ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第21&22話 秦王にイライラ
~ミーユエのあらすじと感想はこちらからお探しいただけます: ミーユエ~王朝を照らす月~全81話 あらすじと感想、登場人物一覧~
中国時代劇、【ミーユエ~王朝を照らす月~】の21話は「舌戦」、22話は「勇み足」です。
いや~あの秦王が優柔不断かつ頭固くてイライラしちゃう~おっさんは嫌いじゃないけど、ちっとも魅力的じゃあらへん
とぶつくさ言っているのはおばさんだけでございましょうか
。
以下ネタバレのあらすじです。まずは21話から。
ユエは早速羋姝に、符節に書かれていたのは「魏」だと思いだしたと伝えました。早速大王(秦王)に伝えようというミエに対し、羋姝は悲観的です。自分が言ったら魏夫人への嫉妬だと思われそうだというのです。
そこでユエは早速秦王へ進言に行きました。それを聞いた秦王は、案の定、ひどく怒りだします。今さら思い出したなどと言って宮中をかき回すつもりかっ!?
しかもせっかくユエを助けてくれた穆太監にまで釘を刺しました。あの者が出しゃばらぬようシッカリ見張れ!
これってでも、ユエが気になるのに、ユエは王にまったく関心が無いことが面白くなかったりするのでしょうか。
内心慌てていた魏夫人は、符節の件が立ち消えになってホッと胸をなでおろしました。でも虢美人は外出禁止の咎めを受けたそうです。
一方、その魏夫人の実家からは一刻も早く華公子を太子にするよう催促が来ていました。公孫衍はこれを受けて魏夫人とともに張儀を買収しようとします。張儀は今やすっかり秦王の厚い信頼を手に入れていたのです。
これを知った羋姝とユエは、早速張儀を説得にかかりました。何せユエは張儀に貸しがありますからね。
それでも張儀は、自分の価値を知らしめる好機だと言って5千金を要求しました。そしてそれに見合うだけの仕事をしてくれます。大臣たちが皆華公子を太子にしたいと申し出た際、張儀だけが反対しました。
今太子を立ててしまうと、他の公子たちが軍功への士気を失ってしまうし、新しい王后も迎えて嫡子誕生の可能性もあるのに。
これでユエもようやく張儀を見直したようです。
22話では、ユエが大公主の孟嬴(もうえい)と親しくなりました。この姫が嬴夫人が育てているという公主ですね。ふたりとも馬が好きで一緒に遠乗りをしたそうです。ユエの馬は義渠の翟驪に貰った馬ですよね
。
そのユエは、ついについに、武関で羋姝に毒を盛った女官を発見しました。が、その女官=桑児には双子の姉妹がいたそうで、今回魏夫人を訪ねてきたのは、その妹の葚児(しんじ)だったそうです。
それを桑児だと思い込んだユエは、またしても秦王に訴えに行きます。今度は葵姑が証人です
。
その場にはユエと葵姑、葚児の他に、羋姝と魏夫人も呼ばれました。秦王に真相を尋ねられた羋姝は、武関で毒を盛られたことは事実だと証言しますが、女官の顔は知らないと答えます。
そこでユエは、得意気に葵姑を紹介しました。葵姑は何度もその女官に会っていて、逃げる際にその手を噛んでいたからです。が、そこにいたのは桑児ではなく葚児だったため、手に噛んだ痕などあるはずもありません。
秦王の怒りを買ったユエは10日間、庭を掃除するよう命じられてしまいました。羋姝が何とかとりなそうとしますが、王后は甘すぎる、と逆に叱られてしまいます。
ずっと目障りだったユエが罰を受けていると知った虢美人は、魏少使と樊少使を連れてその様子を見に行きました。ユエのせいで監禁されていたのを根に持っていたからです。
が、そこで虢美人がユエばかりか羋姝まで馬鹿にしたため、ユエも負けていません。後宮の女たちは愚か者ばかりね
。
怒った虢美人と魏少使は、侍女に命じてユエを殴らせようとしました。そこでユエの様子を見にやってきてしばらく様子を見ていた羋姝が声を上げます。止めよ!
羋姝は虢美人に自分で自分の口を叩くよう命じました。そこを今度は嬴夫人が目撃してしまいます。
嬴夫人は、いかにも年長者らしく王后の羋姝を立てながらも、羋姝にはもう少し寛容になるよう諭しました。羋姝がこれに反論し、またしても長引きそうになるのを見た身重の樊少使がこっそり逃げ出そうとしたところ、側にいた男がわざと足を出したため、樊少使は石段を転げ落ちてしまいます。あの男もまた魏美人の手下でしょうか
。
これがきっかけで樊少使は産気づき、なんとか男の子を出産しますが、樊少使自身は出血多量で予断を許さない状況です。秦王は侍医に何としても樊少使を救うよう命じました。
そこへ今度は、何とか羋姝たちに対抗すべく、魏夫人に入れ知恵された虢美人が狂言自殺を図ります。王后に罰を受けた屈辱からだそうですが、そうすれば哀れまれてそれ以上咎めを受けないというのが本当の理由です。何でもその手はかつて唐夫人が使ったそうですよ。
秦王は羋姝を怒鳴りつけて立ち去りました。そなたには失望したぞ!!
ふん、それはこっちのセリフでやんす。母と兄の反対を押し切って、遠い国まで嫁に来てくれた羋姝を、小姑や鬼のような妃たちから守りこそすれ、彼らの言い分を信じて妻を非難するとは何事ぞ!
まあ最初に黄歇を見ちゃったせいもありますけど、この秦王のどこがいいのか分からんね~
。ま、今後は変わってくるのでしょうけど
。
一方で、楚の懐王は、秦王が羋姝の縁談の条件にした600里の割譲を反故にしたと怒っていたそうで、斉と同盟を結んで秦に攻め入ろうとしていたそうです。公孫衍は早速出兵を申し出ますが、張儀は、この同盟を壊してくると息巻きます
。もしできなかったら、真っ裸で這いまわると約束しました。いや~見たくない~
。
さ~てユエはどう羋姝を守るつもりでしょうか?今日の放送も楽しみですね
。
これまでに視聴した韓国ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~アジアンドラマ編
- 関連記事
-
- ミーユエ~王朝を照らす月~全81話 あらすじと感想、登場人物一覧
- ミーユエ~王朝を照らす月 最終回 あらすじと感想 未来への布石
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第80話 荒馬の仁義
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第78&79話 二つの家族
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第75~77話 母の愛
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第73&74話 草原の誓い
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第71&72話 姉妹の終わり
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第70話 「訓戒」は見事だった~!
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第69話 苦渋の外交
- ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第68話 太后誕生