女医明妃伝 最終回 ネタバレと感想 「二度目の誓い」最後まで見て本当に良かった!
リウ・シーシーさん主演の中国史劇、【女医明妃伝-雪の日の誓い-】もついに最終回を迎えました。も~
最後はめ~っちゃ楽しかった
です。これまで耐えに耐えに耐えてきた甲斐があったというものでした
。普段はネタバレされたくないけど、このドラマだけは途中イライラさせられた時に終盤から最終回までのネタバレを読みたかったわ
~本当に良いエピソードでした
。これを心の支えにしたら途中でどんなにイラついても大丈夫、絶対に乗り切れます
。
以下ネタバレのあらすじです。時々おばさんの心の声(怒り)が大きく漏れ出ています
。
時は祁鈺が皇帝になって(景泰)8年目の大晦日。祁鈺も大分回復し、家族揃って食事をしました
。允賢のお腹の子は8カ月になったそうで、我が子が生まれるのを一日千秋の思いで待っていた祁鈺は、見深に、お腹の子の性別を当ててみろと問いかけます
。見深が男の子と答えると祁鈺は大喜びです
。将来の皇帝が男と言ったから男に違いない!
ところが、相変わらずひねくれものの呉皇太后が、水を差します。祁鎮を批判したり、允賢が処方した薬草を嘲笑したりしました
。
怒った祁鈺は、また、吐血してしまいます。せっかくの楽しい食事が台無しです
。
祁鈺は呉皇太后を追い出すよう命じ、自らもまたそんな祁鈺を案じた皆から休むよう勧められました。允賢は侍女に、祁鈺を呉皇太后に会わせてはいけないと注意します。
その夜、允賢が庭に出ていると、祁鎮がやってきました。祁鈺とお前が心配だった。
そこで花火が上がります。ふたりはかつて一緒に大晦日を過ごした時のことを懐かしく思い出しました。祁鎮は、必ず允賢と祁鈺、そしてお腹の子供が穏やかに暮らせるよう守ってやると約束します
。
もう一度「元宝」と呼んでくれぬか?
允賢がそう呼ぶと、祁鎮は雪の上に「チャギ」と漢字で書きました。本来チャギは「自己」だそうですが、祁鎮は「札基」と書いたようですね。
允賢の目から涙がこぼれ落ちました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、允賢は祁鈺のもとへ戻ります。祁鈺は呉皇太后のことは気にするなと語り掛けました。母は息子より自分の地位が大事なのだ
。
その夜祁鈺は大量の血を吐き、允賢の必死の手当ての甲斐無く亡くなってしまいました。駆け付けてきた呉皇太后は、允賢のせいだと責め立てて、允賢を床にたたきつけます
。
息子だけじゃなく、孫まで殺さないと気が済まんのかっ!!
というより、あれは呉皇太后に対する天罰なのでしょう。案の定、允賢は破水し、子どもは死産となりました
。
それで呉皇太后は允賢を殉葬させようとします。も~死んでしまって何もできない祁鈺があの世でどれほど気をもんでいたかと思うと、可哀想でなりませんでしたね
。
そんなに一人にしたくなければ自分が入れよっ!!
が、この世にも邪悪なたくらみは、孫皇太后と静慈師太によって阻止されました。ふたりは祁鎮に復位を迫り、承諾したら允賢の居場所を教えると迫ったのです。孫皇太后は師太に、祁鎮の母を殺してなどいないと誓い、長年の誤解を解きました
。
允賢の命がかかっていると知った祁鎮はすぐに快諾します。
祁鎮は急いで允賢のもとへ駆けつけ、呉皇太后を突き飛ばしました。もうこの人の顔は二度と見たくないですね
。
こうして祁鎮が復位しました。祁鎮がその際、東華門を開かせたことから、これを「奪門の変」と呼ぶそうです。景泰帝=朱祁鈺は郕王に戻されて密葬され、その10日後、重病により離宮で没したと布告されたそうです。まさに激動の8年間でしたね
。
大出血した允賢は平安の手当ての甲斐無くその後も目覚めず、王道士と黄氏が面倒を見ていました。祁鎮は毎日のように見舞いにやってきます。祁鎮は允賢が殉葬を免れるように、いち早く皇后を廃したのだそうです。
それからしばらくしてようやく允賢が目覚めました。允賢はもう二度と宮中には戻らないと覚悟し、家を出て行ってしまいます。
祁鎮はそんな允賢を好きなようにさせてくれました。それに今の祁鎮には銭皇后や見深、そして民への責任があるため、そうやすやすと捜しになど行けません。綱に、会いたいときはいつでも連絡するようにとだけ伝えたそうです。「待っている」と。もうすっかり大人になりましたね
。
一方の允賢は旅芸人の一座に交じって病人たちを診ていました。苦しんでいる患者を助ける生活こそ允賢が心から望んでいたものだったのです。
そこに程村霞も現れました。彼もまた太医院を辞めて全国各地を放浪し、民を診察しているのだそうです
。それが彼の罪滅ぼしだと語った笑顔がまぶしかったですね
。いや~実に良い顔で笑っていました
。
村霞は、允賢が女医雑言という本をしたためていると耳にしていて、一冊取っておいてくれと頼みます。允賢はいたずらっぽく、師兄に添削してもらわなくちゃと答えました。その本は祁鎮のもとにも届いていたようです。著者は「譚允賢」と記してありました。
その祁鎮こと英宗は、明の太祖の時代から続いた「皇妃の殉葬」を廃止した結果、「有徳の君主」と称えられたそうです。祁鎮は通算在位22年で見深に譲位すると、允賢を捜す旅に出ました
。銭皇后は既に亡くなっていたそうです。
その頃はもう女性の医者も珍しくなかったそうですが、允賢は小高い丘の上に小さな医館を立てて医師を続けていました。祁鎮は庭で薬草の手入れをしていた允賢を見つけます。その腕には、かつて祁鎮が贈った腕輪がはめられていました。
それを見て嬉しそうに微笑む祁鎮の気配を允賢が感じて振り向き、こちらもまた静かな微笑みをたたえます。そこには驚いた様子は微塵もありませんでした。だから允賢には、いつかは必ず祁鎮が来ると分かっていたに違いありません。すべての役目を終えたらきっと訪ねてくるはずだ、と
。
あ~本当に良い結末でした。終わり良ければ総て良し、で実に良いドラマでしたね
。
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これまでに視聴した中国ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~中国ドラマ編
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