君、花海棠の紅にあらず あらすじと感想 第16〜18話 コメディ要素も満載
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中国ドラマ、【君、花海棠の紅にあらず】の16話「敗者の絆」、17話「清風明月に届く声」、18話「結びつき」を視聴しました🎶。いや〜このドラマはホントに贅沢ですね👍。ドラマの醍醐味である全ての要素がてんこ盛りです。この間は特にコメディ要素が満載でニヤニヤ笑いながら見ていました😁。以下3話分まとめたネタバレです。
敗者の絆
陳紉香は細蕊に負けたのみならず、彼を庇ったことで姜栄寿に干されてしまいました😨。それで細蕊に会いに来て、一緒に上海へ行こうと誘います。細蕊もまた、演技とはかけ離れたところでの闘争には嫌気がさしていたらしく、また陳紉香のことも気に入ったようで、その誘いに乗ることにしました。でも旅の途中で急に、上海ではなく南京に行きたいと言い出します。
南京で細蕊は舟に乗りながら「崑曲」を歌いました。それを、南京の権力者である劉漢雲(リウ・ハンユン)が耳にし、兼ねてからの知り合いの陳紉香だと思い込みます。舟を借りていたのが陳紉香だったからです。劉漢雲は早速紉香を呼んで崑曲を歌うよう命じました。ところが紉香はここ数年京劇ばかりだったので崑曲を忘れてしまっています🐒。途中で歌えなくなった紉香は、今度こそちゃんと歌うと休憩をとり、その間に細蕊に裏で歌ってほしいと頼み込みました👎。もちろん劉漢雲はすぐにこれに気づきます😼。
これが細蕊に思わぬチャンス?をもたらしました。ふたりが姜栄寿の嫌がらせに遭って逃げてきたと聞いた漢雲は、自分が細蕊の後ろ盾になってやると申し出ます❣️。漢雲に実子はいないそうですが、義子が6人もいるのだそうです。その誰もが若くて優秀な者ばかりでした。細蕊は戸惑いながらもその好意を受けることにします。前もって紉香から、細蕊の尊敬する寧九郎がこの漢雲を「通」だと褒めていたと聞いたのも大きかったですよね。
が、後にこれを聞いた鳳台は、漢雲はあくまでも「政治家」なので、将来、細蕊の行手を阻むかもしれないと憂えていました😨。
絡子嶺での一夜の出来事
なんとなんと古大犁は鳳台を気に入ったそうで😻、一夜を共にする、と豪語しました🤣。何でも昔占ってもらった易者から、19歳で「南から来た男」の子どもを産めば最高の跡取りができると予言されたそうなのです💕。そして大犁は今19歳。鳳台は何とかしてこの「危機」を逃れようとしていたところに😱、鴨がネギを背負って現れました🎶。曹貴修が細蕊を助けにやってきたのです👍。
いかにも男らしい曹貴修を見た大犁は、鳳台はいかにも派手すぎると気が変わり、貴修を襲う、否、貴修と一夜を共にすることにしました😄。もちろん鳳台も協力します😎。貴修もまた満更でもなさそうだったので、大いにその気にさせました😂。が、その営みはかなり激しかったのか、貴修はなんと歯を折られたそうです😵。でも大犁はいかにも満足そうでした😼。「細腰」が好きなのは男性だけではないようですね😉。
鬼退治
鳳台もまた、これでこれまで通り古一族との良好な関係が築けると密かに喜び、意気揚々と帰郷しました。鳳台の姿を見た十九は、泣きながら細蕊の窮地を訴えます。これを耳にした貴修は、そういうことなら自分に任せておけと胸を叩きました
。貴修が早速出かけていくと、既に七坊ちゃんも乗り込んできています
。
さすがの姜栄寿も銃には敵いません。その上相手は泣く子も黙る曹司令官の息子なのですからね
。七坊ちゃんも好き放題言って鬱憤を晴らしました😁。七坊ちゃんはああ見えて(?)文才があり、新聞社でも引っ張りだこのライターなのだそうですよ👍。こちらは北平新聞社の薛千山社長に圧をかけて細蕊を擁護したようです😎。
また曹貴修は鳳台から、貴修自身が鳳台を家族と認めていないと指摘されるとすぐに反省し、彼を「叔父上」と呼ぶようになりました👌。湘児も初めて「叔母上」と呼ばれて驚きを隠せません😵。
湘児の活躍
これがまた実に痛快でお見事でした🎶。鳳台が匪賊に殺されたと言う噂が流れると、早速、取引相手が難癖をつけにやってきたのです。それを聞いた湘児は、見事に彼らを黙らせました。しかも「翌年の値上げ」を公言したため、相手は皆、年内に1年先の品物まで予約して行ったのだそうです🤣。これには馬番頭も舌を巻いていました
。
かねてより、湘児のご機嫌を取ろうとルビーのブローチを作らせていた鳳台は、ようやく出来上がったブローチをプレゼントするのですが、ちょうど察察児が湘児の意向に反して学校に行くと決めたところだったので、逆に、ますますご危険を損ねてしまいます💦。湘児は水雲楼に対してもまだ反感を抱いていたから尚更です。くれぐれも外で子どもを作るようなことだけはしないでちょうだい😠。いや、そのチャンスはちゃんと甥に譲りましたから😁。
鄭会長の思惑
でもこの拉致事件にはどうやら鄭会長が一枚噛んでいたようです👎。以前、匪賊に奪われるぐらいなら先に差し出せと命じていたけれど、もしかしたらあそこで「ライバルの鳳台」を殺すよう二親分を唆したのかもしれませんよね👿。それを知った鳳台は、目にモノ見せてくれると企んでいたようです。しかも、可愛い妹の察察児がせっかく学校に行き始めたのに、その同級生が鄭会長の孫だと察察児本人から釘を刺されてますます怒っていたようです
。
梨園
北平に戻ってきた細蕊は、自分が留守の間、姜栄寿と曹貴修の間に何が起きたかを聞かされました😁。また、その姜栄寿の前では「契約制」に反対したものの、それは姜栄寿が怖かったからだと兄弟子たちが謝罪にやってきます👍。変装して帰郷した細蕊にまったく気づかなかった鳳台は🐒、そんな彼らを卑怯だと批判しました💢。でも細蕊は、皆、自分を守ることで必死なだけで、罵倒されなかっただけ友同然だったと笑います🌿。小来も、梨園とはそういうところなのだと鳳台に教えてくれました。役者として生きられる時間は短いから、互いを頼りながらも嫉妬するという複雑な関係になりがちなのだ、と。
崑曲への想い
細蕊は、次は崑曲をやりたいと言い出しました。七坊ちゃんは崑曲は時代遅れで人気がないと反対しますが、細蕊は、だからこそどうすれば見てもらえるのかを考えてほしいと訴えます。なんでも2ヶ月後に梨園で投票があるらしく、七坊ちゃん的にはそんな時に崑曲をやって人気が落ちたら、その結果にも影響すると憂えているらしい。細蕊はそこで養父の無念を晴らしたいと語っていたそうなのです。
そこへその崑曲を重んじている安貝勒がやってきました。今度母親の寿宴を行うから母のお気に入りである細蕊を呼びたい、男役を侯玉魁(シェン・バオピン〜胡志存@月に咲く花の如く)に頼んだために、女役が皆尻込みしてしまった、と説明します。侯玉魁の大ファンの細蕊は一もにもなく承知しました。侯大師からご鞭撻をいただけるなんて幸運この上ない!!😻
感想
陳紉香と南京へ行った時、酒にも女にも興味がないと語った細蕊が唯一大好きなのは食べることだと語った通り、気づくといつもポリポリと何かを口に入れてますよね。あれじゃあ太って当然です😏。鳳台はでもそんな細蕊が可愛くて仕方ないんでしょうね〜。彼と彼の才能を愛し、誰よりも高く遠くに羽ばたかせてやりたい、そんな気持ちが伝わってきます
。その鳳台と曹貴修の絆ができつつあるのもめちゃ楽しみです😁。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、早速ありがとうございます🎶
本当にこのドラマは面白いですね〜。まったくジャンルは違うんですけど、バーニングアイスという中国ミステリーを思い出しました。あれも実によくできてたんですよ。
来週の放送が楽しみですね〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪。こん