君、花海棠の紅にあらず あらすじと感想 第4話 真実から生まれる物語

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中国ドラマ、【君、花海棠の紅にあらず】の第4話は「真実から生まれる物語」です。案の定、大変な騒ぎになってしまいました。以下早速ネタバレです鳳台の義弟も◯ホ!

遺恨

細蕊と遺恨があったのは曹司令官との間ではなく蒋夢萍でした。舞台から元姉弟子、そしてその夫の常之進の顔を見つけた細蕊は我を失うほど激怒します。芝居にかこつけて罵倒された蒋夢萍と常之進は、急いでその場を離れようとしました。が、それを曹司令官が無礼だと見咎めて脅します

蒋夢萍はショックのあまり気絶してしまい、せっかくの「祝宴」が台無しになってしまいました。曹司令官も最後には細蕊に銃を突きつけますが、そんなことで屈する細蕊ではありませぬ。とはいえ、そんな細蕊もせっかくの鳳台の好意を無にしたことは自覚しており、鳳台に見つからぬよう帰ってしまいました。この埋め合わせは必ずすると言い残していきます

が、鳳台はその後を追いかけて彼を車に乗せました。細蕊は、内心、何をされるかとヒヤヒヤしていたようですが、売られた喧嘩は買う主義なので、勇気を出して付いていきます。案の定、鳳台は、なぜ「大昔のあんなことで息子の誕生日を台無しにした、と非難しました。これには細蕊も黙っていません。親のいない細蕊にとって、蒋夢萍は本当の姉のような存在だったのです。ふたりはそうやって、あくまでも家族として、ともに生きていこうと約束した仲でもありました。互いを最も大切に思う相手と誓ったのです。

それなのに蒋夢萍は、常之進と出会った途端、細蕊のことなど忘れたかのように夢中になってしまいました。潔癖な細蕊の目はそれがまた媚を売るかのように嫌らしく映ってしまったのでしょう。なんとしてもふたりの仲を割こうとしますが、逆に蒋夢萍は細蕊を「赤の他人」扱いしたのだそうです。激怒した細蕊は蒋夢萍と絶縁すると言い渡しました

一方の鳳台は、妻、湘児の話を聞いていなかった訳でも、忘れてしまった訳でもなかったそうです。ただ「そんな大昔のことは気にしないだろうと勝手に解釈したようなのです。これは細蕊の説明を聞いた後でも似たような反応でした。だって、男と女が恋に落ちたら、そんな約束は反故にしても仕方ないじゃないか?

細蕊は猛然と抗議します約束とは必ず守るから約束なのだ!約束を破るなどあり得ないっ!!物語にもあるだろう?

ほか

曹司令官の息子の貴修はかなり出来が悪いようです。司令官は、せっかく留学させたのに、と文句を言っていましたが、今はその父親に反抗しているようですね。曹司令官や鳳台はどうやら日本軍と戦うつもりのようですから、息子はその逆を行くのかしらね

感想

細蕊の一途な気持ちがなんとも痛ましく感じられました。世慣れした鳳台にしてみれば「馬鹿馬鹿しい」と片付けられるようなことでも、自分が大切に思うことや愛する者に対しては常に真剣勝負を挑んでいる細蕊にとってはこれは「裏切り」でしかなかったのですよね。分かるわ〜。ただそれだけに、純粋な彼はこれからも茨の道を歩まねばならぬのでしょうね。鳳台が心を入れ替えて細蕊を守ってやれれば良いのですが

君、花海棠の紅にあらず DVD-BOX1
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