シカゴ・メッド2 ネタバレと感想 第11話 「珍客」にビックリ!
医療ドラマ、【シカゴ・メッド2】の第11話は「珍客」(Graveyard Shift~深夜勤務)です。いやいやこれには驚きました。以下早速ネタバレです
。
「珍客」はイーサンが連れてきたパンダのスー・リンでした!イーサンは今、動物園でボランティアをしているそうで、そこから依頼されたのだそうです。
スー・リンは心房中隔欠損症ですが、パンダの輸血は難しいことから、コナーは、開胸ではなくカテーテル治療を選択しました。実はそれも嫌々でしたが、シャロンばかりか、恋人のロビンまでもがパンダのファンで、パンダを救えるのは素晴らしいことだと喜ばれては、張り切りざるを得ません。
確かに相手がパンダでは、CTも麻酔が必要ですよね。無事に治療で来たから良かったものの、途中で麻酔が切れて目が覚めたらどうしようかと実にハラハラさせられました。
イーサンはコナーに動物園で働いている理由をこう説明します。人間は悪意を持って殺し合いをするが、動物にはそれがないから。それに自ら薬物中毒になってしまう若者もごまんといます
。
今回は同じ薬物を摂取したらしい若者が3人運ばれてきました。3人が3人とも重篤な後遺症を抱えることになりましたが、このうちの一人を担当したジェイソン・ウィーラー(Jurgen Hooper)は医療ミスをして自棄になり、酒に逃げてしまいます
。
ウィルの忠告通り、一度で済めばよいのですけどね~。EDの医師はアルコール依存症の確率が高いのだそうですよ。
また一方で衝撃の事実が判明しました。なんとDr.レイサムは発達障害~自閉症の一種のアスペルガーだったのだそうです。あ~それで他人の気持ちを推し量ることができなかったのですね~
。他人を理解できないから、無用な対立を余儀なくされていたのです
。
これに気づいたのはダニエルでした。以前の心臓移植に関するレイサムの発言でピンと来たようです
。
レイサムは、自分でもおかしいと気づいていたらしく、でも何がいけないのか分からずに困っていたので、ダニエルの指摘には素直に耳を傾けました。看護師から、人の気持ちが分からないという理由で、担当患者への死の宣告をさせてもらえなかったことを機に、治療を受けることにします。出だしはなかなか好調のようです
。
またサラは、そのレイサムに代わって死亡宣告をさせられている間に、思い入れのあった肺炎の患者に死なれてしまいました。そんなはずじゃなかった、と落ち込んだサラはセラピーを受けることにします。こちらもまた、徹夜続きで仕事に打ち込むサラを心配したダニエルが助言したのです
。
そのダニエルは、今回ようやくロビンから、パパが大好きだったと伝えられました。ロビンは幼い頃、少女探偵ナンシー・ドルーを読むたびに、ダニエルの助手になって活躍することを夢見ていたそうです。ロビンにとってなんでもお見通しのダニエルは優秀な探偵に見えたのですね。
So, you see, Dad, it's all about you.
これで分かったでしょう?全部パパなの。私はずっとパパに夢中。
こうしたすべてが深夜に起きたことですが、ウィルの言う通り、どんなに忙しくてもそれが「いつも通り」なのですね。
妊娠しても、子どもを産んでも、仕事を続けるつもりのエイプリルにとって「深夜勤務」は当たり前のことですが、テイトが慣れるまでにはもう少し時間がかかりそうです。それもすべてはエイプリルを想っての事なのでしょうが。
「シカゴ・メッド2」は続きもとっても楽しみですね。
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