如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃 ネタバレと感想 第60&61話 因果応報
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中国史劇、【如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~】の60話「誤算」と61話「皇子の悲劇」を視聴しました。も~おばさん、このドラマで誰が一番嫌いだって、玉妍ほど嫌いなキャラはいないのですよ。不謹慎なのは百も承知していますが
、嬿婉よくやってくれた
!と思わず喜んでしまいました
。第8皇子は可哀想でしたけどね。以下早速ネタバレです
。
露見
あちこちから玉妍と永珹の悪い噂を聞いて二人を疑っていた乾隆帝に止めを刺したのは「野生馬」です。永珹が、宮中に届けられた野生馬をいともたやすく調教する様子を見た乾隆帝は、木蘭囲場での事故は決して事故ではなく、永珹が仕組んだものに違いないと確信しました。乾隆帝は早速、永珹に皇宮から出ていくよう命じ、第8皇子の永璇も擷芳殿に移させます。11皇子の永瑆(ヨンシン)はまだ幼いということで母元に残すことになりました。玉妍が玉氏に手紙を書き、永珹を玉氏王国に向かわせて後ろ盾を強化するか、はたまた第5皇子の永琪が行くことになったら途中で暗殺しようなどと企んだのも、如懿がこれを素早く察知して乾隆帝に注意を促したから尚更ですね
。
頼みの綱だった永珹を遠ざけられた玉妍は絶望し、啓祥宮でたくさんの犬を飼うことにしました。もはや誰もが玉妍は落ちぶれて気が触れたと囁いています
。
玉妍包囲網
犬を追い出す
ところが、この犬が大声で一斉に吠えるものですから、その泣き声に怯えた璟兕が発作を起こして倒れました。翊坤宮は上を下への大騒ぎです。江与彬は、またこんなことが起きたら璟兕の命に係わると忠告しました
。如懿は早速啓祥宮に三宝を遣わして犬を撤去させます。玉妍は猛反対しましたが、三宝は意に介しません。これは皇后の命令なのです
。知らせを聞いて駆けつけてきた乾隆帝も、犬は、一匹を残してすべて排除するよう重ねて命じました
。
永璇への攻撃
母の下を離れて擷芳殿へ移った永璇を不憫に思った永琪は、何くれとなく弟の面倒を見ました。乾隆帝は、ようやく、この永琪の素晴らしさに気づき、永璇に弓や馬術を教えるよう命じます。永琪はますます親身になって教えました。
一方で、犬を奪われたのが不満な玉妍は、如懿本人に(犬の鳴き声ごときで発作を起こすような)娘を育てて何になるのか
、と侮辱します
。如懿が怒る前に、すかさず容珮が進み出て、玉妍の頬を平手打ちしました
(
)。玉妍は「奴婢のくせに生意気だ!」と激怒しますが、容珮は、皇后と皇帝に代わって無礼を咎めて教育したのだ、と言い返します
。海欄も容珮の肩を持ち、公主を侮辱したことを乾隆帝に伝える、と脅しました
。
この様子を見ていた嬿婉は、早速追い打ちをかけてきます。永璇の馬の鞍に針を刺しておき、永琪との練習の際に馬が暴れるよう仕向けたのです。案の定、永璇は暴れる馬から落馬して足を骨折してしまいました。永琪は自分のせいだと悔やんだものの、決してわざとではないと説明します。玉妍は、如懿や海欄がわざとやらせた、と言わんばかりです
。
こんな時でも公正な如懿は、玉妍の言うとおり、永琪に関することで自分たちが関わるのはよくないと、すべての判断を乾隆帝に委ねました。乾隆帝は早速、李玉と雲徹に調査を命じます。雲徹はいち早く「針」を見つけましたが、下手に騒いだら如懿に迷惑が掛かると思い、李玉とともにこのことは伏せることにしました。李玉もまた事情を聴き、意地悪な玉妍のために如懿を窮地に立たせられない、と同意します。
また嬿婉は、寝物語に乾隆帝に、玉妍は如懿の仕業だと疑っている、と伝えました。乾隆帝が相手にしないでいると、もしかしたら玉妍が息子を使って如懿を陥れようとしたのではないか、と吹き込みます。乾隆帝は「憶測で物を言うな」と窘めますが、ま、猜疑心の強い彼のこと、一度聞いたことは忘れませんね
。嬿婉は相手の顔色を伺いながらの駆け引きが上手いですよね
。
一方で、雲徹は証拠の鞍を針ごと趙九宵に持ち帰らせました。が、これを妻の茂倩に聞かれてしまいます。しかも茂倩は如懿が雲徹に贈った靴も見つけました。以前から、雲徹には他に好きな女性がいることは察していたでしょうから、それが如懿だと知られるのも時間の問題かもしれません。嬿婉だと誤解する可能性もありそうですが。
巴林湄若の台頭
穎嬪こと巴林湄若(張佳寧、牧雲厳霜@海上牧雲記)が懐妊しました。湄若はジュンガルと敵対しているバリン部王の一人娘で、ジュンガルを牽制する意味でも清国にとっては大切な存在なのです。本人もそれを承知していて「後ろ盾」のおかげで寵愛されていると少し寂しく思う一方で、後ろ盾のおかげで嬿婉のように焦らなくて済むと余裕の構えでした。
その湄若も初めは玉妍におもねっていましたが、今や如懿を信頼しきっています。如懿もまた、湄若が幼い頃に父に買ってもらって大切にしていたという人形を如懿の子どもたちに土産として与えたことで、その素直な人柄をいたく気にいっていたようです
。
その湄若が道で犬を連れた玉妍と遭遇しました。玉妍は相変わらず不遜ですが、湄若も決して負けていません。今や玉氏王国よりバリン部の方が「後ろ盾」としては優れているからです。相変わらず如懿にも無礼な口を利く玉妍にビシッと言ってやってました。犬を飼うより、息子をきちんと教育すべきでは?
古株も負けていない
これは蘇緑筠も同様でしたね。玉妍への当てつけの如く、自分の息子には決して王座を狙わせたりしないと如懿に誓い、他の妃たちにも強要していました。
感想
嬿婉の誕生日を祝った乾隆帝は、そのまま嬿婉の寝所には泊まらず、如懿の下へやってきました。しばらく如懿と話した後、如懿といると気が安らぐ、と語ります。そうそう、その気持ちを決して忘れんで糟糠の妻を大事にせんといつか罰が当たるで~
。
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