君、花海棠の紅にあらず あらすじと感想 第31&32話 What a small world
中国ドラマ、【君、花海棠の紅にあらず】の31話「わだかまり」と32話「想起」を視聴しました。いや〜世界は狭いですね。これも「縁」だったのですよね、きっと。以下早速ネタバレです
。
水雲楼が軍隊と化す
鳳台の留守中、帳簿を確認して水雲楼への出資が嵩んでいることを問題視した湘児は、使用人たちを引き連れて水雲楼に乗り込んできました。細蕊はさっさと逃げようとしますが😨、すぐに見咎められてしまいます💦。商先生😏!湘児は、細蕊のみならず座員たち全員を厳しく教育し始めました😱。中でも細蕊を「座長のくせに帳簿の管理もできないとは鳳台に甘えすぎだ!💢」と罵倒し、韓総管に文字を教えさせます。また細蕊が太ったことを指摘し、食事制限も命じました
。
もちろん細蕊も負けてはいません。湘児が頃合いを見て帰る隙を狙い、脱兎の如く逃げ出しました💨。行き先は九郎のいる斉王府。そこで九郎から、ちょうど上海の梨園から招かれているから代わりに行ってほしいと頼まれました。上海には鳳台もいることですし、絶好のタイミングです😻。二旦那に頼んで奥様を止めてもらう!🎶
驚きの因縁
上海で細蕊を出迎えてくれたのは、彼を師叔と敬う林丹秋(リン・ダンチウ)です。この丹秋と細蕊にはなんとも奇異な因縁がありました。丹秋には長年生き別れていた妹がいたそうなのですが、その妹こそ、忘れもしない曽愛玉だったのです😵。しかも細蕊は、曽愛玉が大切にしていた例の「玉」の片割れを持っていました。この玉は元々は「鳳凰」の玉だったのが2つに割れたのを、愛玉は尻尾を持っていたのですよね。細蕊は頭を持っていました💖。なんとなんと、愛玉の生き別れた兄は丹秋ではなく、細蕊だったのです!?🎉
細蕊も、自分に妹がいたことは覚えていたそうです。なんでも幼い頃上海で京劇に目を奪われた細蕊は、家族とはぐれてそれっきりになってしまったのだそう😿。上海入りした細蕊は何度もその時の夢を見てうなされていました。とそこへ、玉の片割れを持っている愛玉が現れた上、他に兄がいると言うではありませんか😨?しかも、他の役者の話によると、愛玉が丹秋の借金を肩代わりしたらしいのです😠。
細蕊は、早速「久しぶりの再会をハグして喜び合った鳳台」とともにこの謎を探ることにしました。鳳台には警察に知り合いがいたそうで、細蕊は、今日は遅いと断る鳳台に受話器を握らせ、すぐに電話しろと急かします
。ちなみに細蕊は湘児のことは一言も言いつけず、二人で撮影した写真ができたことを訪問の理由にしました👍。鳳台に渡した写真の裏には「知音惠存」(知音へ)と書かれています💖。
翌日には丹秋に金を貸したと言う高利貸し=武六(ウーリウ)、通称六兄貴が見つかりました。細蕊は武六を睨みつけ、鳳台とともにその後を追います😠。武六はこれに気づいて迎え撃とうとしましたが、今の細蕊は無敵です。鳳台はすぐに後ろに下がり、戦うのは細蕊に任せました🐒。が、細蕊がちょっと顔を殴られたのを見た途端に血相を変え、拳銃を取り出します😡。顔を殴ったなっ!?
真相
これで武六が全てを白状しました。先に愛玉を見つけたのはこの武六だったそうです。武六は愛玉がすぐに良家の令嬢だと察し、手下に探りを入れさせました。すると生き別れの兄がいると言うではありませんか。それで武六は「愛玉の兄」に似た雰囲気の丹秋を愛玉に紹介することにしました。丹秋に妹はいなかったようですが、生い立ちが似ていたことと借金に苦しんでいたこともあり、天涯孤独の自分に妹が現れた、と自分に都合よく解釈したのだそうです😔。愛玉は、家を売って金を作ると行って北平に行った2年間で、踊り子をし、漣の愛人となって子を売ることで10万元を作りました😿。それはそっくりそのまま武六の懐に入ったそうです👊。
妹が騙されたと知った細蕊は激怒し、丹秋を殺して愛玉に真実を告げる!と息巻きました。でも鳳台は、あれほど苦労して金を作ったのに、それは全て無駄だったと言うつもりか、と止めようとします。しかも愛玉は「兄を失うきっかけを作った京劇」をひどく憎んでいるのです。丹秋は、京劇を辞めて愛玉と田舎に引っ込む決心をしましたが、細蕊にはそれができるというのか💦。
それでも細蕊は黙っていられませんでした👍。駅へ行き、丹秋をトイレに連れ込んで殴り飛ばします。細蕊から鳳凰の玉を見せられた丹秋は全てを理解しました😱。でも丹秋は、愛玉が踊り子をしていたことも、鳳乙を産んで売り飛ばしたことも知らなかったそうです。子どもは水雲楼にいる。なぜ騙した!良心はないのか!?😡
崑曲
細蕊は上海でも崑曲を披露したがりました。上海梨園では渋々その意向を受け入れましたが、もはや上海で崑曲を聴く者はほとんどおらず、あくまでも細蕊という人気で客が来てくれたそうです。以前、九郎と細蕊が演じて評判になったのも、権力者である漢雲が崑曲好きだったからに過ぎないらしい😔。
感想
以前の蒋夢萍夫婦の話もそうでしたが、このドラマは本当に気が抜けませんよね😁。鳳凰の玉のことも、いつものおばさんなら(めんどくさいので)スルーしてしまうのだけれど🐒、なんとなくピピンと来たのですよ🎶。わざわざ「尾っぽ」と明言したのはなぜか〜子どもの名前で終わりだと思ったのに、やっぱり「頭」が出てきましたね。そうか〜鳳乙は細蕊の姪になるのですね。鳳台、引き取って良かったね〜👍。
となると、次はアレかな。細蕊のせいで1年舞台に立てなくなった陳紉香あたりが出てきそうでやんすね😎。もしくは、細蕊が(音響の良い)「タイル張のトイレ」で一人二役をして喜んでいた侯玉魁か、はたまた、上海梨園に同輩がいるらしい、まだまだ歌えるのにさっさと引退した原小荻か。ふふ、鳳台はきっと第一楼を「タイル張」にさせられそうでやんすね🤗。あ、それか😆。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ。
ね〜今回はまさかまさかの展開でしたね(゜o゜)。でも細蕊に鳳乙という家族ができたのは何よりでしたね^_−☆。こん