Happy Valley S2 ネタバレと感想 第2話 とかくこの世はままならぬ
BBC制作の英国サスペンス、Happy Valley~復讐の町のシーズン2の2話を視聴しました。あ〜もうここ数ヶ月ミステリーに飢えていたのがようやく満たされた心地がします😁。他のジャンルも決して嫌いじゃないんだけど、どーしても「同じことを繰り返す」嫌い(=不毛な展開)がありますよね💦。自分自身がそういう感情がめちゃ苦手なので、最近はそーゆーのを見ているだけで疲れ果てていました😔。そこへ行くとミステリーはええね〜😻。戰ものの時代劇も面白いんだけど、最近はドロドロ宮中劇しかないものね。
とおばさんのぼやきはそれぐらいにして、以下早速ネタバレです。
ニール
やはり、ニールはかなりの曲者でした😔。キャサリンは4〜5年前、泥酔していた彼を逮捕し、警察を見て怯えた彼を犯罪者登録(PNC=police national computer)したのだそうです。クレアはニールから、ニールの結婚が破綻したのがその頃だと聞かされていました。彼は当時、住宅金融組合に勤めていたらしいのですが、そこで不倫をしたために、その不倫相手から脅迫されることになったらしいのです👎。不倫相手は二人の関係をニールの家族に暴露したため、ニールは全てを失い、酒に逃げてしまったのだそう。ま、逃げただけ善良でしたね💦。
同じように酒に逃げた経験のあるクレアとしてはニールを信じたいのですが、キャサリンは信じることができません。
人身売買
国連と警察が協力し、「人身売買」で連れてこられたクロアチア人を保護しました。犯人は21人もの女性を1軒に閉じ込め、4年もの間転々としていたそうです。彼女たちは1日10時間、週に6日間も工場で働かされていました。中には売春を強要された者もいたそうです。キャサリンは、唯一行き先の決まらなかった女性=イリンカ・ブラゼヴィク(Ivana Basic)を家に連れ帰りました。近くに住むウィニー(Ivana Basic)という老女に通訳を頼みます。
ところがどうやらキャサリンはその時、後をつけられていたそうなのです。相手はマフィアということで、シェパードはキャサリンを厳しく注意しました。イリンカばかりかウィニーまで危険に晒しかねないからです。またイリンカの証言から、仲間である時突然失踪したオレリアが、連続殺人の被害者ではないかとの疑いも浮上しています
。
やっちまった
あ〜そーなるんじゃないかな〜と心配していたモールズリーもといジョンは、ヴィッキーを殺してしまいました😱。それも、何せ例の写真の原本を取り戻さなくちゃいけないので、妻とは別れると嘘をつき、油断させた上での犯行です💢。もうこうなってくると、俄然、ヴィッキーが何か残していないかなあ🎶と期待してしまいまするね😎。何せ妻のアマンダ(Julie Hesmondhalgh)は彼が「仕事」をしているとばかり思い込まされているのです。こんな卑怯者はギッチリ懲らしめてやらねば気が済みません。
葬儀
なんとなんと、ロイスは母の葬儀に参列できることになりました😵。え〜懲役500年を宣告しといてそういうことは許すんだ💦、とこれまたかなりの驚きです。しかもその日はヘレンの葬儀の日でもありました。どうやら葬儀場も近くらしい(火葬場が同じで午前午後に分かれていた)。
これを聞いたキャサリンは早速アンに知らせました。でもアンは、もう平気だ、大丈夫だと答えます。この子は本当に強い子ですよね。でもネヴィソンはかなり打ちひしがれていました。前回腹立ち紛れにショーン・バルムフォース(Matthew Lewis)を解雇したことも、もしヘレンが生きていたら反対したに違いないと悔やみます。彼を夫の会社に就職させたのはヘレンだったのだそうです。
そのバルムフォースも葬儀にやってきました。キャサリンはいち早く、彼が以前見かけた「不審者」(bastard out there)だと気づきます。既にそのナンバーから「バルムフォース」という所有者を割り出していたそうです。キャサリンが彼を不審者と決め付けたのを受けて、クレアはこう言いました。
You see, that were the thing with Helen. Just occasionally, there'd be someone come along, and you'd think, "I wouldn't touch that bastard with a barge pole". But she never thought like that about anyone, ever.
それがヘレンよ。誰もがよそ者には近寄らないようにするけどヘレンは違う。誰に対しても分け隔てなく接したわ。
キャサリンは、この話を切り上げてデュハーストの葬儀へ行こうとします。急ぎの用があるの。クレアは、大好きなヘレンが亡くなったショックもあり、姉に側にいてほしかった
ので、なんとか引き止めようとしましたが、キャサリンは耳を貸しません。なんとしてもロイスの顔を睨みつけてやるつもりなのです
。
キャサリンは車を飛ばしてデュハーストの葬儀場へ行き、ロイスの到着を待ちました。そこにはシェパードも来ています。ロイスがやってきて、皆が中に入ったのを見計らったキャサリンは、葬儀場に乗り込みました。皆が讃美歌を歌っている間、後ろの席でロイスの後ろ姿を睨みつけます😡。そのうちにロイスがこれに気づいて騒ぎ出しました💢。She killed my mother. I know what you did!(あいつが母を殺した。お前が何をしたかわかっているぞ!)
シェパードが睨みつける中、キャサリンは斎場を去りました。そのまままっすぐレベッカの墓に赴きます。そこへ上司のマイク・テイラー(Rick Warden)から、お叱りの電話がかかってきました。テイラーもシェパードも、キャサリンの顔を見るたびにキャサリン自身のアリバイを証明しろと急かしていたのですが、キャサリンがどんなに調べても、アリバイになりそうなものは見つからなかったのだそうです😔。
キャサリンがギャラガー家を訪れたのは、夜も大分ふけた頃でした。クレアは既に酒を口にしていたそうです。一緒に飲んでいたアンは、クレアの依存症を知らなかったので、大した量ではないと笑いました。子どもじゃあるまいし😏。でもキャサリンは笑うことができません。これまでせっかく我慢してきた苦労が水の泡になるからです。
家に連れ戻されたクレアは、外でタバコを吸ってくると出ていきました。キャサリンは「ゲシュタポ」呼ばわりされてましたが、それでもその後を追いかけました。ニールの元へは行くな、パブには行くな、と止めますが、クレアは放っておいてくれ💢、と去っていきます。キャサリンは、でもどんなに突き放されてもやっぱり後を追いました。もう二度と後悔したくないのですよね。
クレアがここまで怒っていたのは、幼いライアンまでもがクレアの依存症を知っていたからでもありますよね。ダニエルが教えたんじゃなくて、ライアンが既に知っていたのだそうです。おそらくはキャサリンとクレアの会話からか、他の大人たちの会話から悟ってしまったのですね〜きっと💦。
フランシス
と、1話で盛りだくさんの内容でしたが、最も薄気味悪いのは、フランシス・ドラモンドがスコットランド出身の教師=ウィーランドと偽って(いやほんとに教師なのかもしれませんが)、ライアンの小学校に潜入したことです。あ〜これは絶対、背後にロイスがいますよね😠。
感想
もしかして〜ニールがキャサリンを見て怯えたのは、警察だからじゃなくてクレアの姉だと気づいたから、ってことはなかったんかな😅。確かにニールは悪党そうな気もするんだけど(キャサリンの直感は正しい😵)、クレアのためには「真っ当な人間」(a good person)であってほしい😿。
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