如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃 ネタバレと感想 第36&37話 復讐
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中国史劇、【如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~】の36話「敵討ち」と37話「譲れぬ親心」を視聴しました。いや~このドラマはホント、凄まじいですね。今や怖~いミステリーを見ている感覚です
。以下すぐにネタバレです。
敵討ち
晞月の侍女で、晞月の死後は古董房で働いていた茉心が天然痘に罹りました。茉心はこれを利用して琅嬅に復讐しようとします。生まれたばかりの永琮に天然痘をうつして殺すつもりなのです
。茉心は如懿と海蘭に協力を仰ぎましたが、如懿はキッパリ断りました
。
が、この話を玫嬪が聞いていました。玫嬪は早速茉心に会いに行きます。どうやらですね、まずは永琮の乳母に天然痘をうつし、その乳を介して永琮をり患させる計画だったようで、これがまんまと奏功しました。哀れな永琮は発症後すぐに隔離され、そのあまりにも短い一生を終えます。
琅嬅は嘆きに嘆きました。娘の璟瑟が、まだ私がいると慰めても、聞く耳を持ちません。琅嬅にとって娘など何の意味もなかったのです。
嫁入り
そんなことを言っていたために、またしても罰が当たりました。モンゴルから清王朝に嫡公主を嫁に欲しいとの打診があったのです。年ごろから言うと、鈕祜禄氏の娘で乾隆帝の妹に当たる恒媞(こうてい)が最適でしたが、既に長女を同じモンゴルの別の部族に嫁に出して猛省していた鈕祜禄氏は、次女の恒媞は遠くにやるまいと心に固く誓っていました。
娘など要らないと言わんばかりだった琅嬅も、いざ嫁にと言われると途端に惜しくなります。血を分けた子どもは璟瑟しかいないと、乾隆帝に抗議しました。
またしても板挟みになった乾隆帝は、如懿に愚痴をこぼします。如懿もその辺は抜かりなく、どちらも気の毒だと相槌を打ちました
。
鈕祜禄氏は、過去のことを持ち出して、いっそ如懿を嫁にすればよかったと嫌味を言います。琅嬅は負けずに、如懿は子どもができないから、どのみち恒媞を嫁に出す羽目になったとやり返しました。いや違うでしょ、あなたのせいで如懿は子どもができないのよ
。
こうして真っ向から歯向かう嫁を鈕祜禄氏が許すとは到底思えませんが、琅嬅の命はもう長くないようです。如懿に負けまいとして無理を重ねたからです。今は薬を2倍にし、人前に出る時は2刻もかけて化粧をしているらしい。(え?4時間??その方が体に良く無くない?
)
嬿婉
嬿婉が馬脚を露しました。これまでは、貧しいながらも教養のある女性を演じて(自分でもそう思い込んで?)いたようなのですが、乾隆帝に気に入られようと背伸びをした結果、実は何も知らないことが明白になります。意地悪な乾隆帝はこれですっかり熱が冷めてしまいました
。
でも嬿婉はこれで諦めたりせず、これからは日夜教養を身に着けると心に固く誓います。その上で、乾隆帝が意歡に飲ませている「子宝の薬」を侍女に命じてこっそり盗ませ、自分も飲むことにしました
。その前に侍医に確認したため、その侍医から斉汝に連絡が行きます。
斉汝は慌てて乾隆帝に報告に行きました。やはりあれは不妊の薬だったようで、鈕祜禄氏に権力を持たせまいとした乾隆帝の陰謀だったそうですよ。そんなんですから嫁入りの件も、結局は、娘をふたりもモンゴルの有力部族に嫁がせては鈕祜禄氏の権力が増すという臣下の忠告に従うことになるざんすね
。
感想
冒頭でも触れましたが、これが現代劇だったらもう止めたくなってるかもしれませんが、な~ぜか時代劇だと見れちゃうのが不思議ですよね
。結局は「籠の鳥」の女性たちをどこかで気の毒に思うからでしょうか
。その一方で、むふふふふ、現代劇なら乾隆帝は間違いなく血祭ざんすね
。それはそれで楽しそうですな
。
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