三国志〜司馬懿・軍師連盟〜ネタバレと感想 第31&32話 春華が可哀想
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中国ドラマ、【三国志〜司馬懿・軍師連盟】の31話「夫婦の絆」と32話「張春華の決意」を視聴しました。コメディ仕立てにはしてあったものの、やはり、春華の心情が痛いほど伝わってきて可哀想でなりませんでした。仲達も、どこまで本気なのか(芝居なのか)いまいち腹の読めないところが、たぶんこの人らしい(史実通りな)のでしょうけど、ここは本気だったと信じたいところです😤。以下簡単なネタバレです
。
春華の苦悩
仲達は仕事を言い訳に家に帰りませんでした💦。そこへ、その仲達によく似た策士の昭がやってきて、父に「上策」を授けます😈。母を避け続けるのは下策だ👎。仲達夫婦が口裏を合わせて柏霊筠を迎え入れ、逆に丸め込んで司馬家の味方にしてしまえば良いではないかというのです。春華がもう4日も食を絶っていると聞いた仲達は慌てて帰宅しました。仲達は春華がハンストをしていると思ったようです。
柏霊筠を追い出すためなら、体を壊してまで絶食する必要はない。絶食したふりをすればいい😁。
でも、仲達とは違って心根のまっすぐな春華は、策を弄しているのではないと答えました。仲達が側室を迎えるのを見るくらいなら、いっそ死んだ方がマシだ、と死を覚悟していたのです。仲達は、春華が死んだら自分も後を追う、と断言しました。私にとっては勅命より妻の方が大事だ。それは20年前から変わっていない🌹。
そこへ柏霊筠がやってきました。これ以上ふたりを苦しめることはできないと曹丕に告げると言って、司馬府を出ていきます。去り際に、春華の絶食は仲達による苦肉の計だと決めつけていきました💀。いや、仲達はそうだけど春華は違うから😤。
ここで柏霊筠は「東風」になりたいとも語っていましたが(借東風)、この2つは言わずと知れた「赤壁の戦い」で設けられた6つの虚構のうちの2つでやんすね🤗。
仲達はあらかじめ春華に、曹丕は次に「離縁」を命じてくるやもしれぬと伝えていました。春華も、すればいい、でもあの女は娶らせない💢、と豪語します。仲達もこれに同意しました。たとえ離縁してもそなたと共白髪まで添い遂げてみせる💕。これでようやく春華のご機嫌が直り、ふたりは夕食を共にします🌹。
一方では阿照もまた曹丕に勅命の撤回を訴えていました👍。でも「愛を信じない曹丕💀」に愛を説いたところで馬の耳に念仏です🐒。怒った曹丕は阿照を冷宮送りにし、司馬家の家風を変えるためにふたりを離縁させよと命じました。ただし、命だけは取らぬ!
阿照の冷宮送りを知った曹一族は、ここぞとばかりに「新しい側室」を送り込もうと画策します🐒。ふん、曹一族の考えることは結局、皆同じやね。
勅命
曹丕は、執事(宦官)の阿翁(施淳〜イン・グォファ)にこの勅命を伝えさせました。仲達の寵愛を得ているのに嫉妬するのはみっともないと諭す阿翁に春華は、夫婦は心を1つにして助け合うものだと反論します。私がほしいのは寵愛ではなく「恩愛(慈しむ心)」だ。悲しみを胸に秘めながら笑って側室を迎える婚姻などごめんだわ!閨房のことにまで口を出すなんて、それが皇帝のすることなの?!
仲達も、春華が側室を拒むなら、勅命に従うと答えました。慌てる阿翁と司馬防に対し、叔達と息子たちは余裕綽々です😁。春華の顔に笑みが浮かんでいたからです😏。すると今度は、自分は側室が3人もいるという陳羣が第2の勅命を携えてやってきました。今度は仲達の官職を剥奪すると言うのです。
この陳羣は、それより前に春華に「賢妻の心得」を説こうとして顔を引っ掻かれていたので、勅命はあっても及び腰です😂。この第2の勅命には司馬防や叔達も動揺していましたが、仲達はこれまたキッパリ断りました。そもそも士官したのは司馬家を守るため。たとえ世間に笑われようと、司馬府の主人は我が妻だ。命が取られぬだけ感激至極〜謹んで勅命を拝命する、と答えます🎉。
皆が涙を流して仲達を引き止めようとしたその時、やはり滂沱の涙を流していた春華が折れました😨。その姿を見た仲達は、これでもかと熱弁をふるいます💢。長年連れ添った妻を苦しめてまで・・・中略・・・そんな息子を司馬防が棒で殴りつけました😵。春華の決意に早く応えぬかっ!!まだ歯向かう気ならこの私が許さんっ!!
涙が床にポタポタと流れるのを構いもせず泣いていた春華がなんとも哀れでなりませんでした😭。小意地の悪い阿翁は「家族総出の芝居」と嘲りますが、素直な陳羣は「互いを思い合う美しき家族愛だ🌸」と反論します👍。阿翁は、陳羣も彼らの仲間だったかと笑って、柏霊筠を迎え入れました。毅然として去っていく春華を、陳羣は心から讃えます。これぞ誇り高き賢妻なり!素晴らしい女性だ!!
泣き出した仲達を見て阿翁は呆れて出ていきましたし、春華も阿翁同様「司馬家総出の芝居」だと理解していたようですが、史実はどうあれ、少なくともこのドラマの仲達のあの涙は悔し涙だったとおばさんは信じたいです😤。
後生畏る可し
曹一族が推挙した800余名は、ことごとく不合格でした😜。曹一族に焚き付けられた彼らは徒党を組んで尚書台に怒鳴り込んできます。陳羣と仲達はこの対処を鍾会に任せることにしました。彼らに鍾会の2次試験の問題を出させることにしたのです。鍾会が答えられなければ、合格が取り消される上、尚書台の権威も失墜してしまいます。自信たっぷりに引き受けた鍾会の姿は、仲達ならずとも、亡き楊脩を彷彿とさせました🌹。あまりにも歴然とした能力の違いを悟った不合格者は、一言もなく立ち去ったそうです😁。
一方の鄧艾は(たぶん)鍾繇の推薦を受けて試験を受けられることになりました。が、あがり症の鄧艾は、仲達や陳羣を前にすると何も言えなくなってしまいます💦。仲達は水を与えましたが、鄧艾は水ではダメだ!と言って恋人の子夜(趙昕)を連れてきました。彼女さえ側にいてくれたら、鬼に金棒なのです。鄧艾は、軍を駐屯させるなら、その兵たちに「屯田」も耕作させるべきだと訴えました。兵のうちの2割を農耕に回し、残りが守備を固めれば、その収穫は3倍になるとの計算です。その説明を聞いた仲達は大いに感激しました💕。
陳羣は鍾会を、仲達は鄧艾を「後生畏る可し」と讃えます。この若いふたりをどんな運命が待ち受けているかはまだ知る由もありません💀。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜(^^)/。
私の「三国志」に対する知識は、吉川英治氏の小説とドラマの「Three Kingdoms」から得たものが主なんですけどね、そこでの曹丕や司馬懿のイメージはあまりよくないのですよ^^;。でもここでの司馬懿=仲達はそんなに悪くない。確かに策士かもしれないけどそこに「ずるさ」は感じないのですよね〜。その分曹丕が憎たらしく思えちゃいます(苦笑。
今後のまた新たな展開が楽しみですね。こん