HOMELAND S8 ファイナルシーズン あらすじと感想 第1話 ポリグラフ
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ついにホームランド8、ファイナルシーズンを視聴することにしました。あ~これで本当に終わりだと思うと寂しいですが、キャリーの最後を見届けたいという誘惑に負けてしまったおばさんです。以下第1話「ポリグラフ」(Deception Indicated~騙すよう指示された)のネタバレのあらすじです
。
213日ぶりにGRUから解放されたキャリーは、そのままドイツのラントシュトゥール地域医療センターで療養することになりました。キャリーは一日も早くCIAに復帰したくて、睡眠薬もなるべく飲まず、身体を鍛えていたようです。それなのにポリグラフで引っかかりました
。
キャリーは対敵情報活動係(counterintelligence)の監視下に置かれており、いつもはダグ(Jonjo O'Neill)が担当なのに、その上司らしいのジム・トゥーロ(David Hunt)が出張ってきたのは、相当マズい状況だからなのです。というのも、キャリーはGRUに監禁されている間、最初は意識があったものの、薬が切れてからはほとんど~180日間の記憶が無いそうなのです
。
記憶が無いのに国家に忠誠を誓っていた~秘密は洩らさなかったと言っても、それはなかなか信じがたいところではありますよね。でもキャリーは、絶対に漏らしていない!と言い張りました。
その頃ソールは国家安全保障アドバイザーとしてアフガニスタンでの戦争を終結させようと奮闘していました。アメリカ側は和解の条件として「1000人を超えるタリバン兵の解放」を提示したらしいのですが、アフガニスタン副大統領のアブドゥル・カディール・グロム(Mohammad Bakri)は断固として反対します。特にその釈放を求めたうちの12名が起こしたテロでは、アフガニスタンの市民が100名以上犠牲になったのだそうです。
I want you to know I am in charge of these prisoners, and I will never agree to their release.
囚人の担当は私だと知ってほしい。そして私は決して彼らを解放しない。
和解にはグロムと親しいキャリーの力が必要だと確信したソールは、早速ドイツに飛びました。今はポリグラフの結果より、キャリーのこれからの活躍の方が大事だと対敵情報活動係を説き伏せます。キャリーはもちろん大喜びでカブールに飛びました
。
そのカブールでは、かつてのキャリーの部下だったマイク・ダン(Cliff Chamberlain)が支局長をしています。トゥーロは早速このダンに連絡し、キャリーがGRUのスパイだと断言しました。A compromised officer(妥協した諜報員)とはまた面白い表現ですよね。
またアフガニスタンで別名「死の谷」と呼ばれるコランガルバレーには、マックスが仕事で出向いていました。パキスタンとの国境に仕掛けてある盗聴器がうまく作動しないことから、タリバンの動きが掴めずにいたからです。マックスは大使館が襲撃されたのもそのせいだと、使命感に燃えていたようです。
Hasan Hakhani is down there somewhere. He's the one calling the shots in a hideout in Pakistan that we can't find, on a phone that we can't tap. He's the guy that slaughtered 36 of our people in Islamabad.
ハサンハッカニは必ずこのあたりのどこかにいる。パキスタンから電話で指示しているはずなのに我々にはつかめていない。奴はイスラマバードで36人の同志を虐殺した。
マックスと行動をともにしていた部隊の面々は、最初はマックスのことをひ弱な電気オタクだと思ったようなのですが、この話を聞いてマックスへの態度が変わりました。
You were there, at the embassy?
君も大使館にいたのか?
マックスは彼らの支援を受けて、無事に盗聴器を復活させました。
一方のキャリーは、キャリーを裏切り者だと思っているダンの目をかいくぐり、本部に報告していなかった協力者に会いに行きました。髪を覆ったラフな格好でバイクに乗ると、まずはアルマン(Mohammad Amiri)と落ち合います。アルマンは石油を販売しているらしく、軍にも顔が利きました。そのアルマンがキャリーを協力者のもとに運んでくれます。協力者の名はロシャンです。
が、ロシャンは5か月前に「裏切り者」呼ばわりされてタリバンに処刑されていました。ロシャンの妻のシーナはキャリーのせいだと非難しましたが、キャリーはキッパリ否定します。ロシャンのことは本部にも伝えていないはずだったからです
。
でもそこでキャリーは、自分には記憶がなかったことを思い出しました。もしかしたらその時に祖国を裏切り、ロシャンの名を口にしたかもしれないのです
。
シーナに追い返されたキャリーは地元警察に追われましたが、なんとか近所の家に助けを求め、難を逃れてホテルに戻ってきました。そこでキャリーを待ち構えていたダンに、キャリーは疑問をぶつけます。
ロシアとタリバンは繋がっているの?
ダンはイエスと答えました。彼らは諜報活動もともにしているそうです。キャリーは動揺を抑えるので精一杯です。
翌日キャリーは、グロムに面会に行きました。そこでキャリーより先に、グロムが、忘れもしない、エフゲニー・グロモフと会っていたのを知り愕然とします。しかもグロモフはキャリーを見て笑ったのです
。
キャリーはかつてそのグロモフに「You can't leave me here!」(ここに置いていくなんて許さない!)と何度も怒鳴ったそうです。いったいロシアで何があったのでしょうか。
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