三国志〜司馬懿・軍師連盟〜ネタバレと感想 第11〜13話 勝敗ではなく善悪を問う
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中国ドラマ、【三国志〜司馬懿・軍師連盟】の11話「使者の任務」、12話「牢の中のふたり」、13話「楊修の企み」を視聴しました。おばさんの「司馬懿」に対するイメージがどんどん崩れて(=よく)なってきています😁。いや本当に素晴らしい。以下早速ネタバレです。
長子と賢人
かつて曹操は、荀彧と郭嘉のふたりの軍師に、世継ぎにふさわしいのは誰かと尋ねたことがありました。口で言うのは憚られると言うことで紙に書かせたところ、荀彧は「長子」と書き、郭嘉は「賢人」と書いたそうです。果たして賢人とは曹丕と曹植のどちらを指していたのか。曹操は、この二人の息子の器を客観的に比較しようとします。
曹操は、曹丕と曹植それぞれに「課題」を与えました。内容は、明日呉征伐に出兵する曹洪に「令旗」を届けよと言うものです。必ず辰の刻までに届くようにしなければ厳罰に処す、と言い渡しました。ただし、曹丕は東門から、そして曹植は西門から出ていくよう命じられます。
これを知った楊修は、何が何でも曹丕より早く任務を遂行しなければならないと主張しました。でも仲達は「勝敗よりも善悪を問われている」と結論づけます。その意味がすぐに分かりました。曹操は、それぞれの門番に「決して開けるな、開けたら(一族郎党を)殺す」と命じていたのだそうです😨。楊修は曹植の反対を押し切って、躊躇することなく門番を殺し、門を開けさせました👿。が、仲達は、同じく門番を殺そうとした曹丕を引き止めます。我らが問われているのは「善悪」であって勝敗ではない🌸。
その結果、曹植は無事任務を果たして褒美をもらい、かたや曹丕は罰を与えられました。仲達と一緒に牢に入れられたのです😱。でも仲達は既にこれを見越していて、阿照に動くよう命じていました👍。卞夫人や甄宓に曹丕を助けるよう懇願させたのです。ちなみに甄宓は今、曹丕の子を妊っています🌹。また崔琰も曹操に諫言に行きました。荀彧は、自分が行けば曹丕に不利になると、曹植の舅にあたる崔琰が来るのを待っていたそうです。この崔琰がまた素晴らしい人格者なのですよ😍。
一方で牢に入れられた仲達は、雑巾と水をもらって、牢の中を拭き清めました。曹丕は最初、そんなことをしても牢に変わりはないなどとふてくされていましたが、仲達が真心込めて清めたのは床だけではなかったようで、曹丕の心も穏やかになります。
が、曹操は十日後には出征する予定です。このまま出征されてしまったら、戻ってくるまで何ヶ月も牢で過ごさねばなりません。仲達はその十日が勝負だと語りました。そしてその推理は的中します。ちょうど十日目にふたりは解放されて、曹操を見送るよう命じられました🎉。も〜ここで仲達が曹丕の目を突いて「嘘泣き」させたのには大笑いでしたね〜😂。でも曹操は、曹丕の涙ながらの訴えよりも、お気に入りの曹植の詩に心打たれた、などとイケズを言います👎。
ところがその後、本当の「勝敗」が明らかになりました。曹操は曹丕に「留守」を任せたのです。戦の際に留守を任されるのは嗣子=世継ぎと決まっています😁。楊修は歯噛みをして悔しがりました。
知恵と浅知恵
それで楊修は丁儀に、仲達の兄の司馬朗を曹植に仕えさせるよう進言させます😨。つまりは体のいい「人質」にしようという魂胆です。これを知った仲達は、すぐにも出仕を断るよう兄に忠告しました。曹家のお家騒動に司馬家が巻き込まれてはいけない。このままでは、世継ぎが決まればどちらかが殺されてしまう😤!それにもし曹植が世継ぎになっても、司馬朗が重用されることなどあり得ない、そう仲達は考えたのです。でも司馬朗は、仲達に馬鹿にされたと誤解しました。もう仲達が何を言っても耳を貸しません💦。
この兄弟喧嘩を止めたのは春華でした👍。春華は仲達に、もし曹丕が世継ぎになれば、仲達が兄を助ければ良いと言い放ちます。これまで司馬家の長男としてこの家を守ってきた兄を、今度はあなたが助ける番よ。兄弟が守りあえばいいじゃないか。仲達は目から鱗が落ちました😍。早速司馬朗に、たとえ敵同士に仕えたとしても、我ら兄弟は敵にはならない、互いに助け合えばいい、と伝えます💜。春華はふたりに、今日は仕事を休んで家族皆で遊びに行こうと誘いました。
崔琰の忠告
一方の曹丕は、曹真に誘われて狩に出かけていました。戻ってきたその姿を見た崔琰は歯に絹着せず忠告します。袁紹は、その息子が放蕩のかぎりを尽くした結果、民の怒りを買い、賢明な臣下は皆去って行った。曹操が自ら出陣したと言うのに、嫡子が狩とは何事か😡。曹丕は「曹植の舅」の嫌がらせだと曲解しますが、話を聞いた仲達は、崔琰の忠告は有り難がりこそすれ、不満に思うなどとんでもないと忠告しました😤。これからは己を律するべきだと言われた曹丕は、曹真が止めるのも聞かず、狩の道具を一切燃やしてしまいます。そして翌朝早くに崔琰を訪ね、彼が出てくるのを待って謝罪しました。これからもどうか私を導いてほしいと🌸。
ほか
この間、曹丕は阿照を側室に迎えました。彼女を愛している叔達が、阿照が幸せになるなら、と潔く身をひいたのがまた感動的でしたね〜😭。ちなみにこの阿照ですが、おばさんはてっきり春華の実の妹だと思い込んでいたのだけれど、そうではなくて、赤の他人だったそうです。いわゆる義姉妹だそうです。
まとめ
三国志といえば「赤壁の戦い」と言っても過言ではないのに「曹操は大敗」の一言で片づけられてしまいました😱。曹操は魏王になります。いや〜どこに焦点を当てるかでこんなにも違うものなのですね〜😓。こう言っては何ですが、曹丕なんていたんだかいなかったんだか分からないものねえええ🙏。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜(^^)/。
ここの展開はなかなか面白かったですね〜。あたいはでも飽きっぽいので、こうしたお家騒動が延々と続くとつまんなくなっちゃうんですよ^^;。長丁場は時々変化が欲しいですよね。ま、あまり気負わずに続けていく所存ですので、気長にお付き合いくださいませね。こん