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君、花海棠の紅にあらず あらすじと感想 第7&8話 決断の時

〜「君、花海棠の紅にあらず」のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます🌹:君、花海棠の紅にあらず あらすじと登場人物一覧

中国ドラマ、【君、花海棠の紅にあらず】の第7話は「希望と絶望」、8話が「決断の時」です。このドラマは本当によくできていますよね。ややもすると見逃しそうなことでも、実は何かの伏線になっている。一瞬たりとも気が抜けません。とは言ってもさすがに故事や芝居の内容までは追いきれませんけどね。以下早速ネタバレです君、花海棠の紅にあらずのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

専用の劇場

細蕊は、家賃に追われる生活を脱するため、自分の手で劇場を建てる決意をしました。商家には代々「遺産」が受け継がれていたそうで、今こそそれを使う時だと腹を決めたのです

その候補地が天橋にある古い廟でした。細蕊は鳳台をそこへ案内して帰ろうとすると老弦児がやってきました。老弦児は、先に来た浮浪児たち同様、ふたりから金をせびろうとします。そこで歌って聞かせたのが「様式雷」の一家についてでした。彼らは建築に一切釘を使わないと聞いた細蕊は嘘だと決めつけますが、老弦児は、この辺りでは有名な一家だ、と豪語します

とそこへ、劇団で仲間割れが起きたとの知らせが入りました。細蕊が急いで根城に戻ると、劇団員の六月紅が新聞社の薛千山社長との間に子どもができたから妾になるという話なのです。細蕊は反対しましたが、六月紅の決意は固く、その弟弟子の臘月紅(郑龙=鄭龍〜宝来@月に咲く花の如く)も師姉の肩を持ちました。細蕊も根負けし、六月紅の証文を破棄してくれます。

当ては外れて

細蕊は、この機に他にも出ていきたい者がいれば申し出るよう命じました。誰もいないことを確認すると、ついに「専用劇場」の計画を明かします。師姉の十九は、そんな金がどこにある、と反論しましたが、細蕊は、商家の遺産を使う時が来たのだと宣いました。と、数名が挙動不審になります。細蕊は気づきませんでしたが、彼らが既にお宝を使い込んでいたのです。そしてその1つは質屋を通して姜栄寿の手に渡っていました

細蕊は、あてにしていた金が無くなったと知って激怒します。盗んだ者たちは容赦せず、身売り証文を破棄した上で警察に突き出しました。が、そんなことをしても金が戻ってくるわけではありません。細蕊は、お宝が入っていた箱に自ら入り、出てこようとしませんでした。彼を立ち直らせたのは師姉の十九です。十九は最初、懸命に細蕊を宥めていたのですが、そのうちに呆れ果て、劇団をでていく!と怒り出しました。細蕊は頼りにしていた師姉に出て行かれては困ると、ようやく事態解決に乗り出します負けるな細蕊( `ー´)ノ

細蕊は、ともに北平にやってきた仲間たちをすべて集め、身売り証文を燃やすことでその本音を聞き出しました。証文が無くなってもまだ水雲楼に残ろうとする仲間の声に、細蕊はついに故郷の平陽に帰る決心をします。細蕊の侍女をしている小来(李春媛)は、この際だから鳳台から金を「借りたら」どうかと勧めますが、細蕊の決意は変わりません

トンネルの修繕計画

一方の鳳台は、ドイツから建築家を呼んで、留仙洞のトンネル修繕についての意見を聞こうとしていました。義弟の漣もああ見えてドイツで建築を学んだそうです。ところが、その建築家は、修繕は不可能だと言ってきました。鳳台は、金はいくらでも出すと持ちかけますが、金の問題ではないのだそうです。

その問題を解く鍵が、最初に出てきた「様式雷」でした。建築家は、程家の建築様式に感動し、これを建てた人間なら、あるいはトンネルを修繕できるかもしれないと言い出したのです。でもそれには家を解体しなければいけないと聞いた湘児は、設計図を持ってきました。そして当時の建築家は亡くなったかもしれないが、雷家にはその後継がいるかもしれないと示唆します。雷家は別名「様式雷」とも呼ばれ、代々宮殿の建物を作った建築家の一族なのだそうです。それで鳳台がピンと来ました。あの話は本当だったのか!?

鳳台は早速漣を連れて天橋へ行き、またしても老弦児に金をむしり取られながらも、ようやく雷家に案内させました。職人は、最初は胡散臭がっていましたが、最後には図面を見せて欲しいと言ってくれます

感想

幼い頃師匠から「唯一無二の役者」になれば欲しいものが手に入ると教え込まれた細蕊は、そのために芝居一筋に打ち込んできたのに、劇団の経営まで任されるのは荷が重すぎますよね。以前の鳳台の話じゃないけど、彼は「天才」なのだから。そこを鳳台が補ってやることになるんだな〜きっと。また、さすがにキャリアウーマンだっただけあって、湘児が賢いのも楽しいですね〜。鳳台はこんな賢い妻を蔑ろにしたらバチがあたりまするよ

と、見どころ満載の「君、花海棠の紅にあらず」は来週の放送も楽しみですね

君、花海棠の紅にあらず DVD-BOX1
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こん
Fさんへ
2021/05/30 (Sun) 07:30

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは♪

このドラマは実に見応えがありますよね。そして、この雰囲気だからこそ、後に抗日運動につながるのはまず間違いないと思われます。この時期にそれを避けては通れませんからね。

私の父は戦時中、北京郊外の石景山にあった日本人部落に一家で住んでいたそうです。このドラマが始まった頃、当時の話を色々聞かせてもらいました。祖父は小学校の校長をしており、幸いなことに現地の方々との関係はとても良好だったらしく、戦後の引き上げ時も、暴力を振るわれることなどは一切なく、むしろ温かく送り出していただいたと聞きました。

でもそれはあくまでも例外でしょうし、実際には日本人(軍)による暴力的な支配とそれに対する報復があったことは明白です。私がこのドラマに興味を抱いたのはそうした事実を中国の方の観点から知りたいと思ったからなのですよ。このような作品が日本で放映されること自体、大いに意義があると感謝しております。こん

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2021/05/30 (Sun) 22:51

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こん
Fさんへ
2021/05/31 (Mon) 07:59

おお、そうでしたか!( ゚д゚)

Fさん、こんにちは〜♪( ´θ`)ノ。

お〜そうですか。Fさんとこもそうだったのですね〜。なるほどそれで「空集合」ですね^_−☆。うちは祖父母両親ともなんですわ(~_~;)。で、アタイは反逆児なのでサラリーマンになりました(爆。

それはさておき、そうなんですよ、せっかく身近にそういう人間がいるので、できるだけ話を聞きたいと思うんですけど、何せまだ小さかったので、スケート靴と紫水晶のことしか出てきません。引き上げの際、それらを置いてこなくちゃいけなかったのがめっちゃ悔しかったらしい( ̄▽ ̄)。しかも京劇がイマイチ苦手で面白くないと言い出したしvv。黄金の日日はOKなんですけどね〜(苦笑。

でもまあ、時々突いてみようと思いますわ。続きもとっても楽しみですね^^。こん