HOMELAND S8 あらすじと感想 第10話 選ばれた男
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ホームランド8~ファイナルシーズン~の第10話は「選ばれた男」、原題は「Designated Driver」(指名運転手)で自爆テロです。以下早速ネタバレです
。
グロモフにフライトレコーダーを奪われたキャリーはすぐにアルマンを呼び、車を出してもらいました。その間忘れないうちに必死でレコーダーの内容を書き留めます
。アルマンにはバグラム飛行場へ行ってほしいと頼みました。キャリーはそこでフライトレコーダーをの中身を確認してもらおうと思ったのです。
そこには以前キャリーが捕まえたウォーリーがいて、キャリーを見るやいなや通報しようとします。が、キャリーが次々と発した言葉が彼を引き留めました
。
Chip light, engine two. Fire light, lever pulled. Dropping collective. Descending blind. Low altitude warning. Fair out. Brace for impact.
ウォーリーは間違えたと言って電話を切り、Fair outではない、Flair outだと訂正します。キャリーの言葉は皆、思い当たることばかりだったのです。これはなんだ?
キャリーは、大統領が乗っていた機のフライトレコーダーだと答えました。それでウォーリーはヘリは不備によって墜落したと確信します。キャリーはすぐにソールに電話をかけました。
The president's helicopter was not shot down. Mechanical failure. I'm not sure what exactly, a turbine blade maybe.
大統領のヘリは追撃されたのではない。機械の不具合よ。よく分からないけどタービン翼が原因らしいわ。
早くレコーダーを持ち帰れとはやるソールに、キャリーは持っていないのだ、と答えます。グロモフに奪われた。
So we've got nothing?
収穫はゼロかというソールに、キャリーは食って掛かります。私は確かにその内容を聞き、事故だったと確認した
。
Don't tell me that's nothing. ゼロなんかじゃないわ!
ソールはキャリー自身の皆への信用がゼロだと語ります。You've got zero credibility, Carrie.
命がけで国のために働いているのに、何という歯がゆさでしょう。
それでソールはロシアと話すことにしました。とはいえ、そもそもソールとロシア大使のマカロフは、キャリーとグロモフが接触しないという条件を付けてキャリーを解放したのです。大使は最初、本当に何も知らなかったようですが、ソールに突かれてクレムリンに連絡をしたら、即、すべてを理解しました。フライトレコーダーはロシアにとっても使える、と。
一方のキャリーはもう一度グロモフを捜しに行きました。が、どこにも見当たりません。
I've dug this gigantic hole, and I can't quite see a way out. Just a couple days ago, there was this moment and you know what I was thinking? I did it. I won.
穴を大きく掘り過ぎて道を見失ってしまった。2、3日前までは「やった!勝った!」と思っていたのに。
そこへグロモフがやってきました。部下にキャリーを拉致させますが、その乱暴な扱いには激怒します
。でも今度こそキャリーも騙されません
。どういうこと!
グロモフは、任務だったのだと説明し、フライトレコーダーを取り戻したいなら、ソールが使っているロシアのスパイをあぶりだせと命じました。キャリーは、スパイなどいない、いたら私が気づいている、と反論しますが、グロモフは譲りません。アメリカがいつもロシアを出し抜いているのは、ロシアでもかなり上の地位にあるスパイだと主張します。
キャリーもその可能性を認めましたが、ソールは決して協力者の名を明かさないと断りました。キャリーも同じだからです。
が、このままではアメリカは確実にパキスタンとの核戦争に突入です。そうなればもうこの両国の争いでは済みません。
キャリーはソールに電話をします。ソールは、ロシアが持っているのは確実だ、何かないのか?考えろ、と迫りました。でもキャリーは言いません。たとえここでソールにスパイは誰かと聞いても答えないのは確実で、下手をすればその存在を消す=どこかに匿いかねないからです。
キャリーは出頭することに決めました。それをアルマンが心配します。そんなのやめなよ。ドバイまで連れていくから身をひそめればいい。キャリーは申し出を断り、アルマンに感謝を伝えました
。
Thank you, Arman. Thank you. You've been such a friend.
ありがとうアルマン、ありがとう。良い友達だわ。
キャリーが出頭するとの連絡を受けたCIAのカブール支局では、ジェナが大いに動揺していました。キャリーに特殊部隊の居場所を教えたことが知られると思ったようですね。キャリーは絶対そんなことは言わないのに
。
一方、ワシントンでは、ヘイズ大統領とパキスタン大使のラシャド(Samrat Chakrabarti)が会見を開きました。が、双方譲らず平行線だったため、デヴィッドはラシャドに、ヘイズが譲歩しやすいよう、せめて特殊部隊を解放してほしいと頼みます。それでようやくコハトに監禁されていた特殊部隊が解放されることになりました。
その知らせを知ったのはCIAだけではありません。ハッカニの右腕だったバラク(Seear Kohi)もです。
ジェナは、キャリーに居場所を知らせた罪悪感と、余計なことを話されては困るという危惧から現地に彼らを迎えに行くことにしました。
そしてバラクは、ジャラールにちょうどよい獲物が現れると知らせに行きます。ジャラールはアメリカ人を攻撃して世界にアピールしようとしていたのです。その白羽の矢はバラクに立てられました
。ジャラールは、ハッカニ亡き後何かにつけて盾つくバラクが目障りでならず、子どもたちや妻を人質にしてバラクを脅しました。バラクがこのテロを成功させれば殉教者となるから、家族の安全は保障すると約束します
。
バラクは爆弾を積んだ車に乗り込み、家族への愛を伝えながら、特殊部隊を乗せている車に突っ込んでいきました。
その頃キャリーは、自分はCIAではない、ソールの監視下にある民間人だと主張して、そのソールのいるアメリカへ向かっていました。
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