マクドナルド&ドッズ ネタバレと感想 3&4話 鏡の中の荒野
英国ドラマ、【マクドナルド&ドッズ】の3&4話は「鏡の中の荒野」です。これまた実に面白かったですね〜。やはりですね、ミステリーにロマンスは不要ですわ😁。以下ネタバレのあらすじです。
The 13th step
マーラ・リトリートというリハリビ施設に滞在中だったジェーン・クロフォード(Suzanne Packer)が、グループセラピーの「仲間」に対し、自分はアルコール依存症だけれど「仲間」ではないと言い放って施設を出て行きました🙄。依存症リハビリの責任者、ケリー・マルクリーヴィー(Joanna Scanlan)がその後を追いアレはどこだと尋ねます。ジェーンは"the 13th step"(13番目のステップ)だと答えました。これはマーラでのリハビリのステップが12段階あることを受けての答えです。ケリーはすぐに何者かに連絡をして彼女を連れもどすよう命じました😈。
一方のジェーンは、宿泊予定のホテルに向かいながら、ドバイ行きの準備ができたことにご満悦の様子です。そこをケリーが放った「追手」に追突されました💢。ジェーンが文句を言うと相手は酒瓶を取り出して一緒に飲もうと誘います🤔。
マーラ・リトリート個人病院
翌朝ジェーンは、14ヶ月も滞在していたマーラの部屋で遺体で発見されました。実際には首を吊って亡くなっていたのを、仲間達が降ろしてベッドに寝かせたそうです。床に口紅が落ちていたのを発見したドッズがドアを開けると、そこには何やら模様のようなものが書き殴られていました。
次にドッズは、首吊りに使われたと思われるロープを持って上の部屋へ行き、首吊り現場を再現しようとしました。するとすぐにパイプが壊れて水浸しになってしまいます💦。施設の院長、ジョージ・ホールデン(Hugh Dennis)に事情聴取をしていたマクドナルドと同僚のダレン・クレッグ(Jack Riddiford)が駆けつけるのとほぼ同時にケリーがやってきて、上司に報告すると息まきました😤。ドッズは、ちょっと体重をかけただけでパイプが壊れるようでは首吊りなどできない=ジェーンは他殺と主張します。マクドナルドはニヤリと笑いました😏。That's very annoying. But good.(とっても迷惑だけど悪くないわ)
その後、ドッズの同僚のローラ・シンプソン(Pearl Chanda)は、ジェーンがバースで12軒もの不動産を所有しており、純資産額は400万ポンドだと突き止めてきました。またジェーンは、マクドナルドと同じジムに通っていたそうで、ドバイ行きの片道チケットを購入し、バースのホテルも予約していたことが判明します。マクドナルドは、ハウスマンの横槍にもめげず、ドッズを信じて殺人事件の捜査を開始しました👍。
妨害
その一方で、ケリーたちセラピーグループの面々は、警察を煙に巻こうとします😈。ケリーはヘロイン中毒で院長の息子のマイルズ・スティーヴンス(Freddie Fox)をマイルズはギャンブル依存症のメリー・コステア(Michele Dotrice)を、メリーはセッ◯ス依存症のアリソン・スピアーズ(Caroline Catz)、アリソンは、なんだかよく分からないのに依存症にさせられたらしいマヒーダ・アッバシ(Kiran Sonia Sawar)を、そしてマヒーダは、これまたコカイン依存症のケリーが怪しいと告発しました💦。
マクドナルドは、皆に振り回されていると察して俄然奮起します😡。よくも私に勝負を挑んだわねっ😤!マクドナルドは早速ハウスマンに頼んでfamily liaison officer(家族との連絡官)を手配してもらうことにしました。その連絡官を「二重スパイ」にするつもりなのです😎。マクドナルド曰く、これぞ「鏡の中の荒野」(a wilderness of mirrors)なのだそう。
Clever?😏(ズル賢い?)ドヤ顔するマクドナルドにドッズは正直に"devious"(邪だ)と答えました😁。マクドナルドはより一層満足げな表情で"Even better"(むしろその方がいいわ)と微笑みます😅。
その後「優秀なドッズ」はマクドナルドの期待に応え、例の模様が速記の記号だと突き止めました。その意味が「13番目のステップ」です。ドッズをマーラに連れて行き、これを披露した時のマクドナルドの顔がまた実に得意げで可笑しかったですね〜😂。I told you he was good😎.(彼は優秀だって言ったでしょ)何せドッズはマクドナルドの核兵器なのだそうです。いや、このジョークは今の場合、ちと不謹慎ですね💦。
強敵あらわる
ところがここに強敵がやってきました。マクドナルドがハウスマンに依頼した「家族との連絡官」として現れたアイリーン・ロス(Charlotte Ritchie)こそ、最初にケリーの命令でジェーンを足止めした女性でした😨。アイリーンは次々とドッズの推理を否定し、マクドナルドのドッズへの信頼を崩して行きます👎。またケリーも、叔母の家に5歳から住んでいると言う孤独なドッズの闇を突いて、彼を動揺させました😨。グループの仲間たちもこれに協力し、次々と捜査を撹乱させます😈。
ジェーンは自殺と断定され、もうこれで大丈夫〜アイリーンがそう思った矢先、デイル・ヘスケスという男性の遺体が発見されました。最初にその遺体を発見したのは清掃員のメリーです。ヘスケスは、ジェーンが所有していた不動産の一室で殺されており、そのヘスケスこそ、ジェーンを殺さなければならなくなったきっかけを作った人物だったのですが、アイリーンは、マクドナルドがこの2つの事件を関連づけることはないだろうとタカをくくっていました🐵。
が、マクドナルド、そしてシンプソンはドッズ同様実に優秀でした💕。シンプソンは、このヘスケスについてだいぶ前から調べていた警官がいたと突き止めていて、それがアイリーンだと調べがついていたそうなのです🎉。このヘスケスは泥棒でした。ここからはマクドナルドの推理が冴え渡ります。
事件のネタバレ
ジェーンから依頼されて彼女の所持する不動産の掃除をしていたメリーは、ある日、このヘスケスの荷物の中に大量のダイヤモンドを発見しました。メリーはすぐにセッションでこの情報を皆と共有したところ、ジェーンは断酒会でヘスケスに会ったことがあると語りました。ヘスケスのダイヤは盗品で200万ポンドの値打ちがあると知ったケリーは、グループのプロジェクトだと言って、皆でこのダイヤを盗むことにしたのだそうです😵。ジェーンはヘスケスを酔わせてマーラに連れてきてダイヤの入ったバッグをすり替えました。そうとは知らないヘスケスは、部屋に帰ると強盗仲間に横取りを疑われ、拷問の末、殺されたそうです😔。
ケリーは、マクドナルドもドッズ同様妄想癖があるとのたまいます。そこへそのドッズが本物のダイヤを見つけて持ってきました。ドッズは、マクドナルドが「12桁のジムの暗証番号を覚えた」と言ったのを思い出し、ジェーンが同じジムに通っていたことから「13番目のステップ」は、ジムのロッカーの暗証番号に違いないと思い当たったのだそうです👍。暗証番号は"13th step"に数字を当てはめた12桁の数字だったそうですよ😁。
でもケリーは、彼らには、唯一ダイヤの在りかを知っていたジェーンを殺す動機がないと反論します。それもドッズは突き止めていました。犯人はダイヤを見つけさせたくなかった人物なのです😲。それはメリーでした。メリーにはもはや家族と呼べる人がおらず、マーラの仲間だけが「家族」だったのに、他の皆はダイヤを山分けしたらマーラを出て行こうとしていたのだそうです。それでメリーはジェーンを殺し、ダイヤが出てこないようにしたのですね😔。
エピローグ
事件が解決した後、ドッズは過去を振り返り、ケリーは正しかったと嘆きました😢。ケリーは、ドッズは何事も複雑に考えがちで自尊心が低く、依存症になりやすいと暗示をかけていたのです😈。それでも今ドッズは、いつも自信満々で陽気なマクドナルドを助けることに楽しみ(生きる意味)を見出したらしい🌸。
See you in the morning、Sarge(また明日ね)〜そう言って微笑むマクドナルドの笑顔は実に頼もしくかつ魅力的です😍。See you in the morning, ma'am.
次シーズンも楽しみですね💕。
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