【ハットンガーデンの金庫破り】ネタバレと感想 3&4話 欲の代償

【ハットンガーデンの金庫破り】の4話(最終回)まで見終わりました。最初に見た時「俺たちの世直し強盗」を思い出してしまったので、ついつい「義賊」のイメージを抱いちゃったのですが、そうではなかったのですね〜😓。もうじじ様たちは欲の塊😈でござりました。当然その結果は・・・。

以下あっさりネタバレですハットンガーデンの金庫破りのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

財宝の分配

イースターの日曜日は、皆でお宝を分配する予定でした。が、ケニーの妻が、またしても出かけないことになったため、またしても予定は変更になります。翌日の月曜日、ようやく4人はケニーの家でまじまじとお宝を眺めました。金は平等に分けられますが、財宝はなかなかうまく行きません。それぞれ欲しい物を見つけたら申告して、他の希望者と「コイン」で決めることになりました。そんな時でも、皆の目を盗んでこっそりくすねようとするのがいかにもこのジジ様たちらしい😓。それもすぐに見つかっちゃうんですけどね。

でもお宝の量は多すぎて、一度に分配することは不可能でした。それにケニーの妻は1時間で戻ってきてしまうのです。そこで4人は、当面はこれで終了し、残りは半年後にまた集まって分けることに決めました。それまでは、足がつかないよう、決して連絡は取り合わない、と約束します。

金庫破りが発覚

イースター休暇が終わると、当然、金庫破りが明らかになりました。休暇中に呼び出されて様子を見にきた警備員は愕然とします。通報で駆けつけてきた警察にも必死で正当性を主張しました。あの時、警察も誤通報だと認めたんだ😤!いや、今さら言っても始まらない

マスコミはこの事件を大々的に報じました。犯人はまるで若い英雄のように持ち上げられています。ダニーはすっかりイイ気になってあらゆる新聞を買いあさり、テリーの家にやってきました。テリーも最初は怒ったけれど、その報道内容には気をよくします🐒。

驚いたのはブライアンです。まさか自分を外して計画を遂行するとは思いもよらなかったようです😱。早速テリーに連絡しますが、テリーは電話に出てくれません。

知らぬが仏?

その一方、なんと防犯カメラには窃盗団が金庫に忍び込む様子が映っていました😁。顔は明らかではないものの、その立ち居振る舞いから、彼らが「老人」だということが明らかになります。They're a load of old boys.

この映像が公開されたと知った賢くも用心深いバジルは、すぐに町を出ていくことにしました😨。

また警察では、ジャッキの販売店を特定し、購入者の顔は分からなかったものの、店の周辺を、しかも何度も、白いメルセデスが通っていたことに気づきます。これはケニーの車なのです。これはすぐに見つかりました。黒人の女性刑事=ローラ・マッキンタイア(T'Nia Miller)がピッタリと張り付いて監視します。でもケニーはいつもコーヒーを買って犬を散歩するだけです。He has the most boring lifestyle in the world.(世界一退屈な毎日ね)

ところがその判で押したような毎日にわずかな変化が見られました。マッキンタイアの目がきらりと光ります。ブライアンがケニーに会いに来たのです。最初は通りすがりを装っていましたが、2度目は偶然とは言えません。警察では読唇術を使って会話を盗聴し、彼らが窃盗団であるとの確証を得ました

仲間割れ

ブライアンは、金はともかく財宝をさばけるのは自分しかいないと主張します。確かに、テリーの知り合いのブローカーは、事件が大きく報道されたことで宝石類は足がつくと及び腰なのです。その態度・状況がますますテリーを怒らせました。傲慢なあんたに分け前は渡さない😡!!テリーは予定を変更し、テリーの娘の家で残りの財宝を分配することにします。これらはすべてもう警察に筒抜けです💦。

ブライアンはケニーを唆してその前に宝をちょろまかそうとしましたが、テリーに勘づかれて失敗してしまいました。それで唯一の味方のバジルに分け前をもらってきて欲しいとを頼みましたが、ブライアンがテリーとパブで会ったと知ったバジルは、慌てて逃げ出します。そこでブライアンは仕方なく自宅に戻ってきました。

テリーたちは彼の娘の家で、ブライアンは自宅の前で、あっけなく逮捕されてしまいます一件落着!( `ー´)ノ

ブライアンとテリーは共謀を認め、それぞれ懲役6年3か月と7年の実刑判決を受けました。テリーはその途中の3年後に獄中で亡くなったそうです。ダニーとケニーは懲役7年、カールは、図々しくも、無罪を主張したけれど懲役6年を言い渡されたそうです。バジルは、その本名をマイケル・シードと言うそうですが、3年後に逮捕され、逃亡罪が加味されたのか、懲役10年となったそうです。

被害者

ハットン・ガーデンはロンドンでは有名なダイヤモンド取引の場所らしく、裕福の象徴であるかのように思われましたが、劇中に登場したサイラス夫妻のように、つつましい生活をしながらようやくダイヤを手に入れた人々もいたのですね。でもサイラスは、警察から窃盗団の逮捕後に見つかったダイヤのネックレスを見せられて、正直に、自分のものではないと答えたのだそう。

妻は悔しがって、自分たちのダイヤが盗られたのは確かなのだから、もらって仕舞えばよかったのに、と憤慨しました。No one would have known.(どうせ誰も分りゃしないのに)でもサイラスはこう答えたそうです。I would have known. I would have known for the rest of my days.(僕が知っている。一生引きずることになる)

まとめ

テリーはともかく、一旦は潔く諦めたはずのブライアンが、仲間たちが金を手にしたと知るや否や「欲望をむき出し」にしたのが、なんとも浅ましかったですね💦。テリーもあれほど「今回は慎重に」行くはずだったのに、ブライアンが狙っていると知ると、そんなことはも〜どうでもよくなって、自ら墓穴を掘ってしまう😔。あの時ブライアンがケニーに会いに行かなければ、あるいは警察は諦めたかもしれないのにね。ま、真っ当な人たちのダイヤまで無差別に横取りしようとした天罰ですね😈。

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