瓔珞 ネタバレと感想 14&15話 瓔珞は実にチャーミング
【瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜】の14話「盗まれた書」と15話「胸に刺した匕首」を視聴しました。いや〜瓔珞は実にチャーミングなキャラクターですね💕。時に応じていろんな表情を見せてくれるので、いったいどれが本当の彼女なのか、分からなくなるほどです。でもきっと「姉の仇」を討とうとする姿はあくまでも怒りがそうさせたのであって、本来は正直でおおらかな可愛い女性だったのでしょうね🌸。これは男性陣が夢中になるわけですよ😏。しかも傅恒はめっちゃ素敵ですし🤗。
以下ネタバレです。
盗まれた書
瓔珞は皇后から書道を習うことになりました。これって最初は「書けないふり」をしているのかと思ったのですが、そうではないのですね。いくら賢い女子でも身分の低い包衣の家柄では「学ぶ」ことは許されなかったのですね😔。瓔珞はたまたま賢いから一度見聞きしたものは忘れなかっただけで👍。
誠実な瓔珞は皇后の厚意に応えようと、毎日練習した紙に番号をふり、その上達が分かるように精進していました💜。ところがある日のこと、その中の1枚が消えていたことに気づいたそうです🙄。それが「怡親王による陰謀👿」に用いられました。怡親王は、その筆跡を真似て瓔珞から斉佳慶錫への手紙(恋文)を書かせたのです。そして慶錫本人には、瓔珞を御花苑へ誘うよう命じました。
でも瓔珞はそんなことでは騙されません😁。御花苑には大勢の太監を引き連れて乗り込みました🎶。案の定慶錫が手を掴んできたので、瓔珞は大声で助けを呼びます。曲者よ!ぶちのめして!!
そこへ怡親王がやってきました。慶錫は親王に、手筈通りの「嘘」をつきます。瓔珞が私を御花苑に誘って色仕掛けをしてきました😠!怡親王は待ってましたとばかりに瓔珞を捕まえようとします。でも瓔珞は、自分は皇后付きの侍女だから許可なく連行はできないと反論しました。それでも怡親王が言いがかりをつけてくると、そこに傅恒がやってきます😍。傅恒は、怡親王と慶錫が最近やたらと一緒にいるのはおかしいと見抜き、その動向を見張っていたのだそうです👍。しかもその夜、怡親王は傅恒をわざと当直から外したのだそう👎。
傅恒は近くで乾隆帝と対局をしていたと語り、事情は怡親王が自ら乾隆帝に説明するよう促しました。乾隆帝は、せっかくの楽しみを邪魔されたと苛立っています😤。怡親王は、侍衛の慶錫が瓔珞にしつこく誘惑されたとの報告を受け、慶錫を囮にして瓔珞を捕まえようとした、と説明しました。瓔珞は、皇后のために夜来香を摘みにきただけで、逢引きするつもりなら太監など連れてこないと反論します。
それで慶錫は、満を辞して「瓔珞からの恋文」を取り出しました。瓔珞は、こちらも待ってましたとばかりに「証拠」を出します。慶錫が「恋文」だと主張するその手紙の文字は、瓔珞が練習用の紙を無くした(盗まれた)時点での筆跡でした😎。それはもう1ヶ月も前のものだそうで、最近はもっと上達しているとのたまいます😤。手紙の紙質も「恋文」は上等な宣紙で、瓔珞の「ちり紙」とはまったく違っていました。
もうダメだと観念した怡親王は、さっさと作戦を変更します🐒。慶錫を見捨てることにしたのです。慶錫、お前の罠なのか?それで瓔珞は慶錫に、黙っていたら誰も助けてくれない、と促しました。慶錫も慌てて弁明します😨。私は怡親王に脅されただけ。理由は知らないが、指図したのは怡親王だ!😡
弘暁!親王たるものが恥を知れっ!!怡親王は乾隆帝の従弟なのだそうです😔。
尚も嘘をつき続ける怡親王に対し、瓔珞は己の推理を披露しました。自分は怡親王とは面識がないから恨まれる覚えもない。だから親王は皇后を狙ったのではないか?侍女の管理不行き届きを理由にその権力を奪おうとしたのでは😠?怡親王は無実を主張しましたが、瓔珞は乾隆帝に「公正な判断」を求めました。
が、乾隆帝が「たかが侍女ひとり」の意見を聞くはずもありません。それに相手は鉄帽子の爵位を持つ従弟なのです。気の毒な慶錫は杖刑100回の上罷免されたのに対し、怡親王は実質、蹴られただけでした。そこで傅恒が口添えします。傅恒は怡親王が金氏の侍女と会っているところを目撃したそうです。親王は渋々、金氏の兄で礼部尚書の簡は親友だ、その親友の妹が瓔珞のせいで降格されたと知って報復することにした、と(たぶん)嘘をつきました。
それで乾隆帝は金氏から、金氏の息子で第4王子の永珹を取り上げることにします。金氏に代わって淑慎に永珹を育てるよう命じました。金氏は必死で抵抗しますが、李玉は「命令だ」の一点張りです。それで金氏は「本当の黒幕=寧馨」の名を出そうとしますが、そこにその本人が現れました💦。寧馨は、金氏は儲秀宮にいるのだから、永珹はその主人の私が預かるべきなのにと言いながら、永珹を抱き上げて李玉に渡します。これは寧馨にとっても都合の良い「人質💀」なのです。
報復
瓔珞は、なんの罰も受けずに済んだ怡親王を決して許しませんでした💢。坤寧宮で行われる「福わけ」を利用して怡親王に報復します。「福わけ」とは、太祖がかつて配下と茹でた肉を分け合ったことから「建国の苦難と志」を忘れぬようにと受け継がれた伝統で、同じように茹でただけでなんの味もない胙肉(そにく)と呼ばれる肉が振る舞われるのだそうです。中には、あまりの不味さに吐き出して罰せられた者もいれば、それが嫌で密かに味をつけて食べる不届き者もいたらしい。瓔珞は爾晴に頼み込んで自分もその場に連れて行ってもらい、こっそり怡親王の肉に塩を振りました😈。と同時に乾隆帝への密告も手配したようです。
こうして怡親王は「祖先と神への冒涜」の罪で、今度こそ罰せられました🎉。乾清門侍衛の職を解き、宗人府(「宗人=皇族」を監督する官庁)に送られたそうです😜。乾隆帝は、外にいる侍衛たちの肉も調べさせました。なんと瓔珞は傅恒にも「胡椒と塩」を渡していたのですが😱、真面目な傅恒はこれを使いませんでした💕。
帰り道、当然、瓔珞は傅恒に問い詰められます。そこで傅恒は、瓔珞が傅恒を恨んでいるのは「阿満」のせいだと思い当たりました。でも傅恒は本当に阿満を知らないそうです。瓔珞が何を言っても信じようとしないので、傅恒は瓔珞に「匕首」を渡して、胸を刺せ=殺せと促しました。瓔珞は言われた通りに匕首を傅恒の胸に突き立てました。傅恒はもう一度、道義にもとる行いをしたことはない、断言します。瓔珞はそのまま逃げ出してしまいました。
一方の皇后は、瓔珞が怡親王を陥れたと見抜いていました👍。これまた何を言っても瓔珞が反省しないので「他人の過ちを責め続ければ己も生きづらくなる」と愉します。一方譲れば道が開けるものよ🌹。皇后は、自らも一歩譲って、瓔珞に「寛容」という言葉を100回書くよう命じました😁。
恋の予感
瓔珞は、いつ傅恒のことを切り出されるかとドギマギしていましたが、傅恒は何も言わなかったようです。皇后から「訓練中に怪我」をした傅恒に人参湯を届けるよう命じられた瓔珞は、用だけ済ませてそそくさと帰ろうとしました。が、二人の仲を微笑ましく思っている海蘭察は抜かりなく席を外します😏。
傅恒は再び瓔珞に、阿満を殺してはいないし、なぜ彼女が傅恒の玉佩を持っていたかも知らないと語りました。もし私が犯人なら、とっくに君を皇后に告発している、そう言われては、さすがの瓔珞も信じざるを得ませんでした。そして今度こそ退出しようとすると、傅恒が絡んできます。「復讐」のためとはいえ、これまでは笑顔を見せてきたのに、無実だと分かると一顧だにせぬとはあまりにも無情ではないか?😠
傅恒は瓔珞に持ってきた薬湯を飲ませるよう促します😁。私は病人だ。胸を刺されて十分な休養が必要だ。腕も上がらぬ。瓔珞が渋々飲ませようとすると、熱い、と文句を言います。それで瓔珞が仕方なく息を吹きかけてふうふう冷ましていると、傅恒がその手をにぎりました💕。君は本当に私を騙していたのか?なぜあの時深く刺さなかった??😠
そこへ、タイミング悪く海蘭察が戻ってきました🐒。おお、ふたりはやはりそういう仲か😏。冷やかされた瓔珞は逃げるようにして出ていきました😓。それで海蘭察が代わりに飲ませてやろうとすると、傅恒は自分で飲む😤、と断ります。ふん、飲めるんじゃないね😏。
仲間割れ
一方では、永珹を預かった淑慎が悪戦苦闘していました。何よりも永珹自身が母を恋しがって言うことを聞かないのです。その上金氏が、またしても罠を仕掛けてきました。永珹の乳母に銘じて、こともあろうに永珹にわざと風邪を引かせ、子どものいない淑慎に子育ては無理だという醜聞を立てさせたのです👿。
乾隆帝は危うくこれを信じるところでしたが👎、この危機を蘇静好が救ってくれました👌。乳母はたまりかねて白状します。風邪をひいたのも、お腹が痛いのも、すべては金氏の命令に従ったせいです!蘇静好は、金氏にとっての息子は「権力や富」を手にするための道具だと言い放ちました👊。すると金氏は、すべては淑慎と蘇静好の罠に違いない、と反論します。さすがの乾隆帝もこれには騙されず、金氏を答応に降格して北三所に移すよう命じました。
金氏は寧馨に助けを求めます。寧馨は、実の息子にこんなひどいことをするなんて見損なった、と金氏を突き放しました💀。金氏は(これまでさんざん利用してきたくせに)「今更よくも!」と激怒しますが、寧馨は(何か言ったら永珹の命はない)と仄めかします。これまでのよしみで永珹の面倒はみてあげる😎。でも乾隆帝は蘇静好の口添えもあって、このまま淑慎のいる承乾宮に置くと言い渡して帰って行きました。