如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃　ネタバレと感想　第58＆59話　乾隆帝の好みは・

こん

2022/08/09

2021/05/13

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中国史劇、【如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～】の58話「抜け駆け」と59話「寵妃の復活」を視聴しました。以下早速ネタバレです。

抜け駆け

鈕祜禄氏は嬿婉に、罰として毎日容珮に頬を殴らせるよう命じました。容珮がまた意気揚々としてこの任務を果たします。こんなことでは寵愛を取り戻すことなどできないわ！！嬿婉は進忠の手を借りて、木蘭囲場へ狩りをしに行った乾隆帝の後を追いかけました。如懿には、具合が悪いから罰を免除してほしいと嘘をついたのです。

一方の乾隆帝は、蒙古から巴林湄若（ばりんびじゃく～張佳寧、牧雲厳霜＠海上牧雲記）が入内しました。巴林は早速、穎嬪に封じられ、狩りにも同行を許されます。如懿は産後の肥立ちが良くないし、璟兕が心配だからと紫禁城に残ったそうです。海欄も如懿を支えたいとの理由で同行しませんでした。玉妍だけは行きたいと申し出ますが、何かとうるさいと置いていかれたそうです。

ところが、いざ現地に着くと、若い巴林は元気なだけが取り柄で、乾隆帝には物足りませんでした。そこへ嬿婉が按摩の格好をして温泉に忍び込んできたのですから、嬉しくないはずがありません。嬿婉は、またしてもくねくねと身をくねらせながら、乾隆帝に尽くしました。この知らせはすぐに如懿の下へ届きます。李玉はこれが進忠の仕業だと察して厳しく叱りましたが、進忠はあくまでも知らないふりをしていました。

海欄は、どうして乾隆帝は嬿婉など寵愛するのか、とこぼします。如懿は、嬿婉は乾隆帝に一途に尽くし、何でも言うことを聞くからだ、と答えました。乾隆帝は、自分の思い通りに嬿婉を育てたいのよ。

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破滅の足音

これは玉妍です。玉妍は、第４皇子の永珹が乾隆帝に気に入られているのを良いことに、永珹を皇太子にすべく、着々と準備を進めていました。事あるごとに、皇族や高官たちに賄賂を贈って永珹のことを頼んでいたそうです。それが乾隆帝の耳に入りました。若手の側室たちが皆、如懿よりも玉妍の顔色を伺っていたのも、乾隆帝には面白くなかったようです。

また永珹自身も、玉妍から「取り巻き」を増やすよう命じられていましたが、それもどうやら裏目に出るようですね。何せ乾隆帝は後継者争いが何より嫌いなのですからね。

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ほか

そこへ行くと第５皇子の永琪は、誰におもねることなく、日々勉学に専念していました。その結果、長公主の恒娖の立場まで思いやれる優しい青年に成長します。これを知った鈕祜禄氏はすっかり感動していました。また如懿自身、容珮に、自分が産んだ永璂はまだ幼いから、永琪が皇帝の器であれば後を継いでも構わないと答えています。その時永璂は親王になればいいわ。

そのくらいですから、第３皇子・永璋の不出来に悩む蘇緑筠にも、永璋は妻を娶って孫をもうけてくれた、それだけで皇室に貢献していると言って慰めました。如懿の指摘通り、乾隆帝も孫の誕生を聞いて久しぶりに鍾粋宮を訪ねてきます。蘇緑筠は、すかさずここで、玉妍が永璋を皇太子にしようと画策していると吹き込みました。こ～れは蘇緑筠にしては良い仕事をしましたよね。

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感想（長いです）

如懿は稀にみる才女であり、乾隆帝もそんな如懿を別格と崇めて、彼なりに愛してはいるかもしれんけど、根っこのところでは、自分をちやほやしてくれて俗っぽい、もっと言うなら低俗な女性が好きなんじゃないかな～という結論に達したおばさんです。だからこそ、晞月や玉妍、そして今度は嬿婉がお気に入りなのですよ～きっと。当時、女性の美徳とされていた優しさやしとやかさなどよりも、蠱惑的な媚態を好む＝色好み。