アンという名の少女S3 ネタバレと感想 第1話 知りたい秘密

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【アンという名の少女~Anne with an "E"】のシーズン3がスタートしました。も〜これがまたいっそう素敵な展開になっていましたね〜😍。気は早いけれど、これがファイナルシーズンだなんて寂しすぎです😭。

それはさておき、第1話の「知りたい秘密」の原題は"A Secret Which I Desired to Divine"で、これは劇中、ジェリーが読んでいたメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」からの引用みたいですね。今シーズンはこれなのかな🤔。以下ネタバレのあらすじですアンという名の少女3のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

16歳の誕生日

家系

アンは、短かった髪も元通りに伸びて、すっかり大人びていました💕。バッシュとメアリーのところには赤ちゃんが産まれていましたから、シーズン2からはだいぶ経ったという設定ですよね。なんでもあと半年後にはクイーン学院というカレッジに行くことになっていたそうです。そんな16歳の誕生日を目前にしたアンの関心は自分の「家系」に向けられていました。What it feels like to truly belong?(本当の両親はどんな人だったのかしら)

時を同じくして学校でも「家系」について取り上げられました。アンは自分の番が来ると、これをサラリとかわします。I am a mystery, shrouded in an enigmatic riddle. The end.(私は謎で、謎めいた謎に包まれている。おしまい)アンはそうちゃめっ気タップリに語ると、自分は孤児だから家系については何も知らないのだと説明しました。ミス・ステイシーあらためミュリエルは残酷な質問をしてしまったと心から申し訳なく思い、過去を調べてみてはどうかと助言します。孤児院に行けば何かわかるのではないか?

アンはすっかりその気になります🎶。ちょうどギルバートが毎週シャーロットタウンに行っているので、汽車には一緒に乗ってもらい、ノバスコシアの孤児院にはコールに付き添ってもらうことにしました😁。

サプライズパーティー

誕生日の早朝に目覚めたアンはこの日を「特別な日」にしたくて胸をときめかせて下に降りて行きました。が、マリラもマシューもわざと知らん顔をしています😏。アンが、ふたりとも覚えていなかったのかしらとガッカリし始めた頃、ふたりが歌いながら手作りのケーキを運んできました💕。ケーキには花に覆われた50セント硬貨が乗っかっています。アンは感激で胸がいっぱいになりました😍。I could not have imagined a more perfect cake than this.(こんなに完璧なケーキを想像することはできないわ)

そしてマシューはアンに「小さな帽子👒」の飾りが付いたブレスレットを贈ります🎁。初めて会った時にアンがかぶっていたからです。それが「原点のアン」(the original Anne)を思い出させてくれる。That blessed day when fate brought us together and we become a family.(あの祝福された日に運命が私たちを一緒にしてくれた。私たちを家族にしてくれた)

アンはこれでルーツを探しに行けると言い出しました。一人では行かないし1日だけだと計画を説明すると、マシューは許してくれましたが、マリラはすぐには許可できないと答えます。もう少し時間がほしいと語り、とりあえずは誕生日を祝おうとケーキを切りました。

とそこへ今度はダイアナが走ってきます。ダイアナもまた女の子たちとサプライズパーティーを準備していたのです😁。グリーンゲイブルズの近くまで来たダイアナに、ジェリーがしつこく用事を聞くので、ダイアナはパーティーの話を打ち明けました。するとジェリーは「ダイアナの両親が死んだ!😈」などと言い出します。ダイアナは慌てて、そうじゃなくてミニー・メイが病気なのだとごまかしました💦。

This has nothing to do with Anne's birthday😏.
アンの誕生日とは関係ない

ジェリーのその言葉でマリラとマシューはすぐに気づきますが、アンは真剣に心配します😨。懸命に走って駆けつけると・・・。Surprise!💝(サプライズ!)

アンがアヴォンリーにやってきた頃、こんな日が来るとは誰が予想したことでしょう。皆、アンが大好きで、そんなアンのためにご馳走をたくさん作って待っていてくれたのです🎉。

アンが楽しい時を過ごして戻ってきたその夜、とうとうマリラも許してくれました。ふたりは何よりも「アンの幸せ」を願うことにしたのです。Well, that's the best we can do.(それが我々にできる最良のことだ)

先住民と親しくなる

またアンは学校で新聞委員をしていたようです。それとも「担当」を決めて皆で書いていたのかな🤔。アンは、男子生徒たちがホッケーに興じていた時、彼らがホッケーのスティックを先住民のアルク(Brandon Oakes)に依頼していることに気づきました。ギルバートは丁寧に頼んだので引き受けてもらいましたが、無礼なビリーは断られたようですね😏。

アンはアルクが、アンと同じ年頃の娘を連れていたこともあり、どうか取材をさせてほしいと頼みました。アルクは渋い顔をしますが、娘のカクウェット(Kiawentiio)は、記事を書いて貰えばスティックの注文が増えるかもしれないと援護してくれます👍。アンは彼らの家を訪問しても良いかと尋ねると、カクウェットは行き方を教えてくれました。それがまたアンの好奇心を刺激せずにはいられない実に素敵な描写なのです🌹:

Past all fences. Go away from the ocean, to the dead tree. Find the thin water that moves travel upstream, until all around you is green trees. Walk with the water the way the sun goes down until the land goes flat and open. Our home is there.

柵を全部超えて、海から離れていくと、死んだ木があるわ。そこに細い水が上に旅していくと周囲を緑の木々が取り囲む。その水に沿ってそのまま日が沈む方へ行くと、平らで開けた土地に出る。そこが私たちの家よ。

アンはすっかり魅了されました😍。It sounds like a poetic paradise.(まるで詩的な楽園のようだわ)

その後アンはもうじきお産を控えているらしい愛馬のベルに乗って、カクウェットの言う通りにやってきました🎶。そこでアンは先住民の生活や言葉を教えてもらいます。中でも印象的だったのは「名前」の解釈でしょうか。カクウェットの名前の意味は"sea-star=starfish"(ヒトデ)だそうで、アンはそれを"resilient"(弾力性がある)と解釈しました。カクウェットはアンを「メルキタウラムン(Melkitaulamun)」と表現します。これは「強く勇敢な心」を意味する言葉だそうです。When your eyes seek and your heart is open, that is true brave.(あなたの目が求め、あなたの心が開かれている時、それは真の勇気を意味するの)

またカクウェットと彼女の母はアンの髪も褒めてくれます❣️。She says your hair looks like the earth. I think it looks like fire.(母はあなたの髪が「土」のようだと言った。私は「火」のようだと思う)ここで母親は"soil"という言葉を使ったのに対し、カクウェットは"earth"と表現したのがまた素敵ですよね🌸。

アンはすっかりカクウェットとその仲間が大好きになりましたが、アンが先住民の部落へ行ったと聞いたマリラは眉を顰めました。インディアン=危険という印象はなかなか払拭できないようです💦。

ロマンスの予感

お年頃になったアンや少女たちは、それぞれに「ロマンス」が芽生えていたようですね😁。アンとは離れてイギリスの花嫁学校に行かされるダイアナには、ムーディーがアプローチし、ルビーは相変わらずギルバートに夢中で、ティリー・ブルター(Glenna Walters)はなんと二人の少年から交際を申し込まれていました😲。

そしてアンは、まだ自分の気持ちには気づいていないのか、一生独身を通すなどと豪語していますが、どうやらギルバートは本気のようでしたね。アンを見る眼差しが愛に溢れているのに気づいたルビーは「ルビーのことを話していたからだ」と誤解していましたが💦。

ほか

レイチェルはすっかりミュリエルと親しくなっていました🤗。太り過ぎのためにもっと歩くよう言われたらしく、ミュリエルを付き添いに選んだようです。そこでふたりも「ロマンス」について語り合いました。ミュリエルは、ロマンス(独身男性)に興味がないわけではないが、夫を亡くして1年間悲しんだら、もうひとりで生きていけるようになったのだと説明します。でもレイチェルは、興味がなくないのなら、自他共に認めるマッチメイクの達人の自分に任せてくれ、と胸を叩きました。とはいえ、コルセットを締めて歩いていたので、その胸は呼吸困難で実に苦しそうでしたが🤣。

またマリラは、メアリーとバッシュの子どものデルフィーヌをとても愛おしく感じていました。マリラとマシューにとってアンは特別な存在ですが、また「赤ちゃんは格別です。マリラは「手伝い」と称してふたりの家に足繁く通ってはデルフィーヌの面倒を見ていました💜。メアリーもおかげで赤ん坊の世話から解放されて喜んでいたようです😉。

そして今やアンの影響で「花嫁学校」にはまったく魅力を感じなくなったダイアナは行きたくないとゴネていますが😤、両親は相手にしてくれません。Finishing school won't actually give me a well-rounded education.(花嫁学校では幅広い教育が受けられない)ダイアナは力一杯ピアノを弾きまくって怒りをあらわにしていました😅。

感想

マシューとマリラは、アンの誕生日を祝うことで家族の絆を再確認したかったのだろうに、そこでいきなり「ルーツを知りたい」と言われた時はショックだったでしょうね😔。過去を知って傷つくのではないか、もし親戚がいて引き取りたいと言われたらどうしよう〜様々な不安を抱きながらも、最後はやっぱりアンのために行動するふたりがまためっちゃ素敵でした

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COMMENTS

こん
みちるさんへ
2021/11/30 (Tue) 17:31

拍手コメントをありがとうございます♪

みちるさん、こんにちは(^^)/。
いつもブログをご利用いただきましてありがとうございます♪

私は基本的にミステリーオタクなので、普段はとっても大雑把なのですが、変に細かいところが気になったりするのですよ^^;。で、シーズン1、2のタイトルがやはり小説からの引用だったので、今シーズンは何かな〜などと密かに楽しみにしていました(爆。お楽しみいただけて幸いです。

マシューとマリラは本当に素敵ですよね〜。アンの願いが彼らを苦しめることの無いよう祈りたいですね。アンなら大丈夫だと思いますが。続きもとっても楽しみですね。こん

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