韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」

Happy Valley~復讐の町 シーズン1を視聴しました(全6話)

2021/04/12
Happy Valley-ハッピー・バレー 0
ハッピーヴァレー

BBC制作の英国サスペンス、Happy Valley~復讐の町のシーズン1を視聴しました。

これは全6話の構成でいわゆるクライムサスペンスなのですが、1話ずつじっくり推理を進めるタイプのミステリーではありません。確かにかなり悪辣な犯罪者も登場し、それをちと年取ったヒロインが追い詰めては行くのだけれど、ミステリー(謎解き)そのものより、そのヒロインの生きざまが魅力的です

このヒロインがまた決して完全無欠ではなく、過去にいっぱい涙を流し、傷もいっぱい作ってきたおばちゃんなんですけど、その分、同じように傷ついた人々にはこの上なく優しい慈愛に満ちた警官なのです

あらすじ書くのは止めようかな~とも思ったけれど、面白いことは面白かったので、全話通して時系列でまとめてみたいと思いまする。途中でのネタバレはできるだけ控えていますが、徐々に真相を明かしていきます。未見の方はくれぐれもご注意くださいませね。もしかしたら、BS12さんあたりで放送してくれるかもしれませんしね~ここのチョイスは割と好きです

主要人物

キャサリン・ケイウッド

ヨークシャー西部警察署で巡査部長をしているキャサリン・ケイウッド(Sarah Lancashire)は、8年前に娘のベッキーが当時付き合っていたトミー・リー・ロイス(James Norton)にレ〇プされて妊娠しました。キャサリンはこれを訴えようとしましたが「合意の上での行為」とみなされてしまいます。ベッキーはその子を生んだ後、首を吊って自殺しました。キャサリンは生まれた子どもをライアンと名付けて育てることにします。

新聞記者をしていた夫のリチャード・ケイウッド(Derek Riddell)や息子のダニエル(Karl Davies)は結果としてベッキーを死に追いやったライアンとは関わりたくないと離れていきました。リチャードはキャサリンと離婚後、ロス(Kelly Harrison)という女性と結婚します。

ベッキーが亡くなって8年が経過した頃、ちょうどリチャードの仕事がうまくいかなくなったことで、キャサリンは再びリチャードと会うようになり、ベッドを共にしたそうです。それでもリチャードはライアンに会おうとはしませんでした。ベッキーは今、依存症の妹=クレア(Siobhan Finneran~サラ・オブライエン@ダウントン・アビー)も引き取ってライアンと3人一緒に暮らしています。

ケビン・ウェザリル

地元では有名な会社で会計士として働いているケヴィン・ウェザリル(Steve Pemberton)がクローズアップされます。ケヴィンには、多発性硬化症を患う妻のジェニー(Julia Ford)との間に二人の娘がいました。

ケヴィンは、上の娘を有名私立に入れたいという理由から、社長で友人のネヴィソン・ギャラガー(George Costigan)に昇給を依頼します。何でも今の会社の設立にはケヴィンの父親も大いに寄与したらしく、自分の貢献を考えても、そのぐらいは許されるだろうと思ったらしい。ところがネヴィソンはこれを即座に断りました。

これに憤慨していたケヴィンは、その後偶然、知人=アシュリー・コーギル(Joe Armstrong)の職場で「大麻」を目にします。これをアシュリーに知られたケヴィンは、秘密は守ると言いながらふと、ネヴィソンへの復讐を思いつきました。ネヴィソンの娘のアン(Charlie Murphy)を誘拐して身代金を奪い取るのです

実はかなり大掛かりな麻薬組織の下っ端らしいアシュリーは、この計画に乗ることにしました。仲間のルイス・ウィッピー(Adam Long)と、最近、8年の服役を終えて仲間に加わったトミー・リー・ロイスも誘います。そう、キャサリンの娘ベッキーをレ〇プした男が別件で捕まっていたのです

事件

誘拐と殺人

ここからはその「誘拐」に焦点が絞られていきます。アシュリーは、ルイスとロイス(紛らわしいけど誰もトミーとは呼んでなかったのでロイスで行きます)に命じてアンを誘拐させました。ルイスはアンを乗せた白いバンを運転し、ロイスはアンの車を運転して付いてきます。

ルイスは恐怖と興奮から猛スピードを出しました。それでキャサリンの部下のカーステン・マッカースキル(Sophie Rundle)がスピード違反を注意しに来ます。カーステンはその前日、政治家の飲酒運転を注意できずにキャサリンに叱責されたばかりでした。

キャサリンにアンを見つけられそうになったと察したロイスは、車をバンの前にいたカーステンに、しかも何度もぶつけて、カーステンを轢死させます。そればかりか、刑務所から出てきて女に飢えていたロイスは、見張りにかこつけて即、アンをレ〇プしました。人の好いルイスはそれに気づいてなんとかアンを庇おうとしましたが、ロイスに叩きのめされてしまいます。

ケヴィンの逡巡

その一方で、偽善者面して悪魔の計画を立てたケヴィンはネヴィソンから、ほかの社員の手前、昇給は無理だが代わりに学費を出そうとの提案を受けます。しかもジェニーは肝がんで余命いくばくもないと打ち明けられます。

あまりのことに驚いたケヴィンは、アンが誘拐される前にこれを警察に通報しようと思い立ちました。ケヴィンの応対をしたのがキャサリンです

キャサリンはいかにも挙動不審なケヴィンを見て、よほど言いにくいことがあるのだろうと親身になって対応しますが、ケヴィンはどうにも言い出せませんさっさと言え!。自分が共犯と思われるのが怖かったからです。結局は名乗りもせずに逃げ出しましたが、キャサリンは車のナンバーを控え、ケヴィンの素性を突き止めました

アシュリーはネヴィソンにアンを誘拐したと連絡し、ケヴィンが計画した倍の金額を要求します。しかも運び屋にはケヴィンを指定しました。ケヴィンが渋々金を運んでくると「手数料」(=口止め料)を渡します。

小心者のケヴィンはどうにも黙っていられなくなり、ジェニーに事実を打ち明けました。ジェニーは驚いて、最初は警察に通報すべきだと訴えますが、そのうちに、金だけもらわなければいい、に変わり、しまいには、もらった金は小分けにして使ってしまえば分からない、に変わっていきます

その間ロイスはアンを虐待していたため、アンは衰弱していきました。アシュリーやルイスはともかく、ロイスはアンを生きて帰すつもりは毛頭なかったのです

キャサリンの追跡

一方のキャサリンは、妹のクレアからロイスが店に来たとの知らせを受けました。ロイスは中華料理屋に立ち寄ったそうで、キャサリンはその店主にまたロイスが来たら連絡をしてくれと頼みます。店主は、ロイスが近くの家に入るところも確認して知らせてくれました。そこがアンを監禁している家だったのです

キャサリンは早速その家を訪れますが、玄関に鍵がかかっていたため、周囲をうろついた後戻っていきます。その様子をロイスが中から目にしていました。ロイスは早速アシュリーに警官が来たと連絡します。まさかロイス自身を追ってきたとは思いもよりません。

その家は、アシュリーが税金対策のために妻名義で所有していた家でした。キャサリンはここからアシュリーに辿り着きます

アシュリーはロイスとルイスにアンをトレーラーに移すよう命じました。もうアンはその頃すっかり衰弱しきっていたようです。ロイスはアシュリーに、金は手に入ったのだから、もう少し分け前をくれれば、自分がアンを始末すると申し出ました。アシュリーが許可したので、ロイスはアンを実家の地下室に隠すことにします。

その実家も、キャサリンが目を付けていました。母親からキャサリンが来たと聞いたロイスはおののきますが、そのキャサリンがベッキーの母であり、ベッキーが生んだロイスの息子のライアンを育てている、と聞かされてますます仰天しますなんてこった!( ;∀;)

ロイスの執着その1

ここからロイスのライアン(Rhys Connah)への執着が描かれていきます。ロイスはライアンの学校にやってきて、キャサリンがライアンを迎えに来たのを見計らい、自分は父親だと名乗りました。キャサリンはその言葉を否定し、必死でライアンを遠ざけようとしますが、おそらくは、両親がいないことで辛い思いをしてきたライアンは「父親」という言葉を聞き逃しません

救出

キャサリンは再び、ロイスの隠れ家を訪れました。今度は力づくで玄関を壊して中に押し入ります。ロイスはいませんでしたが、アンが監禁されていた痕跡が残されていました。部屋の隅には女性用の下着も押しやられています

この時はまだそれがアンのものだとは、さすがのキャサリンも思いもよりませんでした。が、ロイスの犯行であることは間違いないと確信し、すぐに捜査に当たらせます

それとほぼ同時に、クレアがジェニーから相談を受けました。ネヴィソンは反対しましたが、ジェニーは警察のキャサリンに相談しようとしたのです

話を聞いたクレアは、いかにも一般人らしくこれらを安易に結び付け、ロイスがアンを誘拐したのではないかと妄想を働かせますが、キャサリンはそう軽率ではありません。

ところが、その後ロイスの実家を訪れたキャサリンは、この「妄想」が的を射ていたことを思い知らされます。ロイスは母に「猛犬」と偽って、地下室にアンを監禁していたのを見つけたからです。ロイスは外出中だったため、キャサリンは急いでアンを助けようとしました。

が、そこにロイスが帰ってきます。キャサリンは目つぶしスプレーをかけて警棒で叩きのめそうとしたけれど、逆にロイスから殴る蹴るの暴行を受けました。その間、必死で拘束を解いていたアンは、近くにあったダンベルで、思いっきりロイスの顔を殴りつけますアンっ!よくやったっ!!。ロイスが倒れて呻いている隙に、アンは懸命にキャサリンを励まして外に逃げ出しました

体中殴られてもうろうとしていたキャサリンは、なんとかアンをパトカーに乗せ、救急車を呼ぶと力尽きて倒れてしまいます

その後すぐにパトカーが何台も駆けつけてきました。警官はアンに尋問してようやく、彼女が誘拐されたアン・ギャラガーで、キャサリンを襲ったのはロイスだと確信します。が、残念なことに、ロイスは既に雲隠れしてしまいました

キャサリンは脾臓にひどい損傷を受け、5時間にも及ぶ手術を受けました。手術が成功して病室に戻ってきた彼女を、クレアとダニエルが心配そうに見守ります。ライアンは、リチャードが預かってくれることになりました

暴かれた真実

どうやらキャサリンは以前、刑事?をしていたことがあるようで、その時の同僚が誘拐事件究明に出張ってきました。彼はとても優秀で、事情を知るとすぐにケヴィンが怪しいと目を付けます。最初にアシュリーが逮捕され、そのアシュリーがケヴィンの名を出したらしく、ケヴィンも逮捕されました

一方のロイスはルイスに助けを求めます。お人好しで気が小さいルイスはロイスを迎えに行き、友人の家に匿いました。その後の報道で、ロイスがキャサリンに重傷を負わせたことを知ったルイスは、自分はレ〇プにも警官襲撃および殺害にも一切関わっていなから、ロイスを警察に突き出そうと言い出しますそーだそーだ!。それを知ったロイスはルイスとその友人を殺害し、その後は運河のボートに身を寄せました

一方、無事、家に戻ったアンは、どうしても両親にレ〇プのことを話せなかったので、キャサリンに相談に行きました。特に余命短い母には聞かせたくないが、その母が亡くなった後に開かれるだろう裁判になると嫌でも知られることになるから、その前に父には話しておきたいと相談されたキャサリンは、自分がネヴィソンに話すと約束します。

ロイスの執着その2

退院したキャサリンは、クレアに促されてライアンを迎えに行きました。が、そこで教師からライアンの暴力沙汰について注意されます。ライアンはいわゆる問題児で、以前から頭を痛めていましたが、今回あらためてライアンの実父が非道な殺人鬼だと認識したキャサリンは、つい、ライアンにもその血が流れているのではないかと憂鬱になってしまいます。何せ可愛がっていたカーステンを殺したのもロイスだったのですからね。

同じ頃、第三者の通報で、ルイスと友人の遺体が発見されました。現場の血痕から、ロイスも負傷しているらしいと分かっていたにもかかわらず、まだライアンとは結びつきません

キャサリンの機嫌が悪いことも災いし、ライアンは付き添い無しで帰宅することになりました。そこをロイスが狙ってきます。最初はロイスも「自分の子ども」に愛情めいた感情を抱き、ボートの隠れ家に息子を案内します。その日は楽しく語らった後、誰にも言うなと口止めしてライアンを帰宅させました。

ところがライアンは、翌日友人を連れてやってきます。誰にも言わない約束だったじゃないか!?

ロイスはふたりを返した後、ライアンへの憎しみを募らせます。ルイスに刺された傷が悪化したのも手伝ってその怒りは頂点に達し、翌日やってきたライアンを殺そうとしました

キャサリンには、クレアからライアンが戻ってこないとの連絡が入ります。ライアンの友達から「ライアンの父親」に会いに行ったと聞いたキャサリンは、ようやく、ふたりの接触に気づきました。キャサリンとクレアは運河のボートを捜して、ようやくライアンを救出しますよかった~( `ー´)ノ

ロイスはライアンにガソリンをかけて、心中しようとしていました。ロイス自身、幼い頃から虐待を受け、誰にも愛されずにこうなったと社会を恨んでいたらしく、やはり周囲から疎まれている息子も同じ目に遭うと考えたようですね

でもライアンは、口ではしょっちゅうキャサリンを罵倒していましたが、心の中では祖母を愛し、信頼していたので、ロイスの言葉を否定していたところに、そのキャサリンが飛び込んできましたライアンはお前とは違う!。キャサリンはロイスを蹴り飛ばし、ライアンを奪い取って外に逃がした後、娘ばかりか孫まで手に掛けようとした男への憎しみを、必死で理性で押し殺します

こうしてロイスはついに逮捕されました

ダニエルの葛藤

クレアから、キャサリンがリチャードと寝ていると聞かされたダニエルは、キャサリンの誕生パーティーの場でブチ切れました。キャサリンはベッキーが自殺した時、錯乱して、ベッキーではなくダニエルが死ねばよかった、と泣き叫んだのだそうです。でもキャサリンはまったく覚えていません

ダニエルは、ベッキーがロイスに抱かれたのは合意の上だったと暴露しました。アイツはそういう女だった、母さんはアイツを美化している!父さんもかっ!

キャサリンは後日、ダニエルに会って謝罪します。あなたを傷つけて悪かった。でも本心ではない、子を持つ親になれば分かるはず

ほか

アシュリーは、おそらく麻薬カルテルの内情を司法取引の材料にして釈放を勝ち取りました。が、警察の監視をかいくぐった組織の人間に、あっけなく射殺されてしまいます

感想

ロイスの甘ったれた言い訳を聞く気には到底ならんけど、でも、ダニエルの話が本当だとすれば、ベッキーにもその気があったというのは事実のようですね。若い女性の場合はその辺がデリケートだから、自分の思い描いた交わりではなかったかもしれず、それが「レ〇プ」になってしまったのかもしれません。キャサリンは首をくくったベッキーの死に顔をいまだに思い浮かべていたようですし、親としてはやはりレ〇プと認めた方が、相手を憎めるだけ楽だったのかもしれませんね

とはいえ、ふたを開けてみたら、ロイスも同情の余地がないほどの悪人で、見知らぬ他人のみならず、たとえ我が子であっても自分の思い通りにならなければ殺そうとするサイコパスだった、ということでええんかな

シーズン2も配信されているようなので、折を見て視聴したいと存じまする。またコイツ=ロイス出てきそうでやだなあ

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