ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第68話 太后誕生
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中国時代劇、【ミーユエ~王朝を照らす月~】の68話は「太后誕生」です。これは実に感慨深かったですね~。以下ネタバレのあらすじです
。
重責を痛感しながら朝議に臨んだユエを、甘茂が「恵后」と、しかも何度も呼びました。
このボケカス何言っとんねん?!羋姝じゃなくてユエでしょ!!嫌味かっ!?
苦々しく思って聞いていたらどうやら違うようです。「恵后」という名は、亡くなった恵文王の正室に贈られる諡だから、不徳な故に廃位された羋姝にはそう呼ばれる資格がなく、ユエにこそ相応しい呼称だというのです。まったくこのオヤジもひどいコウモリ野郎ですよね
。
が、ユエはキッパリこれを否定しました。御免こうむる。横取りするのも悪かろう。
そこで魏冉が「太后」と呼ぶのはどうかと提案しました。周の王室が、王の母が摂政に就いて以来数百年繁栄したのを例に挙げ、周王室の三賢母と呼ばれる「太姜、太任、太姒」にあやかって、尊号に「太」を加えたらどうかというのです。
庸芮も賛同すると、甘茂はすかさず同意しました。ユエが樗里疾の意見を尋ねると、大王に従うと答えます。
稷はこの意見を認め、今後の政は摂政である太后に任せると宣言しました。これ以降、大王の妻に同じ諡を付けることはなく、太后と呼ばれることになったのだとか。これもすべてはユエが「覇星」だからですよね~
。
そのユエの前には早速大きな問題が立ちはだかっていました。羋姝が公子たちをけしかけたせいで、彼らによる内乱が続いており、函谷関の外に陣を張っている諸外国がこの内乱に乗じて秦を乗っ取ろうと企んでいたのです
。
しかも、腹心だった甘茂からは廃后扱いされていた羋姝は、なんと、華公子と手を組みます。幸いなことに壮は生きていましたが、すっかり華に追従し、さすがの羋姝が見ても王にふさわしいとは思えなかったようです。まったくこの人は節操というものがありませんよね
。
羋姝はさっさと王宮を抜け出し、華の本拠地である雍へ赴きました。そこで、ユエが持っていた遺詔は偽物で、恵文王の正室だった自分が任命する者こそ真の王だという噂を広めさせます。実際に羋姝は華のみならず、雍公子に軒公子、そして封公子にも王座を約束していたそうです。
中でも華公子はかねてより親交の深かった守旧派を取り込み、商鞅の変法を撤廃して旧制度を復活させようと企んでいました。
一方のユエは唐夫人と衛良人を呼び、公子たちを説得してほしいと依頼します。衛良人は息子の池公子を、唐夫人は、従姉妹の息子の雍公子の説得を請け合ってくれました。
その後、華公子が他の公子たちとともに咸陽に侵攻してきたと聞いたユエは、翟驪率いる義渠軍に迎え撃つよう命じます。今やすっかり立派な将軍となった白起には「思い知らせてやるのよ」と檄を飛ばしました
。
そして自分は、函谷関外にいる諸外国を懐柔すべく、各国の使者を呼び出します。彼らの支援がなければ、公子たちの勢いもおのずと削がれると計算してのことです。
本来ならこの交渉役には張儀がうってつけでしたが、その張儀亡き今は、ユエ自ら説得に当たりました。最初に声がかかったのは燕から来た蘇秦です。も~これは敵とは言えませんね
。
杜錦将軍から恵后に付こうと誘われていた甘茂は、いかにも不満そうでしたね~。おべっか使いは自分もおだててほしいものなのですね。
さ~しばらくは一段と頼もしくなったユエの外交手腕を楽しめそうで嬉しい限り
~本日の放送が待ち遠しいですね
。
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