懿はひどい拷問を受けている雲徹に会いに行き、無実だという雲徹の言葉を信じました。

如懿は乾隆帝に、玉妍の言い分を信じて雲徹を処刑したら乾隆帝の名誉に関わると訴えました。そこへ嬿婉も加勢します。殺さずとも苦役を与えればよいと提案したのです。これにはさすがの如懿もホッとして同意しました。それで雲徹は「木蘭囲場」へ追放されます。如懿は李玉に、十分休ませてから行かせてやってほしいと頼み、容珮は直接雲徹に会いに行って、必ず如懿が助けてくれるから信じて待っていてほしいと伝えました。

かたや進忠は話が違うと激怒しますが、今や「妃」となった嬿婉は負けません。あわや決裂か？と思われたところを、嬿婉の侍女が仲裁しました。

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白蕊姫の思惑

蘇緑筠が如懿に、琅嬅が溺れた際の白蕊姫の反応がおかしかったと語ったのを聞いた玉妍は、知り過ぎている白蕊姫を殺そうとしました。麗心に、銀に反応しない毒を渡し、毒見と称して白蕊姫の食事に混入させます。ところが、その様子を如懿と海欄が見ていました。ふたりは、身勝手な玉妍の侍女が、白蕊姫の「毒見」を買って出るなどおかしいと怪しみます。

ふたりは早速白蕊姫を訪ねましたが、白蕊姫は、玉妍の恨みを買う覚えはないと相手にしませんでした。ところが、念のためオウムにその食事を食べさせたところ、すぐに死んでしまいます。白蕊姫は疑って悪かった、と謝罪しました。

その白蕊姫を乾隆帝が呼び出します。夜伽ではなく単なる呼び出しです。乾隆帝は、嬿婉に唆された欽天監が、あたかも意歡の子どもが乾隆帝と相克の相性にあると占ったのを口止めしたにもかかわらず鈕祜禄氏が知っていたことから、当時近くにいたらしい白蕊姫がスパイだと見当をつけたのです。鈕祜禄氏は、意歡は思い通りにならない代わりにその子どもを引き取ろうとしていたようです。

白蕊姫は鈕祜禄氏の間諜をしていたことをあっさり認めました。また慶貴人の「子宝の薬」に毒を盛ります。自分が身ごもらないから八つ当たりをしたという発言は果たして本当なのでしょうか。

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意歡への迫害

妊娠を理由に南巡に参加しなかった意歡が、突如具合が悪くなったとの知らせが入りました。ちょうど永琪も風邪を引いたと言うので、如懿はすぐに江与彬を帰します。ところが、何者かがその江与彬の食事に下剤を混入しました。江与彬はそれに気づき、後に如懿に報告します。また意歡は、妊娠による腎臓の機能低下で、顔に痣ができたそうですが、江与彬によると、以前飲まされていた「子宝の薬」や、その後に処方された薬にも、どうやら問題があったようですね。如懿は、万難を排して意歡と子どもを救うよう命じました。