鏢門-Great Protector ネタバレと感想 第11&12話 捻軍三傑
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ウォレス・フォさん主演のアクションドラマ、【鏢門(ひょうもん)-Great Protector】の11話「格格(ゲゲ)の縁談」と12話「暗がり峠の首領」を視聴しました。これは回を重ねるごとに面白くなってきますね〜🎶。もう続きが見たくてたまりません😻。以下早速ネタバレです。
縁談
荘親王家の令嬢で第9貝勒の姉の沁(しん)が広順鏢局を訪れました。劇中、格格(ゲゲ)という言葉が使われていましたが、ここでは「王女、令嬢」を意味するそうです。清王朝では親王の側室を指していましたよね〜確か🙄。で、その沁格格が言うには、親が勝手に袁世凱の息子との縁談を決めてしまったのだそうです。それで格格は、1万両を払うから東北の故郷に逃げる護衛をしてほしいと安順に頼みにきたのでした😵。
さすがの安順もこれは引き受けられません。それでも、せめてその「謁見」を見届けようと出かけていきました。とそこへ革命軍が現れて爆薬を投げつけます😨。安順は身を挺して沁を庇いました。と同時に、そこにいた袁世凱も助けたことになったようです👍。
袁世凱は早速安順を呼び出しました。命を救ってもらった礼をするためですが、安順は、護衛をしている沁格格を助けただけだと固辞します。袁世凱が提示した「1万両の銀票」も「侍衛長」の座も辞退しました。これが結果として安順を救うことにつながります。この後、執念深い賈克木が路瑶婷を匿った罪で安順を連行するのですが、この袁世凱と、襲撃のおかげで破談になった格格が、安順を釈放するよう口添えしてくれたのです🎶。格格はその上快利銃もたくさんプレゼントしてくれました🎁。安順が袁世凱の礼を断ったと聞いて憤慨していた佟哈は大喜びです🐒。
戴海臣
捻軍三傑
希平と戎のみならず、戴海臣も密かに北京を訪れていました。最初は隆泰鏢号の謝還を訪ね、今後の政局について話し合っています。ふたりとも、今は鏢師と商人ではありますが、元はどちらも「反清勢力」の急先鋒だったのだそうです。特に海臣は、夏啓尊や、現在は暗がり峠の匪賊の親分=路宗山とともに(たぶん)山猫の父親だと言う元帥のもと「捻軍三傑」と呼ばれていたのだそうです❣️。また謝還は学生時代に、現在の革命派で夏啓尊の屋敷にいる閆金水(えん・きんすい)と義兄弟の契りを結んだ仲だったのだそう😲。
謝還は将来の政局を尋ねる海臣にこう分析して聞かせました。朝廷は袁世凱を呼び戻して再び重用したが、袁世凱は納得してはいないだろう。立憲派の彼は地方の有力者とも密接な繋がりがあり、革命派が彼らの支持を得れば状況は大きく変わってくる。天下はいずれ新たな色に塗り替えられる(革命は成功する)だろうと予言していました👌。
化勁(妖術・爆)
次に海臣は、偶然通りかかった鍛冶屋を訪れます🍀。そこは安順が刀を頼んだ場所ですから、実は偶然ではなく既に知っていたのかもしれません😎。鍛冶屋が作った安順の刀は、かなりの出来だったようですが、海臣に言わせると「焼き入れ」の際の水の温度が足りなかったらしく、このままだと硬さは十分だがしなやかさに欠けているため、何度も戦っているうちにいずれは折れてしまうのだそうです。弱点をズバリ指摘された鍛冶屋は大いに嘆きました😨。今から作り直すことはできないと言われたからです。
海臣は、知らん顔をして売れば気づかれないとうそぶきましたが、鍛冶屋は、客を騙すような真似はできないと答えました👍。それで海臣は「客が満足する方法」を伝授します。鍔を外せば良いと言うのです。普通なら、そんなことをしたら刀で指を怪我してしまいますが、怪我をしないように工夫することで「新たな技」を身につけることができるのだそう🌹。
それが、かつて戎がエルヘに使った化勁という技でした。さすがは安順、すぐにこれに気づいてエルへに見事勝利します。エルへは、おまえも「妖術」を会得したのか😱、と慄きました🤣。安順はこの技を持って端和と戦い、これにも見事に勝利します🎶。端和から頼まれて立会人を務めた夏啓尊は、端和の負けを宣言しました。その啓尊は、安順が化勁を使ったことから、海臣が技を伝授したと見抜いたようでしたね。安順もその時は否定しましたが、後に師匠の影を察していたように見えました🍀。
安順は、早速瑶婷を連れ帰ろうとしますが、啓尊からあと10日置いていけ、と命じられてしまいます。安順を心配した希平が安順の跡を付けてきたので「一人で来るという約束を破った」と責められてしまったのです😔。どのみち警察が瑶婷を捜しているそうだから、鏢局には連れ帰らぬ方が良いだろうと言われた安順は、啓尊を信じることにしました。で、その判断は正解だったのです👌。
獣の躾
とはいえ、瑶婷には山猫の魔の手が伸びていました😈。とそこへ、海臣がやってきて山猫を拉致していきます🎉。山猫の性根を叩き直そうとして、彼を路宗山に預けることにしたのです👍。コイツは「黒旗の元帥」の息子だ。あとはよろしく頼む。以前海臣の誕生日に「捻軍の旗」を贈ってきたのは端和だと思っていましたが、この宗山も一枚噛んでいたようで、海臣は「猫」はその礼だとのたまいました。宗山は海臣が引退しようとしていたのが面白くなかったようですね。
それで海臣は、誰とは言わず、弟子の安順がいなかったら、娘の瑶婷が襲われるところだったと教えました。こうして安順は、知らないうちに宗山にも「貸し」を作ります💜。海臣は宗山に旗を渡し、いつか猫に渡してやれと言って去っていきました。
親心
海臣はまた杜戴山の三礼鏢局も訪れました。海臣は、希平に持たせた土産だけでは心許なかったらしく、自らも安順のことをよろしく頼むと頭を下げにきたのです。安順に仕事が渡る代わりに、自分が従来の護送路を譲るとまで申し出ました。戴山は恐縮し、そんなことはしなくても安順には協力すると約束します🌹。でも海臣は、決して損はさせないと語りました。だが、くれぐれもわしの名は伏せておいてくれよ😉。
安順の評判
戴山を除く大鏢頭たちは、安順が王侯貴族の後ろ盾を得て台頭してきたことに不満を抱いていました😠。が、戴山は、それは安順が実力で手に入れたものだ、と反論し、今後は安順にも敬意を払うべきだと促しました👍。大鏢頭たちも、日頃から鏢局を目の敵にしている賈克木が安順にしてやられたのは痛快だったらしく、戴山の言葉を素直に受け入れます。海臣が戴山を訪ねてきたのはその直後でした🌸。
新たな依頼
謝還は金水に武器を用立てました。ただし運ぶのは自分たちでなんとかしろと言い渡します。金水は、ずっと肌身離さず持っていた数珠を謝還に差し出しました。もう命を捨てる覚悟なのですが、謝還は、何が何でも生き延びろ!と言い渡します。いつか必ず返す日が来る。
この「仕事」を安順が依頼されました💀。引き受ければ瑶婷を帰すと言われた安順は、仕方なくこれを引き受けます。
感想
「人質」のはずの瑶婷が、どこへ行っても&相手が誰だろうとエラそーなのがまた楽しいですよね😁。肉を刀(ナイフ)で食べるのは山奥の野蛮人だけだとのセリフにも大笑いでした🤣。彼女の子分たちが、あまり役には立たなそうだけれど🐒、一応「若親分」を心配して探し回っているのも健気です👍。安順が思わず差し入れをしたくなる気持ちが分かりますよね🎶。続きもとっても楽しみです💝。
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