三国志〜司馬懿・軍師連盟〜ネタバレと感想 第2&3話 連判状の行方
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中国ドラマ、【三国志〜司馬懿・軍師連盟】の2話は「偽りの密書」、3話は「連判状の行方」です。1話を見た時には分かりにくかったことが、ここでようやくつながってまいりました😁。以下早速ネタバレです。
血の惨劇
曹操が皇宮に戻ってきたと聞いた献帝は、すぐに逃げ出そうとしました🐒。が、菫貴人は、必ずや父の配下が曹操を討ち果たすはずだと引き止めます。実際、菫承は皇宮の入口〜高くそびえる壁の上に刺客を配置しておいたのです。ところがこれもまた曹彰(子文、郭洺宇)によって壊滅させられてしまいました。曹操の傍には、ともに月旦評へ出かけた曹丕(子桓、リー・チェン)が控えています。こうして菫承の計画は総崩れしました😭。
曹操は、許都の県令をしている腹心の満寵(伯寧、王力)に命じて菫承を拷問にかけますが、菫承は決して仲間を裏切りませんでした。それで曹操は荀彧に菫承を問いただすよう命じます。実際荀彧は菫承らから仲間に加わるよう誘われていたのですが、そんなことはおくびにも出しません。
菫承は、今の朝廷を嘆いておらぬものなどいない、と豪語し、荀彧が連判状のことを口にすると、あからさまに侮蔑しました。由緒ある名門の士が曹操の犬に成り下がって私を責め立てるとは、恥知らずも甚だしいっ!!菫承は高らかに笑うと自ら舌を噛み、それを吐き出して、絶命してしまいます😱。
それで曹操は、今度は身重の菫貴人を引っ張り出してきました。献帝は必死で助命を嘆願しましたが、曹操は耳を貸さず、許褚に絞め殺させようとします。これには文官達も黙っていられず、曹操を謀反人呼ばわりしました😠。貴人は主君ぞ!天子の血脈を断つつもりか💢!曹操がせせら笑うと、曹彰の合図で彼らはすべて殺されます。この惨劇には皆が怯え、中にはお漏らししている文官もいました。ぶるぶる震え出した司馬防の姿に、司馬懿は父の関与を疑います😨。
と、そこでついに楊彪が立ち上がりました。罵倒された曹操は楊彪を捕らえるよう命じます。これを息子の楊脩が必死で止めようとしました。父は一時の激情で失言しただけです!!もちろん、そんな弁明を聞く曹操ではありません。曹操は己が治める司空府の臣下を除く官人全員を連行するよう命じました。司馬防と司馬懿の兄、司馬朗(伯達、李佑偉)も捕まってしまいます。
密告
楊修は曹操に、謀反人は司馬防で、父は無実だと訴えました。彼は司馬家で袁紹に宛てた手紙を見たことがあると証言します👎。曹操はすぐに満寵を司馬家に遣わし、司馬防の書房にあったものをすべて押収させました。使用人の侯吉(ライ・シー)は必死でこれを止めようとしますが、多勢に無勢で負けてしまいます。
留守を預かっていた春華は、切腹してまもない身でありながら、妹の郭照(阿照、タン・イーシン)とともに雄々しくこれに立ち向かいました。それで満寵は刀を抜こうとしましたが、一部始終を見ていた汲布(ルー・スーユー)が止めに入ります。彼は校事府で校尉をしていましたが、かつて黄巾族から春華を救ったことがあるのだそうです💜。郭照もまた、この汲布が曹操を狙う刺客のふりをしていたのを目にしていました。
満寵は、楊家から戻ってきた結納品の中から「袁紹宛の手紙」を見つけます。荀彧や曹丕は、たった1通の手紙で断罪するのは早計だと意見しましたが、楊脩とは友達らしい曹植(子建、ジーン・オウ)と曹操の軍師の 郭嘉(奉孝、曹磊)は、あっさり楊脩を信じました。というより郭嘉は、たかが老官ひとりのこと故、真偽はどうでもよいと考えていたそうです😠。
それなのに司馬懿はその郭嘉に助けを求めました。当然埒は開かず、それで今度は汲布に会いにいくことにします。当然、春華が来ると期待していた汲布は、その夫の司馬懿には何も語ろうとしませんでしたが、司馬懿が「妻がくれぐれもよろしくと言っていた」と念を押すと、ようやく事情を話してくれました。それで司馬懿は楊修が手紙を偽造したと確信します👍。
司馬懿は帰宅後、曹丕に助けを求めたが門前払いされたとこぼすと、郭照が使いを引き受けてくれました😁。郭照は偶然曹丕に「貸し」を作っていたのです🌸。曹丕は郭照との再会を喜び、いつでも会えるようにと剣を授けてくれた上、司馬防のことは荀彧に相談するよう忠告してくれました。司馬懿は早速荀彧に会いに行きます。
連判状の行方
司馬懿は何とかして大牢にいる父に会わせてほしいと頼みました。必ずや真実を聞き出してみせます!荀彧は司馬懿を面会に連れて行ってくれました。さすがの満寵も相手が荀彧では断れません。そこで司馬防は、誰が聞いても分からぬように「末っ子司馬孚の縁談」について切り出しました。彼は連判状を持っているのは楊彪だと言いたかったのです。司馬懿はすぐに察しました👍。
司馬懿は楊彪に会いに行き、連判状は自分が持っている、とハッタリをかまします。そういえば楊彪は連判状の無事を確認するはずで、そこを楊修が見つけたら、必ず燃やすに違いないと思ったそうです。案の定、その通りになりました😲。
司馬懿の作戦
次に司馬懿は再度荀彧に会いに行きます。司馬懿は、楊修を信じてはいけない、他人の筆跡を真似るのが得意な楊修は、連判状に荀彧の名前を書き足して脅すかもしれない、と仄めかしました😈。
一方の楊修も、司馬懿が荀彧に会いに行ったと知って慌てます。楊修はすぐに荀彧に会いに行き、司馬懿を殺すよう促しました。また曹丕も荀彧に会いに行きます。司馬防を見殺しにしてよいものかどうか、悩みに悩んでいたからです。荀彧は「自制」するよう忠告しました。
その後、荀彧は司馬懿を刺して川に落としたようなのですが、あれは「お芝居」ですよね?楊修は最後に、司馬懿が忠告したように、荀彧の筆跡を真似て連判状にサインすることもできる、と脅していたようなので、荀彧はきっと「ああやっぱり司馬懿は正しかった😏」と思っていたことでしょうよ。この様子は汲布も隠れて見ていました。
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