瓔珞 ネタバレと感想 第53&54話 鬼畜の末路
【瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜】の53話「思惑うごめく親蚕礼」と54話「悪妻の最期」を視聴しました。ふん「妻」なんていう言葉を使うのもおこがましいし、こんな輩は「人間」ですらありませんでしたよ😤。以下怒りのネタバレです。
外道の悪事
皇后が取り仕切る親蚕礼を理由に、あの悪魔=爾晴がしゃしゃり出てきました😠。これと時を同じくして、辛者庫にいた琥珀が瓔珞に助けを求めにきます。瓔珞は邪険に追い返そうとしましたが、琥珀は「重大な秘密」を教えると取引を持ちかけました。琥珀は容音が自殺をしたあの日、爾晴が長春宮に来て話したことを聞いていたのだそうです。
それがなんともおぞましい話でした💀。恥知らずな爾晴は、子どもを失って絶望していた容音に乾隆帝との密通を打ち明けたのです。その日は確か第2皇子の永璉の命日で、かつ容音が爾晴のくれた秘薬で妊娠した直後でしたよね。妻の妊娠中に「その子は亡き永璉の生まれ変わりだ」などと言いながら、こっそり忍んできた爾晴を抱いた乾隆帝が獣のように思えたものでしたが、傅恒が言うには「爾晴が卑劣な手段(やはり媚薬か)」を用いたに違いないと言うことでしたっけ。
まさか陛下が私にお手をつかれるなんて。拒むこともできずに、私は子を宿しました😎。
自分で誘惑しておきながらまことしやかに嘘八百を並べ立てる爾晴です、容音は、弱った体に怒りをみなぎらせて爾晴を罵倒したそうですが、爾晴は白々しく、死なせてほしい、とのたまいました👎。姑にもこの事実を打ち明けると語った爾晴を容音は必死で止めたそうです😭。母上に言ってはならぬっ!!容音は、自分の周囲の人間はなぜこうも皆で容音を裏切るのか、と嘆きました。
琥珀の話を聞いていた瓔珞の手がぶるぶる震えていました。明玉もまた、あの日、琥珀が下着を手に偏殿から出てきたことを思い出します。あの肌着の持ち主は爾晴だったのね😨!?瓔珞は琥珀を隔離し、誰にも会わせないよう命じました。明玉は、爾晴のような卑劣な人間は刀で斬り殺すべきだと息巻きます🎉。瓔珞もまた真の黒幕は爾晴だったのか!💢と切歯扼腕しました😡。
リベンジ
もちろん瓔珞は黙っていません。親蚕礼を理由に仏堂から抜け出して宮中にやってきた爾晴をとっ捕まえて長春宮に連れて行きます。
破廉恥な爾晴はその前に乾隆帝に会いに行き、傅恒の悪口を並べ立てました。コイツは性格だけじゃなくてオツムも相当悪いです👊。乾隆帝はそれで福康安が傅恒の子ではなく、自分の子供に違いないと察しました😱。それともそれも計算ずくだったのか😡。でも爾晴は、福康安は間違いなく傅恒の子供だ、と主張します。乾隆帝はかつての過ちを思い出させた爾晴を一刻も早く追い出したいと言わんばかりでした。子供と引き離さないでほしいと訴える爾晴を冷たく追い出します。考えるから下がれ。
乾隆帝の前では涙を流していた爾晴が、太監にはエラソーに振る舞うのがまた実にいやらしくて寒気がしました😬。その太監はコイツを長春宮に連れてきます。そこには容音の大きな姿絵が祀ってありました。瓔珞と明玉はその前で口々に、どうしてあんなことをしたのか、なぜ、大恩ある容音を悲しませるようなことができたのか、と責め立てます。
爾晴は、何もかも瓔珞が悪い、と反論しました。同じ包衣でも自分は格上なのに、なぜ瓔珞がそれほど可愛がられるのか、憤懣やる方ないようです。傅恒と結婚できたのも、瓔珞を殺されてもいいのかと自力で傅恒を脅したからで、容音は一言も口添えしてくれなかったと文句を言いました。自分を馬鹿にした傅恒と容音を傷つけて、最高の気分だったと嘲笑います👿。
瓔珞は、そんな爾晴に自害を迫りました。爾晴は抵抗したようですが、おそらくは春望や小全子ら、太監に押さえつけられて殺されたのでしょう😜。ふん、いっそのこと(如懿伝の嬿婉みたいに)もっと長〜いこと苦しめてやれば良かったのにね😤。
そこへ、瓔珞と爾晴がいないとの報告を受けた乾隆帝が駆けつけてきました🐒。目の前に横たわる爾晴の姿に乾隆帝は怒りをあらわにします。どういうことだ、魏瓔珞😡!瓔珞は、容音が自殺したのは、爾晴が乾隆帝との密事を容音に曝露したからだ、容音は絶望して死んだのだと伝えました😠。
乾隆帝が弁明しようとしているところに、今度は淑慎がやってきます。乾隆帝は、爾晴は容音を思うあまり殉死したのだと嘘をつきましたが、淑慎は信じません。それでも乾隆帝がそう言い張るので、信じると語りながらも、自害ではなく病死にしようと提案しました。乾隆帝は瓔珞も「重病」扱いし、ただちに延禧宮に戻って療養するよう命じます。
罠
乾隆帝が去った後、瓔珞は、この一連のシナリオを書いたのは淑慎だったのかと察しました👍。というのも淑慎は、瓔珞が「乾隆帝は自分が手をつけた爾晴を殺せない」と言ったのに驚きもしなかったからです😈。そこで瓔珞は気づきました。そもそも琥珀を瓔珞の元によこしたのは淑慎ではなかったのか😨。あらかじめ琥珀からこの爾晴の話を聞いた淑慎は、瓔珞がこのことを知れば爾晴を生かしてはおかないだろうと踏んで、静好を殺した今、用済みとなった瓔珞を排除するために「罠」を仕掛けたのではないか?!😱
そういえば、少し前に琥珀が道端で淑慎に助けを求めたことがありましたよね。思えばあの時、淑慎はピンときて話を聞いたに違いありませんね😠。
明玉は淑慎にはめられたのかと悔しがりましたが、瓔珞は、騙されたおかげで爾晴を殺せた=容音の仇討ちができた、と納得していたようですね。でもさすがの瓔珞も、そこに至るまでのシナリオを書いたのもこの淑慎だったとはまだ気が付かないようです😔。それともそろそろ気づくのかしらね😎。
親蚕礼
そんな、冷酷無比の皇后=淑慎も、皇太后には苦戦していたようです😁。皇太后は、那爾布のことで自分に歯向かってきた淑慎の本性を見抜いたらしく、決して許そうとしませんでした。容音が毎年盛大に取り仕切っていた親蚕礼も、今年は中止しろと命じたのです。中止などしたら「新しい皇后」の面目丸潰れです。
まとめ
いや〜淑慎はともかく、大っ嫌いだった爾晴が死んでくれて心の底からせいせいしました。それに瓔珞も、これで乾隆帝の寵愛を失うぐらい、なんてことありませんよね
。だって瓔珞が側室になったのも「肉を切らせて骨を断つ」行為であり、瓔珞的に言ったら、こんなことは決して容音に誇れる方法ではないんだものね💦。容音が愛した乾隆帝を独り占めするなんて、瓔珞にしてみれば決して後味の良いことじゃないはずだし。小全子が飲むなと止めていた「毒」は「避妊薬」なのでしょう?瓔珞の性格なら、せめて子どもは作らない、と固く誓っていたはずですわ。
でも本当の黒幕=淑慎を倒すには、もう一踏ん張りしなくちゃいけませんよね😔。まあここまで来れば、あの世にいる容音も、瓔珞が乾隆帝を翻弄する姿を楽しみこそすれ、不快になど思わないと思いまするよ😁。むしろ、やれやれ、瓔珞、もっとやれ〜と応援しているかもしれません🤗。でも一番は、瓔珞が傷つかぬよう心配していることでしょう🌹。