グランチェスターシーズン4 最終回 ネタバレと感想 なんとか丸く治りました

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英国ミステリー、【グランチェスター4】の最終回を視聴しました。とりあえずはなんとか丸く収まってくれて何よりでしたね🤗。でもまずは「事件」から参りましょうか。以下早速ネタバレですグランチェスター4最終回のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

殺人事件

ダンスホールの裏で、ドナルド・クラークという少年の遺体が発見されました。父の葬儀を終えて戻ってきたウィルをジョーディーが捜査に誘います。ジョーディーもキャシーとクズ男の問題で揉めていたので、ふたりはここぞとばかりに現場に出かけていきました。通報したのはスタンリー・ミルトン(Darryl Dale)とエリック・ブラウン(Ronnie Law)という少年ですが、会うなり軽口を叩き、反抗的な態度をとったふたりをジョーディーは容赦無く「連行」します👿。ウィルが驚くと「留置場に入れるだけだ」とのたまいました。

でもね、訳されてはいなかったけど、ジョーディーも相当ひどいこと言ってましたよ😤。いきなり彼らを"you little sod"と呼んだのには驚きました。このsodには「馬鹿」とか「男色者」とかの意味があるそうで、それでミルトンは思わず唾を吐いたのですよ💦。またウィルがまだ子どもだと取りなそうとすると、ジョーディーは彼らを"flies find shite"=糞に群がるハエ呼ばわりします😱。ま〜この辺の暴言は聞くに耐えませんでしたわ😥。挙句の果てに、戦争が始まれば大人しくなる、などと言い出す始末👎。

そんなジョーディーですから、ドナルドの担任のポープ(Joseph Millson)のまるで軍隊のような厳しい教育を高く評価します💀。ポープは殺されたドナルドは反抗的だったと語りました。

一方で、ドナルドの財布からエズメの写真が見つかりました😓。ジョーディーは早速エズメを問い詰めますが、エズメはよく知らないと言い張ります。が、ジョーディーはだませてもウィルの目はごまかせませんでした😁。エズメはドナルドと文通しており、ダンスの日にバス停でドナルドからキスされたのだそうです。それを見ていたスタンリーが二人を揶揄いました。ドナルドは怒ってふたりは喧嘩になったのだそうです。ウィルから話を聞いたジョーディーは、即、スタンリーを殺人犯と決めつけました💢。スタンリーは必死で、喧嘩はしたけど殺していないと主張しますが、ジョーディーは耳を貸しません😠。

が検視の結果、スタンリーは無実だと判明しました。どうやらドナルドはかなりの酒を飲んだために嘔吐し、その吐瀉物で窒息したらしいのです。ウィルは、ダンスホールの用具室で漂白剤の臭いがしたことを思い出しました。早速現場へ行ってみると、誰かが閉じ込められて逃げ出そうとしていたらしい痕跡が残っていました。また猿ぐつわも見つかります。またその壁には、学校で事情聴取をしたウェンディ・ポープ(Ellie Bindman)の腕にあった傷と同じ模様が描かれていました😨。

早速ウェンディに会いに行くと、ウェンディは、その模様は"The Fourth Realm"=第4王国で、秘密組織のようなものだと教えてくれます👿。殺したのはスタンリーじゃない、指示されたからだ、と説明すると、他の子どもたちが押しかけてきました。ジョーディーは、リーダー格のレイモンド(Kassius Carey-Johnson)を暴力で脅しつけます👎。レイモンドはケヴィン・モラン(Samuel Blenkin)が犯人だと打ち明けました。

ウィルは、いかにも怯えた風のケヴィンに優しく語りかけましたが、ジョーディーは、そんなことはどうでもいいとばかりに「子どもでも罪を犯したら吊るされる」と脅しました。ケヴィンは、ほんの30分用具室に閉じ込めただけだ、と泣き出します。ドナルドの遺体は車の中で発見されたので、どうやって運んだと問いただすと、ケヴィンは一人で引きずった、と答えました。Don't you lie to me, boy!💢(嘘をつくな!)ジョーディーの恫喝は、大の大人でも怯えるほど凄まじく、ケヴィンはついに「自分がやった」と白状します。ジョーディーの顔には満足げな表情が浮かびました。

でもウィルはそんなジョーディーを激しく批判しました👍。Child executions? How many centuries ago was it? Were they still dunking witches?(子供の処刑だと?何百年前の話だ?いまだに魔女を水責めしているのか?)

が、ジョーディーと同じ警部補のショーン・ドノヴァン(Felix Scott)はよくやったと上機嫌です。それでウィルの怒りの矛先はこのドノヴァンにも向けられましたboxing。子どもを脅して自白させることを正当化する気か?ドノヴァンは、お前のような「情に流され過ぎる人間」(bleeding hearts)ばかりいたら、街は犯罪者だらけになってしまうと嘲笑しました。署内ではピータースも犯罪者たちを怒鳴りつけています😔。

その後、ウィルは、ウェンディの「指示された」という言葉を思い出しました。それで、指示したのは担任のポープではなかったのか、と思い当たります。案の定、ポープの家へ行くと、娘のウェンディが納屋に監禁されていました。I did it for her own good. You would have done the same.(娘のためを思ってしたことだ。君も同じことをしたはずだ)確かにジョーディーならやりかねません😔。ウィルは、ドノヴァンの言葉を、嫌味ったらしく繰り返しました😁。Then again, if the force was full of bleeding hearts like me, the streets would be teeming with criminals😏.

リベンジ

キャシーは、相変わらず職場でのホッブズの不愉快な言動に悩まされていました。しかもホッブズは、他の若い女性社員のヘイゼル(Holly Ellis)とも、しかも店内で関係を持っていたらしいのです😡。キャシーがもはや耐えられなくなっていたところに、シルヴィアが現れました。シルヴィアは、そんなに嫌なら仕事を辞めればいいと勧めますが、キャシーはそれでは豚野郎を喜ばせるだけだと反論します。それにキャシーは自分で働いて収入や友達を得ていたいのだそうですよ。「ジョーディーの妻」だけではいたくないのだそう👍。

シルヴィアはキャシーと組んで、ホッブズを懲らしめることにしました。なんでもシルヴィアの夫のジャック・チャップマンはケンブリッジでも屈指の大金持ちなのだそうです😲。ホッブズは、シルヴィアの帽子をけなしていたくせに、これを聞くと手のひら返しで飛んできました。シルヴィアは次から次へと買い物をします。ホッブズはまるで小判鮫のようにシルヴィアに張り付いて離れませんでした🐒。ようやく買い物を終えたシルヴィアは支配人のドレイパー(Richard Cunningham)に会いに行きます

ドレイパーは、これからも贔屓に願いたいとゴマを擦りました。シルヴィアは、それには1つ条件があると切り出します。And it's absolutely non-negotiable😈.(それも絶対に交渉不可能な条件よ)どうやらシルヴィアはホッブズを解雇するよう要求したようですね。ホッブズは怒り狂ってキャシーに食ってかかりましたが、キャシーは毅然として立ち向かいました。ヘイゼルのことも話すわ。This is your fault, and no one else's, Mr Hobbs.(自業自得よ、誰のせいでもないわ)

妥協

シルヴィアもまたこれでかなりの憂さ晴らしができたらしく、また「条件付き」で牧師館に戻ることにしました。それはダニエル・マーロウを出入り禁止にすることです💦。牧師館を出てマーロウの家へ身を寄せたものの、牧師を辞めるよう言われるとやっぱりそれはできなくて、そこも飛び出していたレナードは渋々「妥協」することにします。シルヴィアは、シドニー同様、レナードの大切な家族だからです🌸。

エピローグ

ポープの後任には若い女性のレイノルズ(Olivia Brady)が選出されたそうで、お節介なジョーディーはウィルの相手にどうかと勧めてきました。ウィルはまだ会ったばかりだと交わします。またアメリアは夫の葬儀後なんとかしてウィルを実家に戻そうとしていましたが、最後には根負けし、イーライやサリーとともに暮らせる手頃な家を探そうという息子の言葉を承知しました👌。

最後はウィルのこの説教で締めくくらせていただきますね🌹:

I don't think those in authority should be obeyed blindly. Don't take the wisdom of those in authority for granted. Challenge it in your heart. Sometimes the bravest thing we can do is admit we're not strong enough. Let those who love us shoulder the burden. And support them, too. Be kind, for everyone you meet is fighting a battle you know nothing about.
闇雲に「権力」に従ってはいけない。権力者の知恵を当然だと思っては危険だ。自分の心で考えること。時に最も勇敢な行動は、自分が十分に強くはないのだと認めることだ。愛する人の重荷を肩代わりし、彼らを支えよう。(賢人は言われた)優しくあれ。なぜなら誰もが、あなたの知りえぬ何かと闘っているのだから。

MASTERPIECE MYSTERY: GRANTCHESTER
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