アンという名の少女S2 ネタバレと感想 第3話 本当のものを見るのは心の目
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【アンという名の少女シーズン2~Anne with an "E" S2】の3話は「本当のものを見るのは心の目」(The True Seeing Is Within)です。これも前回同様ジョージ・エリオットのミドルマーチからの引用みたいですね。いや〜このエピソードは実に楽しかったですね🤣。以下早速ネタバレです。
シャーロットタウンへ
ダイアナの父のウィリアムは、金の採掘事業に先立つ検査料を工面するためにシャーロットタウンへ行くことになりました。どうやらイギリスの銀行から送金されてくるそうです。アンはちゃっかりこの旅に同行させてもらうことにしました。1つはジョセフィーンがアンに会いたがっていたのと、アン自身もまたギルバートに手紙を出すのに街へ行きたかったからです💜。
アンはジョセフィーンの執事のローリングスにこの手紙を託しました。それを目にしたウィリアムはこれを「金の証明書」だと勘違いします。おそらくは以前ネイトからもらった「金の証明書」の用紙と同じだったからですね😈。でもアンはそれに気づきません💦。
その後ウィリアムが寝室へ引っ込むと、ジョセフィーンは「金の採掘事業など眉唾だ」と言い出しました。If you ask me, this gold business is a load of hogwash. Though it is my fond hope that I'm wrong.(私の誤解だと良いのだけれど)ジョセフィーンがいうには、以前にもプリンスエドワード島のケープ・ウルフをいう土地で、似たような騒動が起きたけれど結局金は出なかったのだそうです。ダイアナは楽観的でしたが、アンは不安になりました😨。それでアンはダイアナと共に過去の新聞を調べに行くことにします👍。ちょうどエリザが、夫にむしゃくしゃして買い物をしまくっている隙を狙いました😏。
新聞社で新聞は見つかりませんでしたが、当時の記事を書いた記者を紹介してもらいます。その記者はマルコム・フロスト(Tom McCamus)と言って、その記事が原因で落ちぶれてしまい、今や毎日パブで飲んだくれているのだそうです。ふたりは意を決してパブに乗り込みました。
真実
フロストは最初何も語ってくれませんでしたが、アンの誠実で賢い対応に次第に心を開いてくれます🌹。当時のノートも貸してくれました。アンはそのノートを見て、フロストの文字が整っているのは考えが整っている証拠だと称賛します。フロストが核心を突いてきたのは、アンが「顕微鏡で見ても金が見えなかった」と語った時でした。それは慣れないからではなく「金がないからだ」と語り出します👍。プリンスエドワード島の土地には確かに微量の金が含まれているのだそうです。が、それは本当に微々たるもので、採掘して儲かるほどの量ではない💀。
アンは次々に「矛盾」に気づいていきます😱。ネイトはアンがどんなに頼んでも調査に連れて行ってくれなかったし、ネイトが持っていた地質学の本の「金のページ」だけは読んだ跡があった。ネイトはアンがもらった紙とNYから来たことを証明するスタンプ(embosser)で証明書を偽造したに違いない😡。Why didn't I put any of this together?😭(どうしてこれらを付き合わせて考えてみなかったのかしら)
フロストは良いことを教えてくれます。Who have you been listening to recently? Everyone around here...or that person in here?(君は最近周囲の人の話だけじゃなく、自分の心の声を聞いたことがあるか?)アンは自分は子どもだと謙遜しますが、フロストは馬鹿なことを言うな、とたしなめました。Poppycock. Children are pure instinct.(子どもの直感は鋭い)アンはついにネイトとダンロップの会話も思い出しました🎉。あのふたりはグルよ!💢
アンが立ち去ろうとすると、フロストは、先ほど見せてくれたノートを差し出し、まだ空いているページがあるから自分の考えをまとめるのに使うといいと勧めてくれました。アンは心から感謝して退出します😻。これがフロストにとっても立ち直るきっかけになりそうでしたね🌸。
が、こうしてせっかく真実を突き止めたというのに、これをエリザが阻みました😈。二人がいなくなったと心配して警察まで呼んでいたエリザは、うら若い少女がパブに入ったことに対して激怒し、アボンリーに帰るまで話してはいけないとキツく叱ったのです😵。でないともうアンにダイアナを会わせないと言われたので、ふたりは黙るしかありませんでした💦。
グリーン・ゲイブルズで
マリラとマシューも、ネイトとダンロップを胡散臭いと感じていました👌。特にマリラは、ネイトが隠れて酒を飲んでいたと知ると態度を激変させます👊。ネイトは危険を察したのか、マシューの引き出しから銃を盗んでおきました。ダンロップはそれでもグリーン・ゲイブルズに残りたいと言い張ります🐒。マリラとマシューは二人に出て行ってほしいと伝えました。ダンロップは家を買うまで待ってほしいと粘りますが、マシューは荷造りするための日数しか与えません😁。
翌日ようやくアンが戻ってきました。アンは、ウィリアムがネイトに大金を渡すのを臍を噛む思いで見つめています😭。マリラに呼ばれたアンは家に入り、やっと真実を伝えようとするのですが、そこにダンロップが現れました😈。アンは怯えて何も言えなくなります😱。アンの様子がおかしいと察したマリラはダンロップを追い出しました。それでアンはすべてをマリラに打ち明けます。金なんてほんのわずかしかないの。ふたりは詐欺師だったのよ!!
これを立ち聞きしたダンロップがネイトに伝え、ネイトはマリラとアンを縛り上げて逃走しました😵。マリラとアンはなんとか必死で立ち上がり、玄関の鐘を鳴らします。マシューがこれに気づいて走ってきてくれました。ジェリーは早めに帰してしまったので、自ら助けを呼びに行きます💨。そのジェリーは途中でネイトたちに遭遇しました。そこでジェリーは、ついに!ふたりがシャーロットタウンで金を奪ったならず者だと気づきます🎉。怒って飛びかかるもでもすぐに殴り倒されてしまいました
。
ここで仲間割れが生じます。ダンロップが銃を取り出してネイトから金を全額奪い取ろうとしたのです😎。が、銃には弾が入っていませんでした😵。ネイトはダンロップを採掘の穴に突き飛ばして逃げて行きます💦。There you go, buddy. I made your wish come true. You get to stay in Avonlea forever.(よかったじゃないか、バディ。これで夢が叶ったな。一生アヴォンリーにいられるぞ)
辺りはすっかり暗くなり、助けを呼んできたマシューはようやくジェリーとダンロップを見つけたものの、ネイトを見つけることはできませんでした😔。ダンロップはすべてをネイトのせいにしようとしますが、二人がグルなのはもう明白です😠。翌日ジェリーはアンにふたりがシャーロットタウンの強盗だったと伝えました。アンはジェリーをハグして、ふたりに立ち向かおうとした勇敢さを讃えます❣️。
その夜アンは、ネイトが置いていった地質学の本を読んでいました。マリラは、そんな本は捨てろと促しますが、アンは失敗を成長の糧にしたいと答えます。I believe there's always a bit of good in any situation even a bad one. マリラは、言うは易く行うは難しだが(Easier said than done)、立派な考えだと褒めました💜。
エピローグ
船に戻ったギルバートがアンからの手紙を読んでいます。There's gold in Avonlea?😲(アヴォンリーに金があるって?)アンはきっとすっかり忘れちまってますね😓。
感想
いや〜傷が深くならないうちに分かってよかったですよね。エリザがアンに話を禁じなければウィリアムも最悪の事態を免れたけど、そもそもエリザがあんなに怒っていたのはウィリアムのせいでもあるわけですし、いたし方ありませんよね😜。来週の放送も楽しみですね😻。
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はじめまして!
以前からおばさんのファンです。詳しいあらすじ・感想でより深く物語に浸れます。このドラマは昨年のシーズン1からはまってしまいました。ドキドキの展開ですが、少女が主人公なんだから最悪な事は起こらないと信じてました。いつもドラマ視聴後に読ませていただくのを楽しみにしています。それにしても、英文を詳しく聞き取られているのには感心しきりです、他のドラマにおいてもね。