瓔珞 ネタバレと感想 第50〜52話 性悪女の末路

【瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜】の50話「無実か無能か」、51話「乱心の裏で」、52話「剥がれ落ちた仮面」を視聴しました🎶。以前視聴した如懿伝もそうだったんですけどね、この瓔珞もミステリー要素満載ですよね💕。布石があちこちに置かれていて、しばらくすると、あ〜アレがコレだったのね😍、と納得させられる、ミステリー好きにとってもこれはたまらない展開です。以下ネタバレのあらすじです瓔珞のネタバレ感想行きますよ〜( `ー´)ノ

寝た子を起こす

ここでの「子」は皇后=淑慎です😎。今やすっかり後宮での地位を確立したと思い込んでいた淑慎は、父・那爾布のために膝当てを作っていました。そこへその那爾布が挨拶にやってきます。でも規律に厳しい淑慎は「こんな時間には会えぬ」と会いにいきませんでした。那爾布は「最後の別れ」に来たというのに😭。彼はこの時、不正を働いたとの罪で処刑を覚悟していたのです。

その後、那爾布の意図を知った淑慎は、急いで乾隆帝に訴えに行きます😨。那爾布はそもそも不正を働くような人間ではないことは、乾隆帝も百も承知していますが、皇太后は「無能は無実よりタチが悪い」と那爾布の処刑を主張しました😈。あの海蘭察ですら同じ意見です💦。本来罪を犯したのは他の多くの官吏たちらしいのですが、彼らを粛清したら大混乱になってしまうというのがその理由です。が、淑慎を慕っている和親王こと弘昼は、那爾布の無実を訴えました。

乾隆帝は、双方の意見を聞いた上で、那爾布の命だけは助けることにします。ところが、弘昼がその命令を牢に伝えに行くと、既に那爾布は亡くなっていました😱。自殺ということで処理されましたが、淑慎は皇太后に殺された💢と息巻きます。実際に不正を働いた者の中に皇太后の親類がいたのだそうです。自分の親類を庇うために那爾布が犠牲になったというのが淑慎の主張でしたが、さすがの乾隆帝も、今となってはもうどうしようもありません😔。

でもその乾隆帝も、本心では「無能な那爾布」に頭を痛めていたようです😓。自ら手を下すことはしなかったけれど、この結果にはどこかで安堵もしていたようです。その本心は瓔珞に見抜かれ、今やその瓔珞にはすっかり心を許していた乾隆帝も素直にこれを認めました🐒。

一方の淑慎は「皇后」という地位を得てすら、父一人守れなかった、という無念を胸に刻み、ますます冷酷に&計算高く💀なっていきます。何度も言うようで恐縮ですが、如懿伝の如懿は、とても賢かったけれど「冷酷さや計算高さ」とは無縁の女性だったので、この違いには愕然としちゃいますが😵、それはそれでドラマとしては面白いですよ👌。その淑慎が「本性」を剥き出しにしたシーンがまた圧巻でしたね〜😱。相手は静好です😎。

性悪女の末路

阿妍の反撃

あくまでも今のところ〜ですが、おばさんにとって淑慎は「悪女」ではあっても性悪ではありません。でも蘇静好は典型的な性悪女でした😠。も〜コイツを野放しにしておいたら、後宮中の女性たちが皆殺しにされちまいますよ蘇静好は悪魔!。それを命懸けで留めたのが、愉妃こと阿妍です阿妍はここでもかなりのフィクサー( `ー´)ノ。阿妍はかつて瓔珞に第5皇子の永琪を助けられて以来ずっと静好の配下になっていました。前回瓔珞の馬に細工をしたのもこの阿妍です😈。

でも乾隆帝は、この犯人は静好だとほぼ確信していました😁。焦った静好は(たぶん)阿妍にはっぱをかけます。その阿妍は密かに瓔珞に会いにいき、静好には逆らうなと釘を刺しました。それで瓔珞はついに第7皇子を殺したのは静好だと暴露します。さすがの阿妍もそこまでは知らなかったらしく、顔色を変えました😨。第7皇子が非業の死を遂げなければ容音も死なずに済んだのです。明玉などは「飼い犬に手を噛まれた😤」とあからさまに阿妍に反抗しました👍。阿妍は瓔珞に必ず静好を黙らせてみせると約束します。

阿妍は、自分の命より大事な永琪を使ってこの約束を実行しました💀。永琪を瓔珞の元へ行かせた後にわざと「中毒」を起こさせ、すべては瓔珞の仕業だと大騒ぎします💦。瓔珞はこれにも冷静に対処しました。これは後でまた触れますが、瓔珞を許して延禧宮の総太監となった春望に目配せして葉天士を連れて来させます🎶。葉天士は「中毒」に対する劉侍医の処方に誤りがあると指摘し、見事、瓔珞の無実を証明しました🎉。永琪は大量の人参を食べさせられて発作を起こしていたようなのです😠。

瓔珞は、阿妍が我が子にそのようなことをするはずがないと力説しました。横にいた淑慎も加勢します。黒幕は誰なの💢!?阿妍は満を辞してすべては静好の差し金だったと暴露しました。でもこれ、この時の玉壺の表情を見る限りでは「濡れ衣」だったようですよね。つまり阿妍は、我が子を犠牲にしても静好を葬ろうと大芝居を打ったのでしょう👌。その証に永琪には、今後は常に瓔珞を頼るよう言い含めていたそうです。そして瓔珞もそれに気づいていました。でも、今はとにかく「性悪女」を排除する方が先です容音皇后の仇討ちが先よ!( `ー´)ノ

乾隆帝は「優しくて賢い寵姫の静好」がそのような性悪だったことにショックを受けますが😨、直ちに監禁を命じました👍。相手が奴婢なら即死刑でしょうが、子を産んだ妃嬪への仕打ちは軽いのです😔。ちなみに阿妍は、永琪が懸命に皇太后に命乞いをしたことから「尼寺」へ行くことになりました。

第7皇子殺害の真相

その後、淑慎が玉壺を尋問しました😈。玉壺は必死で静好の無実を訴えます。そこで淑慎は「真実を語らないと玉壺の家族を殺す」と仄めかしました💀。追い詰められた玉壺はついに「第7皇子殺害の真相」を打ち明けます😍。淑慎はただちにこれを乾隆帝に知らせました。あの日の火事は出火ではなく静好が命じた放火だったと知った乾隆帝は我が耳を疑います😱。瓔珞は間髪入れずに明玉を呼び、静好が、真相を知った明玉を虐待していた事実も伝えました。これまでは確たる証拠がなくて言えなかったと説明します。乾隆帝は怒り心頭に発し、静好の降格と冷宮への幽閉を命じました

淑慎は瓔珞に加勢してやったとうそぶきますが、瓔珞は騙されません。淑慎は自分のために静好を排除したかったと見抜いていたのです👍。でもさすがに、静好をそこまで追い込んだのが淑慎だとまではまだ分からなかったようですね💦。

処刑

淑慎は冷宮にいる静好を訪れました。それで静好も、すべては瓔珞と淑慎の筋書き通りだったと気づきます😨。淑慎の思惑通りに踊らされて悪事を働いた挙句、その悪事が、瓔珞の巧妙な「罠」によって白日の元にさらされた👊。すべては容音を排除して自分が皇后になるためだったのだろうという静好の指摘にも、淑慎は「証拠はどこにもない😏」とせせら笑います。この時静好が明かしたところによると、あの夜、第7皇子の邸に「燃えやすい菊花炭」を届けさせたのは淑慎だったのだそうです😰。

淑慎は「善人ぶった容音」が嫌いだったと語ります。静好も「中立を保ちたかった淑慎」に、ことあるごとに派閥に入れと迫ってきた。今では息子の将来を言い訳にしているけれど、すべては傅恒に振られた私怨を晴らしたかっただけではないか。静好もようやく本音を漏らします。これまでさんざん容音と傅恒に尽くしてきたのに、ふたりとも静好など眼中になかったことが悔しくてならなかったのだそうです。

淑慎は連れてきた太監に命じ、静好の首を凧糸で締めさせて殺しました😱。翌日発見されたその首はちぎれかかっていたそうです💦。

まとめ

静好は容音に尽くしたと言うけど、それは「好意の押し付け」であって、容音が望んだものではありませんよね。淑慎のことだって、容音は決して「派閥」に入れようとなど思いもしていなかったのに😠。も〜こういう独りよがりな人間が一番タチが悪いですよ👎。勝手に尽くして勝手に怒って勝手に暴走する💢。まあさすがに殺さなくても良かったですけどね💦。

またちょいと気になるのは春望の本心です🙄。瓔珞が言っていたように「福の神」ならこれほど心強い味方はいないのだけれど、あれほど「恨み骨髄」的な物言いをしていた〜瓔珞というより乾隆帝への恨みが根深いらしい💀〜のが半年でその恨みを忘れられるものなのか、ちと心配です😥。

一方の乾隆帝は、瓔珞にすっかり踊らされながらも(実際にも踊ってましたね😁)、さすがに薄々気づいていたようでしたよね。瓔珞が貴妃になったのは「容音の仇」を討つためだったのではないか?乾隆帝に尽くしているのも芝居であって「愛情」からではないのではないか?😨 でもたとえそう思っても(気づいても)プライドが邪魔して言えませんよね😎。だってまんまと「利用された」わけですし。でも、瓔珞的には、多分、今乾隆帝に尽くしているのも「真心から💐」なのは間違い無いと思うのですよね。それが彼女の魅力なのだと今では信じて疑いません。いや〜魏瓔珞、実にお見事アッパレ!!としか言いようがありません😍。

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