アンという名の少女S2 ネタバレと感想 第7話 気分が変わるように記憶も変わる

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【アンという名の少女シーズン2~Anne with an "E" S2】の7話は「気分が変わるように記憶も変わる」(Memory Has as Many Moods as the Temper)です。あ〜これまたとっても良い展開でしたね👍。気分を変えれば見方も変わる、よって記憶も(良いものに)変えられるかもしれない🌸。苦い記憶にいつまでも縛られるのは辛いですからね。以下ネタバレですアンという名の少女2のネタバレ感想行きますよ~(^^)/

パーティー

嘘も方便

ダイアナと両親がジョセフィーンの開くパーティーに初めて招待されました🌹。アンはマリラに是非一緒に行かせてほしいと頼みます。今やパフスリーブのドレスもありますからね😁。あれはやはりジェニーが返してくれたのだそうです。でもマリラは絶対にダメだと言い張りました。アンがはしゃぎすぎるから(健康によくない😓)というのが理由ですが、実際にはマリラ自身の体調が思わしくなかったからのようですね。マリラは以前からかなりの頭痛持ちだったようです。

学校へ行くと、ダイアナもパーティーに行けなくなったと憤慨していました😤。ダイアナの父でジョセフィーンが苦手のウィリアムが、風邪を理由に行かないと言い出したのだそうです。当時の女性は男性のエスコートがないとどこにも出かけられなかったのですね💦。そこでふたりは、クリスマスに手首を骨折して以来、絵が描けなくなったとすっかり落ち込んでいたコールに一緒に行ってほしいと頼みました。コールは行きたくなさそうでしたし、土曜は家業を手伝うことになっていると断りますが、アンは諦めません。手伝わなくてよくなったら行ってくれる?😏

アンはダンロップにもらったペン(The Pen of Duplicity=詐欺師のペン)を使って「シナリオ」を書きました🎶。コールが家の用事でシャーロットタウンに行くことになったとダイアナに嘘をつかせたのです。コールの母のマッケンジー夫人(Tammy Isbell)には、臨時に人手がいるからだと説明させました。もちろん報酬も出します。エリザはコールに「その用事はよく頼まれるのか」と確認し、コールもそうだと答えました。マッケンジー夫人には「定期的な収入になるかもしれない」と思い込ませます😈。

ふたりを騙した後の仕上げはマリラです😎。マリラはその時も耳がよく聞こえなかった上に記憶も混乱していました😨。どうします?マイケル。慌てて"マシュー"と言い直したマリラに、マシューは助け舟を出しました。I'll allow it.(行っておいで)アンはもう大喜びで、マリラの様子にはまったく気づきません😓。

多様性に触れる

パーティーにはいわゆる"普通"とは違う人々が溢れていて、それはそれは華やかな賑わいでした🌹。ダイアナが楽しみにしていた世界的なピアニスト=セシル・シャミナード(Nathalie Toriel)も登場します。彼女は実在した人物です。

ダイアナは得意げにフランス語で挨拶をしましたが、シャミナードとジョセフィーンから「ピアニストになりたいのか」とほのめかされると大いに戸惑ってしまいました😨。ダイアナにとってのピアノはあくまでも「良家の子女」としての嗜みでしかなかったのです。その上ダイアナは、初めて、ジョセフィーンに「女性の恋人」がいたことに気づきました。パーティーの出席者は皆、才能に溢れた多様な人々で、ジョセフィーンとガートルードのこともよく知っていましたし、そもそもそのパーティの発案者がガートルードだったのだそうです👍。またジョセフィーンの部屋にはふたりのいかにも仲睦まじそうな絵も飾ってありました💕。

ダイアナはすっかりショックを受け😱、もはやパーティーどころではなくなりました。彼女の価値観そのものが壊されてしまったからです。ジョセフィーンが両親に彼女が同性愛者だと告げなかったのは「悪いこと」だと自覚しているからだ、女二人では子どもは作れない、と憤慨しました😤。It's unnatural, Anne!(それは不自然よ!アン)アンとコールはジョセフィーンを擁護します。コールもまた同性愛者だったのだそうです💜。ジョセフィーンはずっと自分はどこかおかしいと思って生きてきたけれど、ガートルードに出会ってそうではない(there was nothing wrong with her)ことに気づけたのは良いことだと思わない?

ジョセフィーンに頼まれて、ガートルードの好きだったジェーン・エアの朗読を披露したアンは、心からコールに同意しました🌸。I think it's spectacular. There's so much more possibility.(私は素晴らしいと思うわ。世界にはもっとたくさんの可能性があるのよ)でもダイアナはまだ納得できないようです😥。

翌朝ジョセフィーンはまた新しい&年若い友ができた喜びをコールに伝え「報酬」を用意してくれました。I'll not hear protest😏.(異議は認めませんよ)

母との訣別

一方のマリラは、ちょうどマイケルが亡くなった後のことを思い出していたようです。マリラたちの母はマイケルをとても可愛がっていたらしく、彼を失ってからはずっと病床に伏していたらしいのです😔。マリラは文句も言わず、母と、そして手のかかるマシューの面倒を見ました。それはマシューも覚えていて、自分と母がマリラの青春を奪ったと激しく後悔していたそうです😭。マリラは、子供を亡くしたのだから仕方ないと母を庇いましたが、マシューは、母にはまだ自分とマリラがいた💢、と反論しました。マイケルを失って悲しかったのは皆同じだ!😡

そしてマシューはマリラを励まします。マリラが母を思い出していたのは、自分の体調が優れないため、もうすぐ死ぬのではないかと恐れていたかららしいのです😿。昔はそれでも良かったけれど、今はアンがいる。あの子のためにも元気で長生きしなければ。マシューは、マリラは母よりずっと強いし、これからは何があっても3人で立ち向かっていこうと伝えました。Whatever we're facing we'll face it as a family, the three of us.

帰宅したアンは、マシューから、マリラの具合が悪いと聞くとさっと顔を曇らせますが😨、マシューはすぐに少しだけだと否定しました。お前の顔を見たら元気になる😉。その言葉通り、マリラはアンを喜んで迎え入れます🎶。アンはコールの描いたアンの似顔絵を「留守番」に置いていったのですが、おかげで寂しさが紛らわせた、と微笑みました。アンはマリラが「アンがいなくて寂しかった」と言ってくれたことが嬉しくてなりません。You missed me?😻 マリラは、さあ冒険談を聞かせてくれ、と催促しました。でも静かにね😏。

将来の夢

ギルバート

ギルバートは医者になろうと決心しました👍。勉強の遅れを取り戻そうとフィリップスに助けを求めますが、❌卑劣でチンケなフィリップス❌は「金を出せ」と言わんばかりです😡。賢いギルバートは、こんなク○野郎の助けがなくても、一人で立派に勉強ができることを証明して見せましたフィリップスめ、学校から出ていけ!

ギルバートの夢を聞いたアンは彼を励まします💜。You'll get there, if you go where your passions lead you.(あなたの情熱がきっとそこへ導いてくれるわ)

コール

コールは将来画家になりたかったのに、骨折のせいで腕がうまく動かなくなったそうです。スケッチブックを燃やそうとしたほど絶望していましたが、ジョセフィーンのパーティーで彫像を目にし、大いに心惹かれました😍。するとその作者から、たとえ腕が動かなくなっても芸術性は消えないと励まされます。彼女は「粘土をこねてみろ」とアドバイスしてくれました。それが手首のリハビリになるそうです👍。

言葉を美しく操る能力

ギルバートがその言葉に思わず戸惑ったほど💦、アンは自分の「言葉を美しく操る能力」(a beautiful connection to words)に自信を持っていました😁。ジョセフィーンのパーティーでそう褒められたからです。コールは早速粘土をこねながら、作家になるつもりかと尋ねました。Maybe. Maybe I'll be a lot of things.(そうかもしれない。可能性はたくさんあるわ)アンはダンロップのペンを「可能性のペン」と命名しました。I now dub thee the Pen of Possibility.

感想

仲良し兄妹のマシューとマリラが、母親との苦い思い出に決別できたのは何よりでしたね👍。本当に親子というものは厄介ですよ💦。マシューが、マリラの具合が悪いからこそアンを旅行に行かせたシーンでは、ああ、ふたりは本当に心からアンを愛しているのだと胸が熱くなりました😿。来週は選挙でお休みだそうですが、この国も「掛け声」だけではなく本当の意味で多様性を認める優しい社会になってほしいものですね。次回の放送が待ち遠しいです🎶。

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