デクスター-Dexter

Dexter　S１　ネタバレと感想　第７話　仲間たち

こん

2022/08/12

2020/10/21

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Dexterの第７話は「仲間たち」です。原題は"Circle of Friends"で、昔懐かし「友達の輪」ですかね。最近はほぼ毎日寝る前に１話ずつ見ているので、もうすっかりデックスが友達に思えてきたおばさんですが。以下早速ネタバレです。

仲間

デックスは、ある遺体を見て、それがジェレミー・ドーンズの仕業だと確信しました。あれほど言ったのに、どうしてまた人を殺してしまったのか？

どうやらジェレミーはゲイ相手の男娼をしていたようなのですよね。

デックスが居場所を突き止めて訪ねていくと、ジェレミーは再びデックスが現れたことに驚きを隠せませんでした。が、そこにこの事件を任されたドークスが現れて、ジェレミーを逮捕してしまいます。デックスは慌てて逃げ出しました。いや～ここはハラハラしましたね～。ドークスがデックスに気づかなくて本当に良かった。

デックスは、どうしてもジェレミーのことが気になり、取り調べの隙を見て話を聞きに行きます。

するとジェレミーは、毎日が空虚で耐えられなかったのだと打ち明けました。ジェレミーもまたデックス同様「感情」がないそうなのです。

Living my life in my head.
頭で考えて生きているんだ

デックスは、殺人をしたら事態は良くなったのか、と尋ねますが、ジェレミーは逆だと答えました。悪くなった。

そこでデックスは、かつてハリーがしてくれたように、ジェレミーに生きていく術を伝授します。

I'm empty but I found a way to make it feel less bottomless. Pretend. You pretend the feelings are there for the world, for the people around you. Who knows? Maybe one day they will be.
俺も空っぽだ。だが、その底なし沼のように感じずに済む方法を見つけた。フリをすることだ。世界や周囲の人々に対して感情があるように振舞え。いつか感情を持てるようになるかもしれないじゃないか。

デックスが退室すると、ジェレミーの弁護士がやってきます。デックスは一刻も早くジェレミーに会ってやってほしいと伝えました。自分にとってハリーのような「理解者」がジェレミーにも必要だと思ったからです。でも時すでに遅く、ジェレミーは自ら首を切って自殺してしまいました。

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ニール・ペリー

デブことデボラは、冷凍庫キラーの手がかりをつかもうと、事件当日の「違反」について調べていました。そこで思いもよらぬ人物が２度現れていたことに気づきます。それがニール・ペリー（Sam Witwer）です。ペリーは以前、トゥッチの時に目撃者として名乗り出た人物です。

デブはエンジェルとともに早速ペリーの免許証の住所に駆け付けました。どうやらコンテナに住んでいたようで、近くには娼婦たちの証言に遭ったワゴン車が停めてあります。デブは、ニールが冷凍庫キラーで間違いないといきり立ちました。実際ニールはふたりが警察だと名乗ると脱兎のごとく逃げ出します。

コンテナの中にはたくさんの動物のはく製が飾ってあり、冷凍庫キラーが殺した遺体の写真や資料も隠してありました。報告を受けたラゲルタも、ペリーが冷凍庫キラーだと確信し、必ず捕まえろと檄を飛ばします。敷地内からは人間の遺体も発見されました。

エンジェルとデブはその後も着実に捜査を進め、ニールが潜伏している場所を見つけました。そこに娼婦を連れ込んではさんさんいたぶっていたようです。ふたりが到着した時も、ちょうどニールが来ていました。ふたりはこの機を逃さず、ついにニールを逮捕します。

この手柄はでもラゲルタではなく、マシューズにかっさらわれたようです。

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デックスの見解

デックスは、コンテナに剥製を飾っているような無粋な男が冷凍庫キラーだとは決して認めようとしませんでした。が、証拠は次々にその確信を打ち砕いていきます。それでデックスは最後には大いに失望してしまいました。ジェレミーはともかく、冷凍庫キラーはデックスにとっては仲間というより師匠とも思える存在だったからです。