アンという名の少女S2 最終回 ネタバレと感想 この世界に増大する善
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【アンという名の少女シーズン2~Anne with an "E" S2】の最終回は「この世界に増大する善」(The Growing Good of the World)です。これはまた大袈裟だけどピッタリなタイトルでしたね〜😂。まさにその通りで大団円でした🌹。以下ネタバレです。
停職処分
ミス・ステイシーは「生徒の監督不行き届き」を理由に停職を命じられてしまいました😨。それ以外にも、やはり、レイチェルがハーモン・アンドリュースとミス・ステイシーが同じ馬車に乗っていた(=ふたりは不倫関係にある)と言いふらしたのです😔。
マリラの怒り炸裂
レイチェルはこれを、さも得意げに、マリラに教えにやってきました🐒。Time for that trollop to go! She's a spinster in her childbearing years.(売春婦を追い出す時がやってきたわ!彼女は年配とは言えまだ子供が産める年なのよ)レイチェルが既にこの話をアンドリュースの妻に伝えたと聞いたマリラは憤慨してレイチェルを激しく非難します。Miss Stacy assigned Anne an essay on the perils of gossip. I daresay you could benefit from the same lesson😠.(ミス・ステイシーはアンに噂の危険性についてのエッセイを書かせた。あなたも同じ授業を受けるべきでは?)
レイチェルは、独身のマリラには浮気される妻の気持ちは分からないと言い出しました。マリラは「偏見だ」とやり返します。レイチェルは、言うに事欠いて、マリラを「不完全」(invalid)扱いしました😡。こともあろうにグリーンゲイブルズを"little coffin"(小さな棺桶)とのたまい、そこに篭りっきりだから、レイチェルがいなければ何も情報を得られない、と決めつけます👎。
もちろんマリラも負けていません。You sure love to stop by my coffin, unannounced and uninvited! I have put up with your judgements and your assumptions, your gossip and your bullying for 50 years! (そういう自分は、しょっちゅう私の棺桶に来るじゃない?知らせもせず、招待もされてないのに。あなたの決めつけや思い込み、ゴシップや意地悪にもう50年も我慢してきたけど、もう我慢できないわ!)マリラは、レイチェルがアンに暴言を吐いたことも忘れていませんでした。You were unkind! Just as you're being now. I think perhaps you're in a coffin of your own, a mental one. You're close-minded, Rachel!(あなたは優しくないの。今もあの時と同じことをしている。棺桶に入っているのはあなたも同じね。精神的なものよ。あなたは心が狭すぎるの!)
レイチェルはもはや言い返すこともできず、最後にこれだけ行って帰って行きました。次に来る時は手紙で了解を取ってから来るわ。もし来ることがあれば、だけど。マリラも最後まで辛辣です👍。Be sure to close the casket on your way out!(棺桶の蓋=ドアをちゃんと閉めて行って!)
二人のやり取りにドギマギしていたマシューがまた可笑しかったですね〜😂。いやどっちもちと言い過ぎやろって😨。
救出作戦
子どもたち
一方で、アンとダイアナも、ミス・ステイシーを助けようと知恵を絞りました🎶。アンは、ミス・ステイシーが授業で見せてくれたジャガイモライトで大人たちを説得しようと思いつきます。それには「ライト」が必要でした。アンはダイアナとジョズィーに加え、何か手伝いたいと申し出て「アイディア」をくれたムーディー・スパージョン(Jacob Ursomarzo)も誘ってシャーロットタウンに行くことにします。コールも同行し、こちらはジョセフィーンに会いに行くことにしました。汽車賃はないので「無賃乗車」することにします😅。これを、セバスチャンを捜しにシャーロットタウンに行くことにしたギルバートに見つかりますが、駅員には見つからずに済みました💦。
ところが、せっかくあの質屋でライトを手に入れたというのに、ムーディーはまたこれを落としてしまいます😔。よほど縁がないのですね。それでアンたちは結局ジョセフィーンに助けを求めることにしました。ジョセフィーンは家中のライトを外して持たせてくれます💜。もちろん帰りの汽車賃もです😎。でもコールに戻る意思はありませんでした。彼は自分を理解してくれるジョセフィーンと暮らすことにしたのだそうです🌸。ちなみにダイアナもジョセフィーンに謝罪しています👍。
マリラ
マリラはミス・ステイシーを訪ねて、こんなことで辞めてはいけないと励ましました。You cannot let the narrow thinking of others chart your path!(心の狭い人間に自らの進路を決めさせちゃダメよ)アンもアヴォンリーにきたばかりの頃はひどく苛められたけれど、決して諦めず、今は元気にやっている。あなたも負けないでほしい。確か「ピンチはチャンス」だったはず😉。ミス・ステイシーは意を決して「集会」に乗り込んで行きました。もちろん「パンツスタイル」です。
集会
その集会では、おっそろしく偏見に満ちた意見が交わされていました😨。あ〜アンが来たばかりの頃を思い出しますね。誰よりも慈悲深くなければならない牧師が、あの時もアンを「孤児」呼ばわりして蔑みましたが、今回も似たようなものでした😠。教師と軍人を混同してるんとちゃうか💢?特に"The goal of education is to create a better workforce"(教育の最終目的は良き働き手を作ること)には空いた口が塞がりませんでした。だから、学校の授業は「暗記と暗唱」で十分なのだそうです😔。
そこへミス・ステイシーが乗り込んできました🎉。彼女は、教育の最終目的は「自ら考える力」を身に付けさせることだと主張します。。嫉妬でも偏見でも恐れでもない、誰も予知できぬ将来に対して柔軟に対応していく力だ。その能力は暗唱や暗記では育たない。自分自身で考えさせることが必要だ。一昔前には考えられなかったことが今現実に起きているのは周知の事実だ。
Dreamers change the world. Curious minds propel us forward. My intention is to build strong students with bright futures, not just for them, but for everyone. That is why I'm here.(夢を見るものが世界を変える。好奇心が革命を起こす。私は輝ける未来のある強い生徒を育てるためにやってきた。それは子どもたちだけのためではなく、皆さんのためでもある)
ここにその「生徒たち」がやってきました。手にはジャガイモライトを携えています💕。
Miss Stacy is an inspiration. We learned more from her in a week than we learned in a year. Tell me and I forget. Teach me and I remember. Involve me and I learn. Different isn't bad. It's just not the same.(ミス・ステイシーはインスピレーション。1週間で1年分教えてくれた。言われたことは忘れちゃうけど、教えてくれたら覚えている。巻き込んでくれたら学べる。違うことは悪いことではない。ただ「同じ」じゃないだけだ)
ここでマシューも立ち上がります😍。There's always another way to look at things.(何事も視点を変えてみるといい)ギルバートは、ミス・ステイシーは彼が医者になるのを応援してくれると約束した、と語りました。そしてマリラも意見を述べます💜。As someone who lived without change for the bulk of my life and then had great change thrust upon me I can attest that it is the only way to grow and learn.(私のように、人生の大半を変化を経験せずに生きてきた者がある時大きな変化に見舞われて、今なら確信できる。変化こそが成長と学びの道なのだと)
感激したレイチェルは決を取ると言って立ち上がり、自ら、ミス・ステイシーを残そうと手を挙げました😵。これに、子どもたちを含むほぼ全ての町民が続きます。アンたちは皆ハグしあって喜びました❣️。
それからレイチェルは「手紙」を出すことなくグリーン・ゲイブルズを訪れて、マリラと和解しました😁。これが長年の親友の良いところですね。マリラは早速「シャーロットタウンに行くことになった」と教えます😏。
和解と結婚
セバスチャンはメアリーの家に入り浸り、既に結婚まで考えていました。ところが、ある時、メアリーが若い男とキスしている姿を目撃してしまいます😨。てっきりフラれたと絶望したセバスチャンはすぐに姿を消しました。ところがその若い男=イライジャ(Araya Mengesha)は、メアリーが未婚で産んだ子どもだったのだそうです💦。今は悪い仲間と連んでいるのが心配らしい。
一方のギルバートは、自分だけ夢に突っ走ってしまったことを深く反省し、牧場の権利書を持ってセバスチャンに会いにきました👍。今度こそ、共同経営者としてやっていこうと約束します。セバスチャンは快諾し、メアリーへの誤解も溶けて、めでたくプロポーズをしました。
アンの夢
シャーロットタウンで行われたふたりの結婚式にはアンと家族も駆けつけます💜。アンはそこでギルバートに「教師になると決めた」と伝えました。I've decided I'm going to be a teacher. Just like Miss Stacy. ギルバートは「悲劇的なロマンスは?😏(Tragical romance and all?)」と揶揄います。アンは、それも諦めない(Remains to be seen)、と答えました。
謝罪と学び
コールは、シャーロットタウンに行く前に、ビリーに謝罪に行きました。ビリーの対応は実にそっけないものでしたが、彼なりに反省はしていたようです。秘密の小屋の前であのキツネを見かけても、捕まえようとはしませんでした👌。そうそうキツネの件はマシューも根負けし、罠を外した上で、キツネが入り込めないように小屋を頑丈に作り直してくれました😍。アンは嬉しさのあまり、地面に倒れ込んでしまったほどです🤣。
感想
アンの、違うことは悪いことではないという台詞、よかったですよね💕。来週からのシーズン3(最終シーズン)がますます楽しみですね😍。
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拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、こんにちは(^^)/。
本当に楽しい最終回でしたね〜。私も大満足です。
そうそう、シーズン3がファイナルシーズンなんですよ。確かNHKでシーズン1を放送していた頃、Twitterで、このドラマをもっと続けてほしいというツイートが拡散されてきて、アタイも賛同した記憶があります。多分今でも活動は続いているんじゃないのかな。こん