Dexter S5 ネタバレと感想 9&10話 よかったね、デックス

~Dexterのあらすじと登場人物一覧はこちら😈: Dexter あらすじと登場人物一覧

Dexter5の9話「父の誇り」(Teenage Wasteland~10代の荒れ地)と10話「事の発端」(In The Beginning)を視聴しました。本当に、ハリーはデックスを過小評価しすぎでしたよね。もっと違った育て方をしたなら、デックスも人並みの生き方ができたに違いないと思うと悔しくてなりませんが、それでもデックスがここまで成長したことを、おばさんも心から誇らしく思いましたI'm proud of you too, Dex。以下早速ネタバレですデクスター5のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

思わぬ再会

なんとなんとアスターが舞い戻ってきましたまだ12だと言うのに、すっかり大人びた格好をして、しかも酔っぱらって現れます。アスターはオリヴィア(Tabitha Morella)という転居先での友人を伴っていました。どうやらオリヴィアは継父からDVを受けていたようで、それを助けようとして、以前の家なら大丈夫だと逃げてきたようなのです

が、そこにはルーメンがいました。アスターはてっきり「デックスが早くも女を連れ込んだ」と誤解し、デボラ並みの口の悪さでデックスをこき下ろします。しかも、ハリソンがそのルーメンを「ママ」と呼んだから尚更です

デックスはほとほと弱りましたが、そこをルーメンが救ってくれました。話を聞いてあげればいいのよ。でもそれがなかなかできません

その後ふたりは家を抜け出して「万引き」で通報されました。隣のエリオットが、家の前で怪しい男を見かけたなどと言ったものだから、デックスは大いに心配し、警察に通報までしたのですが、その男はオリヴィアの継父のバリー・カート(Daniel Travis)だったと判明します。カートは、オリヴィアはアスターと付き合い出してから悪くなったと文句を言いました

父として

でもルーメンが偶然オリヴィアの体に残っていた虐待の痕を発見します。アスターもようやく口を開き、戻って来た本当の理由を明かしました。デックスは、俺が解決するから大丈夫だと約束します。その言葉通り、デックスは、オリヴィアが受けたであろう暴力を100倍にしてカートに返しました臓器をことごとく痛めつけた( `ー´)ノ。カートは怯え、デックスの言うまま、オリヴィアの母と別れたそうです

そんなデックスの前にハリーが現れます。デックスはまた文句を言われるのではないかと思い、先走ってあれこれ牽制しましたが、ハリーの言葉は実に意外なものでした

I'm proud of you. You protected Astor, put yourself out there for another person. I had no idea you had that in you. I underestimated you. If only I'd seen that, maybe I wouldn't have led you down this path.
お前を誇りに思う。自分の殻を破ってアスターを守った。そんなところがあったとは。お前を見損なっていた。もっと早くにその点に気づいていたら、お前を子の道には進ませなかった。

デックスはアスターとオリヴィアをオーランドまで送っていきました。そこでデックスもアスターに同じ言葉を掛けます

I'm proud of you. You put yourself out there for another person.
君を誇りに思う。殻を破って他人を守った

デックスはアスターに、ルーメンは恋人ではなく手助けしているだけだと説明すると、アスターは、ルーメンといると、リタが死んだ苦しみが和らぐのか、と尋ねました。デックスはこれには答えず、否、答えが見つからず、ただ、I love youと伝えます

アスターはデックスに、降りてコーディーにも会って行けと勧めてくれました。登場はしなかったけれど、コーディーはもう30cmも背が伸びたそうです。またここでハリソンがぬいぐるみを「ママ」と呼んでいたことも判明しました。デックスは、自分が最も欲しているのは良き父になることだ(To be a good dad)と確信しますアスターもホントはイイ子なんだよな

強敵

デックスはチェイスが犯した罪の証拠をつかむために、チェイスのプライベート・セッションを受けることにしました。そこでチェイスが肌身離さず付けているネックレスのヘッドの小瓶に血液が入っていることに気づきます。うまいこと彼の隙を空いてほんの少しの血液を抜き取ったものの、その血の一滴が小瓶に付着していたため、チェイスに気づかれてしまいました。が、チェイスはそ知らぬふりをします

デックスは、そんなこととは夢にも思わず、血液を調べた結果、エミリー・バーチ(Angela Bettis)という女性が浮上しました。このバーチは、チェイスたちがまだ少年だった頃にキャンプで知り合ったそうで、チェイスはそこでファウラーら仲間たちに命じてバーチを強姦させた上、いまだに彼女を支配しているようでしたね。ちなみにチェイスの本名はユージーン・グリアというそうです。

バーチはチェイスに命じられるまま、ルーメンにすべてを明かしました。仲間はもうひとり~アレックス・ティルデン(Scott Grimes、アーチー@ER)~いたそうです。チェイスの狙いは、デックスにティルデンのことを教えてデックスが彼を殺すところを警察に逮捕させるつもりだったのかな

一方でチェイスはデックスの自宅に電話をかけてきました。ルーメンがいることもすべて承知しています

デックスは、同じ轍は踏まないと決意し、ソーニャに頼んでハリソンをオーランドへ送りました。ルーメンはアパートに連れてきます

災い転じて

デブは濡れ衣を着せられて記録室に異動になりました。クインが休暇を取らされたことにも腹を立てていたデブは、早速ラゲルタに文句を言いに行くと、ラゲルタから、今回のことはともかくクインは休暇ではなく停職にした、それはデックスを守るためだったと反論されます。

デブから問い詰められたクインは、カイル・バトラーがデックスだと疑ったと正直に話したため、デブから見放されてしまいました他のことならともかく、デックスを疑うなんてありえない( `ー´)ノ

その後は気を取り直し、記録室でファイルを読んでいると、思わぬ事実を発見します。(デックスの隠蔽工作で)捜査終了となったドラム缶事件はファウラーの単独犯ではなく、複数の共犯がいたことが分かったのです。現場で見つかったDNAは複数であり、そのうちの1つはハーモンのそれと一致していました。デブは早速エンジェルに相談します。

エンジェルやヴィンスがこのことを話しているのを耳にしたラゲルタは、捜査は終了したはずだ、と決めつけました。怒ったデブは、保身のために同僚や部下をないがしろにするのはまだ許せるけれど、これは絶対に看過できない!と怒鳴り込みます。人が死んでるんだよ!?それも13人もっ!!なんのための警察だ!

デブも殺人課に呼び戻されて早速捜査が再開されました。ファウラーは被害者の金髪を束にしてナンバリングしていましたが、そのほかにも拷問の様子をDVDに納めていたそうで、デックスはすぐに13番目のDVDを叩き壊します。13番目はルーメンだからです

処刑人

デブはふと、ファウラーやハーモンが姿を消したのは「処刑人」(the vigilante)の仕業ではないかと思い立ちます。しかもそれは被害者なのではないか?と。実際、チェイスの通報を受けてティルデンの家へ向かったデブは「女性」の足跡を見つけました

パートナー

ルーメンは、デックスの見ている前で、ティルデンを「処刑」します。始末を終えたふたりはアパートで結ばれました

Harry tried to mold me into the image of the monster he thought I was. But with Lumen, I'm someone different. In her eyes, I'm not a monster at all.
ハリーは俺を、彼が考えたモンスターの型にはめようとした。でもルーメンといると、俺は違う誰かだ。彼女の目に映る俺は、ちっともモンスターなんかじゃない。

火種

リディはクインに、デックスとルーメンが夜中にボートで出かけ、黒いビニール袋を海に捨てていたと写真を見せながら伝えました。デブを本気で愛し始めたクインは、もう止めるよう言い渡しますが、リディは聞かず、あろうことかクインのサインを真似て、盗聴器などの捜査用具を駆り出します。リディが署内にいるところをデックスも目にしています。

そしてリディはそれらをデックスの家に仕掛け、デックスとルーメンが殺害の準備をしていることも突き止めました

感想

デックスが人間らしい幸せを手に入れたのか?と喜ばせる一方で、すべてが明るみに出る危険性をほのめかす。も~なんとも心憎い展開に、心がざわざわして落ち着きません。でもな~ルーメンとデックスは、今は確かに共通の目的があるけど、ルーメンは復讐を終えてもまだデックスといられるのだろうかと既に心配です。ルーメンという愛の形を手に入れたデックスが闇を捨てられればそれに越したことはないのですが、シーズン8まであるとなると、それは難しい気がしますねあ~気が重くなってきた(-_-;)

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