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如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃 ネタバレと感想 第4&5話 新しい名

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中国史劇、【如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~】もなかなか面白いですよね~如懿伝が面白い。確かに後宮内の権力闘争(愛憎劇)なのですが、それぞれに自分なりのプライドがあるところが、なかなか見ごたえがあります。以下早速ネタバレです如懿伝のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

乾隆帝の実母は誰?

これまでずっと、鈕祜禄氏は愛新覚羅・弘暦あらため乾隆帝の実母なのだと思っていましたが、そうではなくて養母という設定なのだそうです。しかも乾隆帝は、自らの実母についてなんらかのわだかまりを抱えていたようでした

真偽のほどは明らかではありませぬが、乾隆帝の実母はあくまでも「鈕祜禄氏」と公表されているそうです。でも巷では「漢人の陳氏」だという噂があったのだそう。満州族の愛新覚羅氏が支配してきた清王朝を倒して中華民国を建てたのが漢民族だからでしょうか

目には目を

そんなこともあって、乾隆帝はこれまでことのほか鈕祜禄氏を重んじてきたのですが、自分が皇帝になった今でも尚、寵妃の青桜を勝手に喪に服させたことがどうにも腹立たしくてなりません。そこで乾隆帝は鈕祜禄氏が住む予定の慈寧宮の「修繕」を理由に、ほかの太妃たちとともに寿康宮に止めおきました

方や鈕祜禄氏は早く慈寧宮に移りたかったのですが、自分から言い出したら、その代わりに青桜の禁足を解けと言われそうで黙っています。鈕祜禄氏はこの仲介を皇后の琅嬅がしてくれると期待しましたが、琅嬅では乾隆帝を説得できませんでした

その乾隆帝は養心殿副総管太監の王欽(胡明)に命じ、青桜への愛の証の「如意結び」(要するにエンゲージリングのようなものか)と、ふたりが初めて出会ったという思い出の芝居=牆頭馬上(しょうとうばじょう)の楽譜を青桜に届けさせました

王欽が、乾隆帝から青桜の品を何かもらってくるよう命じられたと語ると、青桜は、その時刺繡をしていた手巾を外して渡します。その手巾には「青桜と弘暦(ホンリー)」を意味する「青い桜と紅荔(ホンリー=マンゴー)」の刺繍が施されていたのだそうです

一方の青桜は、可愛がっている海蘭を呼び、彼女に成りすまして養心殿の乾隆帝に会いに行きました。手土産には手作りの菓子を持参し、乾隆帝の配慮は嬉しいが、それと「孝行」は別だと諭します。乾隆帝はでも鈕祜禄氏の親戚の訥親(ナチン)が朝廷で実権を握っているのも面白くなかったようですね。

青桜は「譲歩」も大事だと説得しました。後宮のことは鈕祜禄氏に任せ、乾隆帝は朝廷で存在感を示せばよいと訴えます。

乾隆帝は青桜の忠告を受け入れ、鈕祜禄氏を慈寧宮に移しました。この裏に青桜がいると聞いた鈕祜禄氏は青桜を呼び、禁足を解くと言い渡します。これからも、鈕祜禄氏に従順であるなら、烏拉那拉氏への恨みを忘れてやってもよいとほのめかしました。

嫌がらせ

新しい名

ここで青桜は思いもよらぬことを言い出します。青桜という名前はあまり好きではないから、これを機に「新しい名前」を鈕祜禄氏に付けてほしいと頼んだのです。望みは「永遠の愛を貫くこと」だと言い添えました。鈕祜禄氏は「如懿」という名を与えます。如意ではなく「如懿」なのは「懿」という文字には「静かな美」という意味があるのだそうです。

この世で最上の美は愛するものと過ごす日々。加えて静は動を制す。静であれば平穏でいられる。

そう言いながらも、本心は別のところにあるようですね。青桜改め如懿はすぐにそれを見破り「懿」そのものではなく「懿のごとく」、とはどのような意味か、と尋ねました。鈕祜禄氏は、美しく円満な日々など決して得られぬのだから「如し」(そのようなものだ)でよしとせよと言い放ちます。つまりは「嫌味」なのです

海蘭

そんなことまで頭の回らない妻たちは、早速徒党を組んで如懿に対抗することにしました。琅嬅と晞月、玉妍です。晞月は海蘭が如懿に協力したことを知ると、早速海蘭を自分の寝殿に住まわせると申し出ます。自分の近くにおいて見張るというのですが、与えた部屋は西の物置部屋でした

この晞月はこの機に「慧貴妃」という称号を与えられたそうですが、これを聞いた鈕祜禄氏は、あの晞月のどこに智慧がある、皮肉もいいところだと、嘲笑しました

延禧宮

肝心の如懿は嫻妃(かんひ)となり、延禧宮という、古くて遠い寝殿を与えられました。これは琅嬅の画策に乾隆帝がまんまと騙されたのです。今新しい名前をもらったばかりの如懿は目立たぬ方がよいとの理由でした。ちなみに「嫻」とは雅やか、上品などという意味だそうで、こちらはぴったりですね

一夫一婦制

その後如懿は、宮廷画家の郎世寧から一夫一婦制について話を聞きました。しかも西洋では「愛」が冷めたら、女の方から離縁できるというではありませんか!如懿はこの制度に大いに興味を示し、乾隆帝にも意見を仰ぎました。が、乾隆帝は相手にしません。何せもう両の指では足りないほどの側室がいるのですからね

怒った乾隆帝は、その後、延禧宮を訪れなくなりました。それでも如懿は黙って乾隆帝の絵を描くなどして時を過ごしています。乾隆帝も次第に如懿が恋しくなり、彼女の絵や書を描いて仲直りにやってきました。それでも、二度と一夫一婦制の話はするな、とくぎを刺します。

だって一夫一婦制は乾隆帝にとっては不都合かつ不愉快でしかありませんものね。その後も早速、琵琶奏者の白蕊姫(はくずいき、ハー・ホンシャン)に目をつけていましたもの

ほか

富察氏の策略

琅嬅は妃嬪たちが浪費しているのを咎め、今後は倹約するよう言い渡しました。そんな娘を富察氏は歯がゆく思い、侍女の素練に命じて、ライバルを排除するよう促しています。乾隆帝には既にたくさんの子どもがいますが、「帝」に即位してからの子どもを持つことが重要らしい

惢心

年若い侍医の江与彬(こう・よひん)と如懿の侍女=惢心(ずいじん~チェン・シャオユン)は幼馴染だそうです。嫁ぐ前から如懿に仕えている阿箬とは異なり、穏やかで優しい性格なのが好ましいですね。なにせ「心」が4つもあるんだものね。阿箬は一見如懿のために進言しているようですが、実際はその愚かさのせいで如懿の足を引っ張っているような気がしてならない今日この頃ですわ

感想

何せタイトルからして「悲劇の王妃」っぽいのが気がかりですわ。それに、乾隆帝が何かにつけて「永遠の愛」を誓うのがまたうさん臭いですものね。如懿のためにも、おばさんの邪推が外れてくれることを願っておりまするが

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