瓔珞<エイラク> ネタバレと感想 8&9話 明玉にイライラ
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【瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜】の8話「玉佩の持ち主」と9話「太監の凶行」を視聴しました。も〜ここまでで誰がイラッとするって「どう見ても王妃より年上にしか見えない高寧馨」よりも、「誰よりも虎の意を借りて威張っている明玉」ですわ💢。あ〜如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃の阿箬を思い出しちゃう😤。

以下ネタバレです。
性悪な女たち
明玉
瓔珞は晴れて長春宮の侍女になりました。皇后に近づけば、それだけ弟の傅恒を探る機会も増えるというものです👍。案の定、早速傅恒がやってきたので、瓔珞は早速例の玉佩を取り出してこれみよがしに眺めていました。傅恒は用事が済むと瓔珞に近づいてきて、それは自分のものだと主張します。瓔珞は少しやりとりをした後返すのですが、この様子を明玉が見ていて、傅恒を誘惑したと言いがかりをつけてきました👿。瓔珞が反論したので打とうとしますが、そう簡単に打たれる瓔珞ではありません😏。それで明玉は大殿の掃除を命じてきました。
その後も何かにつけて因縁をつけてきます😠。それをもう一人の侍女の爾晴(じせい、スー・チン)が庇ってくれました。明玉は、瓔珞は今にきっと問題を起こすと文句を言いますが、賢い爾晴は、瓔珞は明玉ごときが叶う相手ではないと見破っています😁。長春宮で生き残るには、賢く振る舞わねば駄目よ。
案の定「問題を起こした」のは瓔珞ではなく明玉でした🎉。明玉は瓔珞に、皇后は茉莉花を大事にしているから触ってはダメだと命じたため、ある時嵐になりそうだと悟った瓔珞は、茉莉花を外に出しておいたら枯れてしまうと心配します。その意味がわからないアホな明玉は、雨など降らない、と豪語しました。しかも他の女官たちにも「瓔珞とは親しくするな」と釘を刺します。特に琥珀という女官は明玉と同類項です🐵。
その夜、瓔珞の言った通り、嵐になりました。皇后が茉莉花を心配して飛び出してきます😨。すると瓔珞が既に雨の中、茉莉花に油布をかけて守っていました💕。明玉がどんなに慌てて取り繕うと後の祭りです。爾晴は明玉を厳しく戒めました👊。その一方で瓔珞は、雨に濡れた女官たちに生姜湯を作って運んできます。熱いうちに飲めば寒気が治ると言われた女官たちは瓔珞を見直しました。でも琥珀だけは生姜湯も断ります😔。
高寧馨
瓔珞が長春宮に来たと知った高寧馨は、瓔珞の舌を切るよう侍従に命じました👿。瓔珞は、ここは皇后の長春宮だから、そこでの刃傷沙汰は皇后への不敬にあたると叫びます。でも寧馨は、自分が責任を取ると侍従たちを急かしました。とそこへ皇后がやってきます。寧馨は以前瓔珞に騙されたと伝え、瓔珞は騙した覚えはないと反論しました。皇后は爾晴を通して、罪を犯した女官を罰するのは、その女官が所属する宮殿の主だけだと言わせました。寧馨は、飼い犬が狼かどうかを調べた方がいいとの捨て台詞を残して去っていきます。
その後皇后から詳細を聞かれた瓔珞は「枇杷膏」の話をして聞かせました。皇后は大いに溜飲を下げたようですが、寧馨は執念深いから気をつけるようにと注意するのも忘れません。
一方の寧馨は、当然、怒りが収まりません。それを金氏が焚き付けました。瓔珞のような小物より、子を孕っている阿妍をどうにかすべきだと仄めかします。実際は自分の息子で第4皇子の永珹の地位が脅かされると心配しているのです👎。単純な寧馨はすっかりその気になって阿妍を殺す算段をしました💀。阿妍のもとにスパイを送り込み、阿妍が怡嬪こと柏氏の49日の法要をするつもりだと嗅ぎつけます。でも宮中では、皇帝や皇太后以外の何人たりとも法要をすることは許されていませんでした💦。寧馨は早速阿妍を自殺に見せかけて殺そうとします😠。
そこへちょうど皇后から、阿妍に人参を届けるよう言いつけられた瓔珞が永和宮にやってきました🎶。部屋の中から呻き声が聞こえたので、瓔珞が早速中に入ってみると、太監が阿妍の首を絞めています😱。瓔珞は手近にあった花瓶で太監を殴りつけました。太監は今度は瓔珞を殺そうとします。それで瓔珞は、床に落ちていたかんざしを拾って太監の首を刺しました。追い縋る太監をなんとかやっつけて外に出ると、そこに寧馨が太監たちを連れて現れます。捕まりそうになった瓔珞は慌てて部屋に逃げ込んで閂をかけました。また太監が襲ってきたので、頭をつかんで何度も床に打ちつけます
。
外にいる太監たちが扉を打ち破ろうとしたため、瓔珞は機転を利かせてカーテンに火をつけました👍。これで傅恒たちが駆けつけてきます。傅恒は、ちょうど瓔珞が太監たちに捕まった頃に到着したため、瓔珞は、何よりもまず阿妍の手当をしてほしいと訴えました。傅恒は瓔珞に詳細を尋ねますが、その証言をすべて寧馨が覆します😡。阿妍を襲ったのは瓔珞よ😤!しかも太監は「皇后の命令」で阿妍を殺そうとした、と答えました😵。駆けつけてきた皇后がどんなに反論しても、もう正直に言うしかないと豪語します。その上、認めてくれないなら自害する、と口に含んでいた毒を噛んで自害しました😱。
が、この太監の言葉をことごとく瓔珞が否定します💕。寧馨が瓔珞も刺客だったと言ったのが幸いしました😁。瓔珞は太監と戦ったことであちこち怪我をしていたからです。刺客として遣わされたなら、それなりの武器を持ってくるはず。私は何も持っていない。それに比べて寧馨は大勢の太監を連れてきた。寧馨は瓔珞を不敬呼ばわりしましたが、瓔珞は、そういう寧馨こそ皇后を疑った、とやり返します。皇后は瓔珞の話はすべて理にかなっていると言い渡しました。その上瓔珞は寧馨に「皇后に謝罪しろ」と促します。さすがの寧馨も謝らざるを得ませんでした
。
瓔珞の推理
怪我をした瓔珞に、傅恒が薬をくれました。瓔珞はこの機に「阿満」について尋ねますが、傅恒は知らないと答えます。瓔珞は、阿満は私の姉だと畳みかけますが、それでも傅恒は知らぬの一点張りでした😔。瓔珞は張女官に己の推理を語ります。姉の性格なら、もし玉佩を拾ったら持ち主に届けるはず。そうしなかったのは、持ち主が情人(恋人)か敵だったからだ。情人は姉を見捨てたけれど、姉は思い続けていた。姉を辱めたのは傅恒だ😡。
淑慎
輝發那拉・淑慎は(如懿伝の如懿と同じように)手芸が得意で、乾隆帝の靴を手縫いしていました🌹。それなのに乾隆帝は、そんなことは貴妃のすることではないと蔑みます😠。また淑慎の弟の常寿は賄賂をもらった罪で捕まったらしく、母親がその命乞いにやってきました。でも淑慎は、父の那爾布の潔癖さを口にし、自分が乾隆帝に命乞いをしたら、その父の名節を汚すことになると反論します。それでも心中は複雑でした。
その心を知った蘇静好は、乾隆帝ではなく皇后に頼めば良いと助言します。そうすれば淑慎の面目が立つというのです。でも淑慎は、面目のためではなく、乾隆帝の意向を尊重するためだと答えました。乾隆帝は不正を正すことで張廷玉と鄂爾泰(オルタイ)を牽制しようとしているからです。
まとめ
如懿伝の乾隆帝は、よく言えば優しい、悪くいうと「女好き」の印象が強かったのだけれど、こちらの乾隆帝は、より策略家のイメージが強いですね。女好きじゃないだけマシだけど💦、傅恒の方が凛々しくて素敵ですよね〜😁。瓔珞の前で初めて笑った時、その笑顔も素敵だったけれど、それを見た瓔珞の表情が、これまで見たことないほど柔らかかったのがとても印象的でした。