鏢門-Great Protector 最終回ネタバレと感想 掟は死なず
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ウォレス・フォさん主演のアクションドラマ、【鏢門(ひょうもん)-Great Protector】も、ついに昨日が最終回でした。途中何度もお休みが入ってしまったので、正直なところちと気が抜けてしまった感はありますが💦、それでも壮大なスケールのこのドラマだったからこそなんとか最後までモチベーションを保っていられたのではないかと確信しています。本当に素晴らしかった👍。できればもう一度、今度は休みなしで一気にのめり込みたいものです💜。以下最終回「掟は死なず」のネタバレです。
復讐
安順はその後1年に渡って克木を脅し続けました😏。それも、これまでのように正々堂々とではなく「生かさず殺さず😈」を繰り返していたそうです。そうすれば克木が「生きた心地がしない」だろうから😁。でもある日ついに馬車で出かけようとした克木を馬車ごと拉致し、郊外の、おそらくは瑶婷の墓の前に連れてきました。しかも両足を引っ張って引きずってきたのです。克木は、瑶婷を殺したのは希平の指示だ、政府の役人である彼を殺したら重罪だ、と脅します。お前に人は殺せない。お前は人を守る鏢師だ🐵。
安順はそうだ、俺は鏢師だから人は殺せない、と答えました。でもお前は人ではない。
みっともなく命乞いをする克木を、安順は一気に殺しました。そしてその首を掻っ切って警察署の克木の机の上に置いてきます
。こうして安順は指名手配されました。
その手配書を見た佟哈は早速エルへに知らせに来ます🎶。克木が死んだと聞いたエルへは声を大にして喜びました。これぞ年貢の納め時だ!佟哈は威勢よく秀児に料理を持ってこいと命じます。エルへと飲むぞ
!秀児もせっかくの朗報だから奢るわ、と大盤振る舞いしました💕。
一方の安順は戎を連れて母の墓参りに来ています。戎は、恥を忍んできた、どうか希平が過ちを悔いて罪を償えるよう導いてほしいと祈り、手作りの餃子を捧げました。いつの間にか、佟哈やエルへ、秀児に振武も来て遠くから二人を見守っています🌸。
最後の仕事
段祺瑞総理が退陣したとのことだったので、時代はちょうど1918年(パリ講和会議の頃)だったものと思われます。広順鏢局に杜戴山が現れました。段祺瑞の退陣に伴って侍衛長の役目も終わったそうで、また鏢師になりたくてやってきたのだそう🎶。安順は大いに歓迎してくれました。そしてその戴山と出かけた護送が最後の仕事になったそうです💐。戴山は久しぶりに合言葉の「友よ、参る!」を嬉しそうに叫びました。
その後「安直戦争」(1920年)が始まります。北京はまたしても騒乱の渦に巻き込まれ、克木事件の捜査もすっかり立ち消えとなりました😎。護送路も寸断されて、もはや荷を運ぶどころではなかったそうです。安順もついに鏢局を閉じることになりました。銀行へ顔を出すと、馴染みの店員から「希平が警察局長になった」と聞かされます😨。
鏢局に戻った安順は皆を集め、鏢局を守れなかったと謝罪しました。エルへは、こうなったのは世の中のせいで安順のせいではないと慰めます。戴山も、もはや北京の鏢局で残っていたのはここだけだ、ここまで続いたのは安順のおかげだ、と称えました。佟哈も、責任感が強いのは結構だが、世間の風まで責任を負うことはないと笑います😏。
義理堅い安順は「掟」に従って退職金を払おうとします。エルへは断ろうとしましたが、佟哈が止めました。止めたところで聞きやしないから、思い通りにさせろと勧めます。でも佟哈も一旦もらっても返すつもりだったのです👍。祁さんと陳さんが金を配って最後の仕事を終えると、安順は、本来ならここを二人の終の住処にしたかったのにできなかったからと言って、その二人から受け取った金をふたりに渡しました😿。エルへと佟哈もこれに倣います。鏢局は消えても「掟と人情」は消えない💜。戴山と他の鏢師たちも続きました。
対決
こうして誰もいなくなった鏢局に希平がやってきました。安順はそれが分かっていたようで、椅子に座って待っています😠。希平は全てを失った安順を嘲り、戎と娘を返せとのたまいました。安順は、鏢門を裏切った希平はふたりとの縁も切れたと答えます。鏢門は消えても掟はある。お前の心にも。
希平は、安順などいつでも克木殺しで逮捕できるのだと息巻きました。安順は、奴は極悪人だから殺すのが遅すぎたくらいだと答えます。そして希平についても、祖師様への誓いを果たせと迫りました。ケジメをつけなければ看板を下ろせない。すると希平は、安順が克木を殺害したという証拠の書類を燃やしました。それで「銃弾一発の情け」を返したとのたまいます。
安順は掟を破った希平を懲らしめて、悔い改めさせようとしました。が、希平は、仲間を殺したのは旅団長に蘭蘭を人質に取られて脅されたからだと弁明します。殺す気はなかったが、逆らえなかった。安順は、もしそうだとしても母と瑶婷を殺した、と食い下がります。希平は、殺したくて殺したのではないと言い訳しました。実の母のように慕っていた。希平はただ安順に敗北を味わせたかったのだそうです。俺は掟を守りたかったけれど天が俺を締め出した!機会をくれなかった!!😭
安順は、すべては自業自得だと言い放ちます。すると希平は、己の寿命があと1ヶ月ほどしかないと打ち明けました。それでも俺が悪いというのか?そこへ戎が現れました。すべて安順の言うとおりだ、自分が選んだことへの報いが来たのだと言い渡します。そして、もはや悪魔と化した希平には蘭蘭を会わせない、と明言しました。どうか悔い改めてほしい。あの子が成長した時、父親を恥じてほしくない。でも戎はその蘭からの手紙を差し出します。蘭蘭は何も知らずに父を恋しがっているのです😔。
戎は、過ちを自覚していたからこそここに来たのだろう?と指摘します。死ぬ覚悟をしていたのよね?お願いだから真人間に戻って。希平は「病」になったのは天罰だと自嘲しました。もう戻れない。戎は、心から悔めば戻れるし、蘭蘭も信じている、と伝えます。それでようやく希平は覚悟を決めました。俺は間違っていました!一門の掟による処罰を望みます!!
掟では自決を許されさえすれば死後に鏢門に戻れるそうですが、そのための刀が欲しいという希平の願いを安順はキッパリ断りました。刀なら既に与えてある。お前の心の中にある🌹。刀は見ている!希平は「友よ、参る!😭」と叫びます。
安順はひとり立ち去っていきました🍁。
感想
掟(人として守るべきこと)の存在は時に人をも凌駕するという実に過酷なドラマでした😿。それでもその掟を守ってさえいれば、人は互いを思いやって温かい「情」の中で暮らすことができるのですよね。時代は変わってもそれはきっと変わらない。いや〜すごい作品でした。後日また登場人物リストでも作らせていただきまするね😁。
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