君、花海棠の紅にあらず あらすじと感想 第14&15話 しがらみとの戦い
中国ドラマ、【君、花海棠の紅にあらず】の14話「開祖の降臨」と15話「揺るぎない抵抗」を視聴しました。こ〜れはまたなかなか楽しかったですね〜。いや確かに窮地には置かれてるんだけど、それもまた楽しい👌。以下早速ネタバレです。
開祖の降臨
でもまずは「対決」から参りましょうか。当日は、細蕊と陳紉香は別々の劇場で芝居を披露したそうです。姜栄寿はわざわざ細蕊の芝居を見にきました😈。もちろん、彼の「負け」を見届けて嘲笑うためです。が、その思惑は見事に外れました😜。細蕊は、まさに「九天玄女」を思わせる艶やかな舞を見せ、観客を圧倒したのです😻。も〜鳳台などは興奮のあまり鼻の穴が膨らみっぱなしでした🤣。太鼓と羽の演出も効いていましたね👍。姜栄寿は顔色を変えて退出します😁。それに登宝が引き抜いた団員の代わりが、有名な役者だったことにも御立腹だったようですね😏。
舞台が終わると、細蕊は文字通り魂の抜け殻状態です😱。細蕊曰く、舞台の間中は趙飛燕の魂が実際に乗り移っていたそうです👼。
一方の陳紉香の演技もまずまず好評だったようですが、人々の度肝を抜いた細蕊のそれには到底敵いません。哀れな陳紉香は、ついに、約束の丸刈りを余儀なくされます🎶。何度も抵抗しましたが、最後は細蕊本人の手で、綺麗さっぱり刈られてしまいました🤣。
また鳳台は細蕊に「根城」(建物と土地)を買い取ってプレゼントします💝。これを運転手の葛に命じて大家と話をつけさせました👍。あれほど年末までに出て行けと怒鳴っていた大家が、掌返しで「年の瀬の挨拶」にやってきます。細蕊はあまりの展開に呆然とし、鳳台には一生かけても恩返しができないと呟きました😨。
でも小来は、以前の細蕊の言葉を思い出して不安になります。目立ちすぎるのも良くない。そしてその予感は現実のものとなりました👿。姜栄寿が鈕白文を使いによこし、細蕊を梨園会館に呼び出したのです。なんでも、2日後の張北斗祖師の命日に、弟子や孫弟子が集まるところを、急遽予定を早めることにしたのだそう。姜栄寿と細蕊の養父の商菊貞が直系の弟子らしい。
水雲楼の仲間たちは皆、これは姜栄寿の仕返しだ、罠に違いないと心配しますが、細蕊は、何も悪いことはしていないと一人で出かけようとします。賢い小来は臘月紅に七坊ちゃんに知らせるよう命じました👍。名家出身の彼が一緒に行ってくれれば、敵も迂闊に手が出せないからです😎。
揺るぎない抵抗
七坊ちゃんは期待通り、細蕊の盾になってくれました。自ら細蕊の弟子になると申し出て、ともに梨園会館に乗り込みます。細蕊の斬新な解釈や衣装に文句をつけられると、それもすべては脚本家としての自分と協議の上でのことだと説明しました。細蕊が例の絵巻物からインスピレーションを得たのはこの丈が短い衣装だったのですね〜。
でもどんなに理路整然と反論しようと通じません。何せ相手は「因縁」を付けたいだけなのです👎。その上、七坊ちゃんの父親が病気だそうで(ホンマかいな)、それを知らなかった七坊ちゃんは見舞いに行かねばならなくなりました😔。一人残された細蕊に、敵は本音を突きつけてきます
。どうやらヤツらは「契約制」を不満に思っていたらしいのです
。水雲楼の契約を知った役者の多くが身売りに反対し始めたからですね。
細蕊は、身売りより契約の方が優れている、と豪語しました。役者が身内を「家畜」扱いするから世間からも同様に蔑まれるのが分からないのか😠!?姜栄寿はそれでも耳を貸さず、土下座をしろと命じたため、細蕊は断固として抵抗しました👊。それで乱闘騒ぎになります💦。
その頃、七坊ちゃんから連絡を受けた水雲楼の仲間たちが細蕊を救えと駆けつけてきました💨。そこへ細蕊がひとりで奴らを蹴散らして出てきます。姜栄寿はついに細蕊を破門しました。細蕊は姜栄寿が破り捨てた自分の名が書かれた紙をビリビリに破き、私の芸は紙切れなどに負けない💢、と立ち去ります
。
誘拐
時を同じくして、トンネルの修繕現場の監督を命じられていた范漣が匪賊に誘拐されました😨。相手は二親分です。二親分は苦親分を殺し、その覇権を手に入れました👿。鳳台は、漣一人のために武器を渡すのは惜しいと嘯きますが😅、結局は助けにやってきます。
が、二親分は法外な代償を要求したため、鳳台は殺されても嫌だと抵抗しました。ちょうど細蕊が七坊ちゃんとともに梨園会館に乗り込んだ頃です
。その後、古親分の娘の古大犁(グー・ダーリー)がやってきて二親分を蹴散らしました。鳳台は彼女と面識があったので鳳台は穏便に話をつけようとしますが、古大犁もまた、父との関係を継続したければ、利益の2割を寄越せと迫りました😱。鳳台は、それでは自分の儲けがなくなると固辞します。古大犁はそんな鳳台を殺せと命じますが?
その頃、美心は貴修に会いに行き、鳳台と漣を助けてほしいと持ちかけていました。曹萬鈞は不在なのだそうです。貴修はぐずぐず文句を言いましたが、美心は、もし二人を助けてくれたら、今後は貴修を助けるよう鳳台を説得すると約束しました。鳳台の力が必要なのでしょう?😏
また湘児は何も知らされていませんでしたが、鳳台が出かけた時の様子から異変を感じていたそうです👍。鳳台は、ことが重大であればあるほど湘児には言わないそうです😔。美心は事情を説明し、鳳台が留守の間、湘児が商売を守るよう伝えました。
感想
梨園会館で帽子をかぶっていたのは陳紉香ですよね😁。彼はすっかり細蕊の実力を認めたようで、むしろ細蕊の肩を持とうとしていました👍。若手の実力者が協力しあうのは実に喜ばしいことですね。金で役者を縛り&足を引っ張ることしか能のない古狸はもう「去るのみ」ですよ👊。続きもとっても楽しみです💖。
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