アンという名の少女S3 ネタバレと感想 第7話 「正義を信じる行い」はめちゃ良かった!
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【アンという名の少女3~Anne with an "E" S3】の第7話「正義を信じる行い」は、も〜久しぶりにスカッといたしましたね〜😍。これぞまさしくこのドラマの真骨頂🎉!ですわ。原題は"A Strong Effort of the Spirit of Good"(善の精神の強力な努力)と、ひどい日本語だけど💦、もう少し強いニュアンスですかね。以下早速ネタバレです。
男女平等
アンはジョシーに対するビリーの行いがどうしても許せなかったので、学校新聞に具体的な名前を伏せて「男女は平等だ」と訴えることにしました👍。誰にも相談せずに一人で記事を仕上げたので、朝の4時までかかったそうです。その学校新聞は、日曜日に教会の前に置いておいて、皆が読むことになっているらしいですね。マリラは疲れ切っているアンに、今日は教会に来なくていいから寝ているようにと伝えました。
案の定、教会では早速大騒ぎになります😈。記事に書かれているのは自分のことだと察したジョシーは泣き出して出ていき、保守的な大人たちは、まるで政治家気取りだと大いに憤慨しました。ミュリエルですらギルバートに、なぜアンを止めなかったのか、と嘆きます💦。Why didn't you talk some sense into our flame-headed Robespierre?(どうして頭がかっかと燃えているロベスピエール=革命家に道理を説かなかったの?)
周囲の反応
まずはいつもは味方のこのふたりから参りましょうか。
マリラとダイアナ
いつもはアンの味方をしてくれるマリラとダイアナも、アンはジョシーを傷つけたと批判しました😠。ジョシーが泣きながら教会を出て行ったと聞いたアンも、自分にはその気がなかっただけに、大いにショックを受けます😨。早速ジョシーに謝りに行くのですが、ジョシーに思い切り殴られてしまいました💦。
アンドリュース家とパイ家
他の頭の硬い大人たちの反応はだいたい想像が付きましたが、特筆すべきなのは、いわゆる「加害者」と「被害者」の2つの家庭の反応でした😲。ここでは一応そのように分類しましたが、最も興味深い(腹立たしい😤)のは彼らが自分たちをそのように捉えていないことです。
加害者
加害者は、女性を「欲望の対象」として扱ったビリーですが👎、アンドリュース家では、そのほとんどがそう考えてはおりません🐵。特に父親のMr.アンドリュース(David Ingram)は、面倒なことになった、ジョシーとの婚約はさっさと破棄し、シャーロットタウンに行って新しい婚約者を見つけようとのたまいます😈。
でも、ビリーの姉のプリシーだけは別です👍。フィリップスとの破談の後、大学へ進学したプリシーは、今や素晴らしい女性に成長していました💕。自分も2年前、まさに今のジョシーのように「ふしだら」呼ばわりされた。テッド・フィリップス(よーやく名前が分かった・😂)がプロポーズしてくれて噂は消えた。今ビリーは自分のすべきことが分かっているはず(ジョシーの名誉を守るためにプロポーズする)だと批判します。まあそれが正しいかどうかはまた別ですけどね。だってプリシーも結局はそんな「スキャンダルを揉み消すための結婚」が嫌で破談にした、ということなのでしょうからね😎。
被害者
ジョシーの両親、Mr&Mrsパイ(Amos Crawley, Trenna Keating)はまさにこれを考えていました。一刻も早くジョシーをビリーと結婚させようとします🐒。その口ぶりはまるでジョシーが「加害者」であるかのようです。Mr.パイはこの噂のせいでビリーと破談になったら大変だとアンドリュース家に駆けつけました。Mr.アンドリュースは本音を隠し、家族で検討すると答えます😈。ビリーはともかく、ジョシーはもはやビリーとの結婚など到底考えられなかったのに😔。
クラスメート
アンのしたことを批判したのは大人だけではありません。クラスメートもほとんど全員がアンのしたことは間違っていると憤慨しました😤。でもギルバートだけはアンを庇います。アンの主張はいつだって公平だ。ミュリエルもアンの問題提起は素晴らしいと評価しつつも、ここ=保守的なアヴォンリーでは、もう少しやり方を工夫すべきだったと助言しました。
学校評議会
さて、頭の硬い大人たちの反応に移りますると、彼らは最初学校新聞を止めさせるよう息巻きました😈。紅一点のレイチェルは、腹は立つけれど相手は子どもだとなんとか彼らをなだめようとしますが、彼らは時代錯誤な暴言を吐き続けます。"the savage natives"(野蛮な先住民)や"the colored woman"(黒人女)の追悼記事も我慢できなかった👎。レイチェルは、彼女の名前はメアリーだと反論しますが、聞く耳すら持ちません。それどころか" Hysterical interruptions"(ヒステリックな遮り)などと嫌味を言われました。男どもは「新聞で扱って良い記事と悪い記事」を彼らが選別すればいいとのたまいます。レイチェルの意見は徹底的に無視され"All in favour"(全員賛成)と結論づけられました。そしてアンを委員から外すよう命じます💀。
デモンストレーション
ミュリエルは、一旦この「弾圧」に屈しようとしましたが、子供達が猛反対しました🎉。アンもここに加わって、皆一致団結して戦う覚悟を決めます。彼らのデモンストレーションには、プリシーに加え、街の大人も大勢参加してくれました💕。評議会場に乗り込んだアンを「野蛮な大人たち👎」が罵倒しますが、マリラが断固として封じ込めます。They have a right to their say!(彼らには話す権利があるわ!)
アンが壇上で話し始めるとジョシーが姿を現しました😍。アンは彼女を壇上に誘い、評議会への「メッセージ」を披露します。子どもたちは皆マスクをして口を閉じ、手には板で作ったプラカードを持っていました。そこには"Freedome of Speeech is a human right"(言論の自由は人権だ)と書かれています。ちなみにアンは「森の隠れ家」を弔うメッセージが書かれていた板からこのインスピレーションをもらったようです🌹。
レイチェルはこの姿に涙ぐみましたが、野蛮人たちは、子どもたちから板を奪い、彼らを壇上から引き摺り下ろそうとしました😈。ミュリエルはこの姿をカメラで撮影します。どうやら「記者」を連れてきたようです😁。ギルバートは評議員の目の前で、彼らがよこしたリストを破り捨てました😜。Thanks for the suggestions. 起こった男はミュリエルを名指しし、おまえの子どもたちを制御しろ、と怒鳴りつけます。Miss Stacy, control your children!
ミュリエルはキッパリ断ります。They are not children. And they are not out of control.(彼らは子どもではないし、制御不能でもない)人々から拍手と歓声が湧き起こりました。
その夜、アンはミュリエルに感謝し、ギルバートはアンをねぎらいました💜。アンとギルバートは夜空を見上げながらしみじみ語り合います。After all these years, who knew we'd make such a good team.(色々あったけど僕らは本当に良いチームだ)アンは、そのギルバートの言葉の後に訪れた「悩ましい沈黙」に耐えられず、唐突に「ウィニフレッドはラッキーね🐒」と言って中に入っていきました
。Thank you for today and everything.(今日のこと、全部、ありがとう)
何せアンは、ギルバートがウィニフレッドの両親をもてなしているのもまるで「牛馬の品定め」であるかのようにこき下ろしたのですからね😓。
野蛮な報復
その夜、どうやらあの野蛮人たちが報復にやってきました💀。どうやら学校に放火をしたようですね😨。まったく、こいつらを「野蛮人」と呼ばずとして誰を呼ぶというのでしょうか😤。
ダイアナの火遊び
今回ダイアナは「ビリー」と同じ立場にいました😓。ダイアナは「裕福で美人」という自分の立場を利用して、純朴なジェリーを弄んだという設定です😵。そこまで言ってはダイアナが気の毒かもしれないけれど、実際、ジェリーと、そのジェリーから悩みを打ち明けられたアンはそう感じたようですね。ダイアナは「恋に恋する少女」として、ハンサムで優しいジェリーをその相手に選んだのだけれど(フランス人だから)フランス語が話せるということ以外、ふたりに共通点はなかったようなのです。ジェリーが貸してくれたフランケンシュタインも、ジェリーの感想は幼すぎてダイアナには退屈でした。そもそも、これをアンに話せなかったこと自体、ジェリーを恥じていることに他なりません😥。
アンは激しくダイアナを批判します。ジェリーに対するあなたの態度は残酷で、私の知っているあなたとは思えなかった。いったいあなたは誰なの😡??アンは、ダイアナのジェリーに対する態度は、アンを馬鹿にしたのも同然だと憤慨していたのです。こうしてふたりは決裂しました。
まとめ
残すところあと3話となっていよいよカウントダウンです🎶。続きもとっても楽しみですね💕。
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