瓔珞 ネタバレと感想 第55&56話 もう一捻りあるんでない?

【瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜】の55話「予期せぬ内通者」と56話「乳母の文」を視聴しました。やはりそうだったか〜と思う一方で、自他共に認めるへそ曲がりのおばさん的には「もう一捻りあるんでない?😁」とついつい疑っちまいまする🐒。以下早速ネタバレです瓔珞のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

予期せぬ内通者

それはズバリ袁春望です😈。春望は瓔珞に裏切られた恨みを忘れておらず、密かに淑慎のスパイとなって瓔珞へのリベンジを企んでいた、というのが今回のシナリオでした。その決め手になったのが「避妊薬」です。瓔珞は、やはり、乾隆帝の子を授からぬよう、葉天士に頼んで避妊薬を常用していたのだそうです。それを知っているのは春望だけでした。

今回それが思わぬところから露見します。虫が食った薬剤をすべて廃棄するのは勿体ないと考えた葉天士は、太監に命じてこれを市場で売却し、その利益で新たな薬剤を仕入れることにしました。ところがその太監はこれに合わせて「高価な冬虫夏草」を盗み出して持ち出そうとしたところ、そこをたまたま通りかかった乾隆帝に見つかってしまいます。乾隆帝に命じられた海蘭察が詳しく調べようとすると、そこに呉書来がしゃしゃり出てきました💦。呉書来は、皇帝も侍衛も「正攻法」で調べるだろうが、それでは真実は暴けないとのたまいます。この1年間で薬の流出がないか、徹底的に調べろ!!😤

こうして瓔珞が避妊薬を服用していたことが暴露されました。報告を受けた乾隆帝はすぐに延禧宮に乗り込んできます。円明園にいた頃から企んでいたのか😡!瓔珞はすべてを認めた上で、乾隆帝は容音を踏みにじり、その愛情を利用したと反論します皇后の元侍女=爾晴に手を出すなんて最低!( `ー´)ノ。なんでも容音が亡くなった後、乾隆帝は己の意に反した重臣たちを、容音の弔問に来なかったり国葬に反対したと言う理由ですべて処罰したのだそうです💀。乾隆帝も、容音を「刀」として使ったと認めました。最後まで皇后としての力を発揮させて何が悪い!😤

瓔珞はその無情さを厳しく批判しましたが、乾隆帝は、帝王とはそういうものだとのたまい、今後は避妊薬は必要ないと言い放ちました。もうその必要はない!😡(老いて死ぬまで紫禁城で孤独を託って生きるがいい💀)

乾隆帝の覚悟を悟った瓔珞は、延禧宮の奴婢たちに暇を出しました。もはやここに乾隆帝が来ることはないため、人手がいらなくなったからです。でも明玉と珍珠、そして小全子だけは自ら進んで残りました💜。春望に対して瓔珞は、何も言わずに一緒に来るよう命じます。行き先は淑慎のところです。瓔珞は、避妊薬のことを知っていたのは葉天士と春望だけだったことから、この秘密が明るみに出るように画策したのは、淑慎のスパイだった春望しかいないと結論づけたのだそうです😨。

あなたを信頼して全て任せていたのに、恩を仇で返されるとは思わなかったわ😤。

が、春望はキッパリ言い返します。先に裏切ったのはお前の方だ💢。淑慎は春望への見返りとして、呉書来に代わって内務府管事に抜擢することを約束していたそうです。避妊薬のことを暴いたのは呉書来だから、乾隆帝はもう彼を許さないと見越してのことです。また呉書来は皇太后のお気に入りだったそうで、それもまた淑慎には好都合だったらしい😈。

瓔珞は、淑慎の狙いがなんであれ、自分は既に目的=復讐を果たしたから未練はない、と出ていきますもうここに用はない。どうやら淑慎は懐妊もしていたらしく(もしくはそれも間近ということか)、瓔珞はそれにも気づいていました。あなたは最も辛抱強い狩人ですね😏。

磐石の体制

瓔珞に裏切られた乾隆帝はひどく傷ついていました。その傷に淑慎がすかさず入り込みます😈。皇帝の「孤独」を理解すると語り、自分が皇后として全面的にサポートすると激励しました。立派な皇后になるのが私の愛の証ですわ。これまで淑慎を「冷たい女」と思い込んできた乾隆帝は、これですっかり籠絡されてしまいます🐒。

皇太后の目論見

瓔珞は、乾隆帝には見限られましたが、皇太后には可愛がられました💜。信心深い皇太后のために、己の血で写経をしたりして尽くしています👍。皇太后は、そんな瓔珞を気に入っていたのももちろんですが、淑慎への対抗馬として瓔珞を重用していたそうです。瓔珞が干されて以来、淑慎の次に乾隆帝の寵愛を受けていた舒嬪は、そんな瓔珞が目障りでならず、明玉を苛めて憂さ晴らしをします👎。これには瓔珞も黙ってはいませんでした。たとえ落ちぶれても自分の方が位は上だとやり返しますよくも大切な明玉を苛めてくれたわね!

淑慎の反撃

舒嬪からこの訴えを聞いた淑慎は、瓔珞が自分から手を出すはずはないと舒嬪をたしなめました。が、春望は、瓔珞が宣戦布告をしたのではないかと淑慎を挑発します。

時を同じくして春望は、彼を恨んでいた呉書来を殺そうとして「ある秘密」を聞き出していました。それが「乳母の手紙」です。乳母とは乾隆帝の乳母だった温淑夫人を指します。そこには「第四皇子の生母は嘉興の銭氏で、鈕祜録(ニオフル)氏が彼女を殺して皇子を奪った」と書かれていました💀。何をするにも自分の手を汚したくない淑慎は、これを弘昼の母、裕太妃の遺品に忍び込ませます。弘昼はすぐにこれを乾隆帝に渡しました💦。

乾隆帝は、一旦は否定したものの、やはり気になってなりません。記録を調べさせても分からなかったため、皇太后こと鈕祜録氏本人に問いただすことにしました。私の生母は銭氏なのですか?皇太后は、最初は否定しましたが、乾隆帝の覚悟の程を知ると、ついに真相を打ち明けます。彼の生母は確かに嘉興に住む漢民族の銭氏だったのだそうです。

銭氏は、当時親王だった雍正帝の奴婢に過ぎなかったそうですが、雍親王が病になった際に献身的に看病をしたことで、側女になったのだそうです。生まれた弘暦(=乾隆帝)は「父の雍親王を皇帝にする」という非凡な運勢の持ち主でしたが、占い師は、銭氏ではその運勢を生かしきれぬと語ったのだそう。それで鈕祜録氏が弘暦を引き取って実の息子として育てることにしたのだそうです。銭氏は出産後に体調を崩し、数年後には亡くなったそうです。

この一部始終を瓔珞が物陰で聞いていました👍。

感想

冒頭でも触れましたが、この春望が、実は瓔珞が放った最後の刺客、ってことはないんですかね😁。瓔珞は、すべての謀略の裏には淑慎がいると察していたけど、その確証をつかめない〜だから、腹心の春望をその懐に送った🎉!だと楽しいんだけどな

いずれにしても、最後に墓穴を掘ってくれるのはあのオウムですよね😏。

また乾隆帝の母親が漢民族だったと言う話は如懿伝にもありましたよね。如懿伝では最初から、鈕祜録氏は乾隆帝の「養母」として描かれていましたっけ(真偽は不明🤔)。でもって如懿(ここでは淑慎)の叔母の烏拉那拉氏は雍親王の嫡福晋で、彼が皇帝に即位するとそのまま皇后に封じられたのですよね。彼女は満洲正黄旗の出身であり、母親は太祖ヌルハチの5世孫だったそうですから、雍親王に最初は格格として仕えた鈕祜禄氏よりずっと格上だったらしいです。ここではそうしたことには一切触れられていませんが、淑慎が皇太后(鈕祜禄氏)を敵視するのには、そんな背景もあるのかもしれませんね🐒。

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