鏢門-Great Protector ネタバレと感想 第1話 辛亥の用心棒

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ウォレス・フォさん主演のアクションドラマ、【鏢門(ひょうもん)-Great Protector】を覗いてみました。「究極の武侠美学を貫いた硬派アクション大河ドラマの傑作!」というだけあって最初から迫力満点でしたね。唯一、漢字が多い割に字幕が小さめなのが、この漢字を見慣れるまではちと難点ですかね😔。以下早速ネタバレです鏢門のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

鏢門とは?

ネタバレに行く前にふと「鏢」とはなんぞや🙄?と思ったので調べてみました。これは槍投げなどの投擲の武器を指すそうで、日本の忍者が使っていた手裏剣(小刀のような形)に似ているものらしいです。この文字を使った「鏢局」はいわゆる「匪賊」から荷物やその所有者を守りながら目的地まで運ぶ職業を指すのだそうです。現代風に言うとガードマンを兼ねた運送業者というところでしょうか😎。これに従事している人々が「鏢師」と呼ばれているらしい。

この鏢師は当然武芸に秀でることとなり、そこには師弟関係も生まれたそうで、それが「武芸の門派」と類似していることから「鏢門」と言う言葉ができあがったのだそうです。

大鏢頭

主人公の劉安順(りゅう・あんじゅん〜ウォレス・フォ、乾隆帝@如懿伝太谷鏢局の鏢頭・戴海臣(たい・かいしん)から大鏢頭を任されました。誠実な安順は、武芸の腕前ももちろんのこと、誰よりも「規律」を重んじるからです。還暦を迎える海臣は引退し、安順を娘の(リウ・イーハン)の婿にしようと考えていたようですね。この海臣はロシアへの護送路を刀一本で開拓したという武勇伝の持ち主だそうです

その戴海臣の還暦祝いの日、安順は、太谷鏢局開局以来の不名誉を回復しようと奔走していました😨。鏢師の馬奎(ば・けい)が護送中の荷物を土匪に奪われてしまったのです。相手は「はぐれ雲」の異名を持つ親分でした。このような場合、彼らの「掟」では「車ごもり」という賭けをするのだそうです。馬車の中にはぐれ雲と安順がこもって、中で酒を飲んでいるところを、安順の部下が目隠しをして馬車を狙い撃ちすると言うものです。これをはぐれ雲の手下が監視するのです。

はぐれ雲は、これまでずっと彼が生き延びてこれたのは「車ごもり」をすると見せかけて、実は車内で相手を殺していたからだと仄めかしました😏。安順は、そんなことをしたら2発の銃声が鳴り響く、それは「はぐれ雲」の名声が地に落ちることを意味する、と反論します。あんたには撃てない😼。

はぐれ雲はすっかり安順を気に入り「友」として認めました。荷物も無事に返してくれます💜。

その後安順は、この荷を護送した馬奎を問い詰めしました。なぜ正規の護送路ではなくこの道を選んだ😡?馬奎は、自分の馬車を買うために、少しばかりの革製品を売ろうとしたからだと答えます。そのために兄弟たちを危険な目に遭わせたのか!?💢

安順は早速彼を破門することにしました。仲間の李希平(り・きへい〜リー・ジェン)は馬奎には病気の子がいるから金が要るのだと庇いましたが、頑固で融通の効かない安順は、決して折れようとしません。でも昔から安順をよく知っているらしい馬奎は、むしろ、お前が大鏢頭なら鏢局の将来は明るい、と言って拳銃で自殺してしまいました😱。これにはさすがの安順も驚愕し、初仕事の際に作った大切な刀を叩き折ってしまいます💦。

安順の母は、安順の父が命と引き換えに遺してくれた馬車を差し出し、これで故人を弔ってくるよう促しました。が、安順はあくまでも個人的な訪問だと言い張ったため、馬奎の妻は怒りを炸裂させて、その馬の首を刎ねてしまいます😭。安順が嘆くと、夫の命は馬より安価なのか、と罵倒しました。当時は鏢局の仕事も少なくて、誰もが多かれ少なかれ掟を破って私的な売買をしていたそうで、仲間たちも皆、馬奎とその家族に同情していたのです。掟は人情と一体だ。これでは皆離れていってしまう😔。

とそこへ戎が父の名代=鏢門の代表でやってきました。戎は馬奎を「一門の人間」だと語ったため、ようやく妻の気持ちが収まります。でもそれじゃあ安順の立場がありませんよね😿。

山猫

一方で「山猫」(ダン・ハオユー)という恐ろしいキャラも登場します😨。も〜現代ドラマで言ったら絶対に「サイコパス」です。彼の母は西洋人らしく、彼は碧眼らしいのですよね。それでいつも色眼鏡を掛けていました。あ〜言われてみれば肌の色も白いです。彼を育てたのは張端和(ちょう・たんわ)といういかにも温厚な男性でしたが、山猫はそんな恩人の端和ですら信じず、自分の愛人だった趙秀との仲を疑って彼女をあてがおうとしました👎。でも端和はきっぱり断ります👍。

また山猫は、過親分という匪賊の地盤を狙って根回しをしていました。この過親分は、匪賊とはいえある一定の仁義を通してきた人物のようで、金銭欲の強い山猫は常々この目の上のたんこぶを排除したいと考えていたらしいのです。それで、彼の縄張りで隆泰票号の銀子を奪おうと計画しますが、その際は必ず戴海臣自ら護送すると聞いた山猫は、海臣の誕生日を利用し、誕生祝いと称して「爪に毒を塗った猫」を贈りました。これに引っ掻かれた海臣はすぐに毒に気づきましたが、周囲には「持病」と偽ります。その一方で密かに使用人の段五に命じて解毒剤を手配させました。それを飲めば3ヶ月で治癒するらしいのですが、これを山猫がいち早く確認していたのがなんとも不気味です😥。

結局、隆泰票号の若旦那=謝還は銀子の護送を安順に頼んでいたようですね。

感想

あ〜ようやく漢字地獄から解放されたと思ったのに、また新しいのが始まっちまいました😅。また慣れるまでが大変だけど、その分ストーリーも面白そうだから仕方ないですね。続きもとっても楽しみです💜。

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