如懿伝-紫禁城に散る宿命の王妃

如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃　ネタバレと感想　第23＆24話　凌雲徹が頼もしい

こん

2023/04/03

2021/03/25

如懿伝ウォレス・フォジョウ・シュン

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中国史劇、【如懿伝～紫禁城に散る宿命の王妃～】の23話「出会いと別れ」と24話「ひそかな見守り」を視聴しました。むはははは、やはりそうであったか。

以下早速ネタバレです。２話分合わせて先取りしておりますので、ネタバレされたくない方はまだ読まない方が良いかも～です。

ひそかな見守り

やはりですね、乾隆帝は如懿を忘れていませんでした。冷宮に送った時、ひそかに侍女の毓瑚に命じ、凌雲徹を如懿の護衛に付けたのだそうです。凌雲徹は「やんごとなきお方」からの命令だから秘密を守れと言われたので、これを誰にも明かしませんでした。如懿本人にも言ってはならぬと毓瑚が命じたのだそうです。

そ～れで乾隆帝が如懿の刺繍した手巾をこっそりしまっていたのですね。それは側仕えの阿箬も目にし、その意味に気づいていたようです。

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フィクサー海蘭

あれ以来海蘭は人が変わったようになりました。常に美しく着飾って馬鹿にされぬようにし、蘇緑筠を唆して第４皇子を産んだ玉妍に対抗させ「妃」に昇格させます。その蘇緑筠も、他の妃たちに比べればずっと良心的でしたが、他人の息子の永璜より、自分の産んだ子の方が可愛いのは致し方ありません。

また海蘭は蘇緑筠の侍女となった嬿婉が乾隆帝を狙っていると知るやすぐに蘇緑筠に入れ知恵して、花房へ異動させました。また、如懿の風湿が治らないと聞くと裏で手を回し、高与彬に「罰」を与える体で冷宮での診察を命じたようです。これで愛しい惢心にも堂々と会えると高与彬は大喜びです。

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伸びる魔の手

食事

一方、如懿に対する魔の手は、勢いを緩めませんでした。以前如懿の食事に「毒」を入れさせているのではないかと書きましたが、正確に言うと「毒」ではなくて冷えやすい体質の如懿に「寒性の食材」で作らせた料理を与えていたのだそうです。その結果、如懿のリウマチはますますひどくなっていたのだそう。

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毒蛇

また晞月は例の紙の人形について琅嬅に自分の推理を明かしました。冷宮にいる如懿がこれを使って皇子を呪い殺したと囁いたのです。琅嬅は必ず如懿を殺す、と誓いました。

晞月は早速双喜に命じ、大量の毒蛇を冷宮内に放ちます。如懿は腕を噛まれましたが、ふたりは必死に凌雲徹を呼びました。雲徹は蛇が苦手だという雄黄酒を撒いて蛇を退治してくれます。如懿が噛まれたところも毒を吸い出してくれました。

翌朝、高与彬が如懿を診察してくれます。蛇毒は処置が適切だったので問題なかったのですが、風湿がまったく改善していないことから、食事への細工が発覚しました。如懿と高与彬は、下手に騒ぎ立てて敵に気づかれてはならないと、食事はそのままにし、食材の寒性を抑えて温性を保つ薬を処方してもらうことにします。

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雲徹の献身

如懿は、何かと力になってくれる雲徹に好意を抱き、彼が嬿婉に振られたと聞くと、金が無いからと去っていくような女とは早く別れてよかったのだと慰めました。また毒蛇を退治してくれたお礼にと、靴の中敷きを手作りしてプレゼントします。これは夫や恋人に贈るものだそうで、如懿がどれほど彼を気に入っていたか伺えますね。

何せ雲徹は、如懿を助けたために太監たちに暴行されてもじっと耐えていたのです。友人は「頼まれただけだと言え」と心配しますが、雲徹は愚直に言いつけを守りました。

そして、これらはすべて乾隆帝に報告されています。

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父の死

如懿の父＝那爾布（なるぶ）が職務中に死亡しました。知らせを受けた乾隆帝はこれを海蘭に明かします。海蘭は、如懿を葬儀に行かせてほしいと懇願するも、乾隆帝は許可しません。その代わり、如懿を悲しませまいとして、かん口令を敷きました。葬儀には自分の名代として李玉を遣わします。海蘭も遺族を慰めに向かったそうです。

これを聞いた琅嬅は怒り心頭に発しました。乾隆帝が「息子を殺した如懿」を気遣うなど到底許せなかったのです。琅嬅は、海蘭からだと嘘をつかせ、如懿に那爾布の訃報を届けました。その上、太監の趙一泰（ちょういったい）に命じ、これまた海蘭からだと言って「紙銭」を届けさせます。宮廷で紙銭を燃やすことはすなわち「呪い」であるとして禁じられているのだそうです。