如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃 ネタバレと感想 第52&53話 待望の懐妊

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中国史劇、【如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~】の52話「最期の告白」と53話「甘言と苦言」を視聴しました。これまた恐ろしい話とめでたい話の組み合わせになりますが、まずは恐ろしい話から参りまするね。以下早速ネタバレです如懿伝のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

白蕊姫、哀れ

白蕊姫が死罪になりました。その理由は、表向きは、慶嬪こと陸沐萍(りくぼくへい)に毒を盛って妊娠できない体にしたことなのだと思われまするが、それを白蕊姫に命じたのは、ほかならぬ乾隆帝のようでしたよね。それなのになぜ白蕊姫が死なねばならぬのか~あれこれ考えてみましたが、乾隆帝の側室でありながら、実は鈕祜禄氏の間諜だったから、なのでしょうか。それまた何とも哀れな話でやんすね

白蕊姫は最期を見届けに来た如懿に、自分の子どもを殺したのは亡き孝賢皇后だと訴えますが、如懿は金玉妍の仕業ではなかったかと仄めかします。そうでなければ、玉妍が白蕊姫を殺そうとするはずがないからです。その可能性に初めて気づいた白蕊姫は、玉妍に騙されて皇后と第9皇子を殺してしまった!と嘆きました。もはや、あの世で子どもに会うことだけが望みです。顔を見ていないので、子どもが分からないかもしれないと憂うる白蕊姫に如懿は、子どもと一緒の墓に埋葬するし、手厚い法要もしてやると約束しました

相克の呪い

その後すぐに意歡が子を産みました。大変な難産でしたが、何とか無事に生まれたことを喜びながらも、乾隆帝はどうしても「相克」のことが忘れられません。この「呪い」を仕掛けた張本人の嬿婉は、産婆の田氏を買収し、意歡に何か悪さをしていたようです。産婆は、子どももきっと健康には育たないと断言していました。これに加えて嬿婉は乾隆帝に、第10皇子を宮殿の外=親王府で育てたらよいのではないかと提案します。それで乾隆帝は鈕祜禄氏の娘の恒媞を育ててくれた親王府に預けることにしました。鈕祜禄氏も最終的にはそれで納得したようです。

こうして疑心暗鬼に駆られた上に政務も多忙になった乾隆帝は体調を崩してしまいました

敵討ち

いつもの「側室ミーティング」にやってきた蘇緑筠は、乾隆帝や第10皇子のために祈ろうと言い出しました。如懿は頷きながら、白蕊姫の葬儀がまだなので、その法要も兼ねたいと思うと語ります。陸沐萍はあんな毒婦のために祈ることはないと反対しました。如懿は、毒を盛ったのは白蕊姫の本意ではなかった、と説明します。もう罰を受けたのだから、せめて冥福を祈ろうと促しました。それが同じ後宮で陛下に仕えた者同士の情けよ

自分では賢いと思っているようだけど、実は愚かな玉妍は、陸沐萍が子を産めなくなったのは白蕊姫のせいではないか、と蒸し返します。白蕊姫が最期に何を言ったのかが気になってならないのです。如懿はそんな玉妍をじっと見つめながら、白蕊姫は死を前にすべてを語ってくれた、と挑発しました。私も心から同情したわ

玉妍は性懲りもなく、あんな「毒婦」が語ったことなど嘘に決まっていると毒づきます。如懿は、白蕊姫はおのれの罪を認めていた、子を失った悲しみで理性を失ったと語り、宮中の子は気の毒だとも言っていた、と語りました。第7皇子を始めとする亡くなった子どもたちが誰に殺されたのかを知りたいとも言っていた

玉妍は、第7皇子は天然痘だ、とうそぶきますが、如懿はここぞとばかりに斬り込みます玉妍をやっつけろ!。体の弱い第7皇子は皆が気遣っていたし、長春宮から出ない乳母がなぜ天然痘に感染したのか。如懿の様子から、側室たちは「何かあるに違いない、もしや玉妍が関与していたのではないかと気づき始めます

玉妍はあくまでもシラを切り、病になるのは運が無かったからにすぎない、と言い放ちました。これには側室たちが黙っていません。嬿婉は積年の恨みを晴らすべく、先頭を切って攻撃の口火を切りました。つまり第7皇子と孝賢皇后は運が悪かっただけだと言うの?随分なものの言い様ね

玉妍は慌てて言い訳しますが、言った言葉はもう撤回できません。蘇緑筠は玉妍の発言を孝賢皇后に対する不敬の罪だと断言しました。病弱な子を憂えている意歡もまた黙っていられません。人を非難する前に自分が口を慎んだら?妃たちは全員立ち上がり、玉妍に処罰を与えてほしいと発言しましたそうだそうだ!

如懿は満を持して「経幡100枚」を作って孝賢皇后と第7皇子の眠る陵墓に送るよう命じます。完成するまで禁足を命じる、と告げると、玉妍はこれを「嫌がらせ」だと決めつけて、乾隆帝に訴えると反論しました。蘇緑筠と海欄は、十分に寛大な処置であり、自分の罪(恥)を乾隆帝に告げる気か、とやっつけます。如懿は、もちろん乾隆帝にも報告する、と言い渡しました。どんな処罰が下るかしら?

ところが乾隆帝は、如懿の下した罰に不満は言わなかったものの、玉妍の「皇子殺害」については認めようとしません。如懿は玉氏に遠慮しているのか、と反論しました。確かな証拠さえあれば見逃しませんね?

懐妊

その後如懿が懐妊しました。その少し前、相変わらずの体調不良に苛立っていた乾隆帝は、江与彬が止めたにもかかわらず、体にダメージを与える「鹿の血」が入った酒に手を出します。用意したのは進忠に唆された嬿婉です。まだ妊娠に気づかなかった如懿は、乾隆帝の体を心配して、たとえ怒りを買っても構わずに、彼を諫めようとしました。が、その途中でめまいがして倒れた結果、妊娠が明らかになったのです。乾隆帝の喜びようったらなかったですね。さすがの鈕祜禄氏ですら「嫡子」が生まれるとご満悦でした。

ちなみに、この少し前に、惢心、そして玉妍もまた妊娠しています。玉妍はしばらく妊娠を秘密にしていましたが、安定期に入るとすぐに乾隆帝に報告して経幡の罰から解放してもらいました。乾隆帝は、嬿婉を始めとする「鹿血酒」を勧めた側室たちを、如懿の子が生まれてひと月を迎えるまで遠ざける、と約束します。

感想

精力が衰えたなら、大人しくしていれば良いものを、精力剤を飲んでまで新しい妃を迎えるのには苦笑しきりでした。まさに「ハーレム」そのものでやんすね

そんな乾隆帝とは正反対のいちずな雲徹も、今ではなんとか元気にしているようです。如懿の子どもも心配ですから、早く戻ってきて側にいてくれると良いのですが

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