リドリー~退任警部補の事件簿 シーズン1 ネタバレと感想 1&2話 やり残した事件(前後編)
BS11放送のヨーロッパミステリー【リドリー~退任警部補の事件簿】も録画していたのですが(暑すぎて)なかなか視聴できずにおりました💦。お気に入りのヴェラ(Vera)〜信念の女警部〜の脚本を手がけたポール・マシュー・トンプソン氏が脚本を書いていると言う触れ込みでしたが、実際彼がヴェラの脚本を書いたのはシーズン6かららしいのですよね😅。確かにそれ以降はずっとシーズン11まで関わっているらしいけど、これまではまだ1話も書いていないし、他のスタッフは特に共通していないらしい😎。
とはいえ、全体を通しての雰囲気は確かに郷愁が漂っていてしっとりとええ感じでしたし、主人公のリドリーを取り巻くキャラクターが皆、個性的でなかなか素敵でしたよね👍。ま、最後、歌わなくてもいいですけどね😓。主演のエイドリアン・ダンバー氏は確かに歌手でもあるらしいですが。うっとり聞き惚れるほどの歌唱力ではなかったですし〜最近は暑すぎて自分をコントロールできません
。
本国イギリスではシーズン2続行も決定したようなので、できれば長く続いてほしいですね💐。
余談はそれぐらいにして、以下簡単なネタバレです。
被害者はかつての容疑者?
ジェシー・ハルピン(Rob Mitchell-James)という農場主が、パブに寄った帰り、森の中で射殺されました。警部補のキャロル・ファーマン(Bronagh Waugh)が早速捜査を開始したところ、ジェシーは14年前、ゾーイ・リンジーという少女誘拐の容疑で、キャロルの先輩だったアレックス・リドリーから疑われていたことが判明します。その時は、ダニエル・プレストン(Graeme Hawley)という他の容疑者が逮捕された挙句、彼は証拠不十分で不起訴になったのだそうです。その後もゾーイは見つかっていませんし、犯人も逮捕されていません。
リドリーは、その後、妻と娘(ケイトとエラ)を同時に失ったことを機に、ファーマンを後任に指名して警察を辞めたばかりでした。ファーマンはリドリーの意見を仰ごうとしますが、上司で警部のポール・グッドウィン(Terence Maynard)は猛反対します。リドリーの前でジェシーの名を出したら、また14年前の事件を蒸し返すに違いないからです。それほどリドリーはジェシー犯人説に固執していました。
そのリドリーがプレストンに会いに行ってジェシーの写真を見せたところ、プレストンもまた、ジェシーが事件当時、誘拐現場のキャンプ場で働いていたと証言します。
再捜査
ファーマンはグッドウィンを説得し、リドリーを相談役として復帰させました。ふたりはもう一度14年前の事件を再捜査することにします。早速、ゾーイが当時住んでいたトレーラーのあるキャンプ場を訪れると、新たな事実が浮上しました。キャンプ場の経営者=ジル・モアランド(Caroline Lee-Johnson)の息子、アダム(Reece Douglas)は、ゾーイがいなくなる前に「白いワゴンの男」と話しているのを見たのだそうです。でも顔は見ていなかった。それなのに警察は、彼がまだ6〜7歳という理由でその証言を無視し、アダムはプレストンを見た、と決めつけたのだそう😨。
ファーマンとリドリーは、ハルピン家の農場を家宅捜索し、白いワゴン車を発見しました。でもジェシーの妻=モル(Jennifer Hennessy)は、ジェシーは物が捨てられないだけだと夫を庇います。
そのモルとジェシーは、他人が森に入るのを嫌がり、そこに頑丈な罠を仕掛けていたそうです。なぜそこまでしたのか、リドリーがそう不思議に思いながら森を歩いていると、ハルピン家の使用人のローナ・スパルデン(Amanda Lawrence)が、ふたりを遠巻きに監視していることに気づきました🤨。
ふたりがその後を追うと、スパルデンは銃を取り出してファーマンを威嚇します😱。なんとかリドリーがなだめて下ろさせたその銃を調べたところ、その銃はジェシー殺害に使用された物だと判明しました💀。
スパルデンを取り調べた結果、彼女はかつてジェシーとふたりで森に女児の遺体を埋めたが、ジェシーからキツく口止めされて脅されたので誰にも言えなかった、と自白します。その供述から森を捜索すると、確かに、箱に入った白骨遺体が見つかりました。
また14年前の事件当夜、ジルはプレストンと一緒だったことが明らかになります。ふたりは恋人同士だったのだそうです。でもジルは、プレストンが(別件の)児童へのわいせつ行為で捕まったことから「変質者の恋人」と思われたくないと、証言を拒んだらしい😓。が、仮釈放期間を終えたらもう一度ジルとやり直したいとキャンプ場を訪れたプレストンを見たアダムは、彼を激しく殴って瀕死の重傷を負わせました。それでこの事実が明るみに出ます。そうゾーイの件に関してはプレストンは無実だったのです😔。
リドリーはゾーイの母のペニー(Erin Shanagher)に会いに行って、この事実を伝えます。ペニーと話しているうちに、この冤罪を生んだのは、当時の捜査責任者だったジーン・ディクソン(Elizabeth Berrington)ではなかったのかと思い当たりました。
リドリーはディクソンに会いに行き「犯人」を必要とした彼女が強引にプレストンを犯人に仕立て上げようとしたと確認します。あの時ジェシーを調べていたら、あるいはゾーイを助けられたかも知れなかったのにっ😤!!ところが・・・。
真相
森で見つかった遺体のDNAを鑑定した検視官のウェンディ・ニューストーン(Georgie Glen)によると、犯人のDNAは検出できなかったそうですが、その歯形から、ゾーイではないことが判明しました。念の為ペニーのDNAとも照合しましたが、ふたりは親子ではなかったそうです。
もう一度ローナを問い詰めると、ローナは「言えない」と言いながらも、遺体はトラクターから転落死したハルピン夫妻の娘のキャサリンだったと白状しました😨。ふたりは実の娘を亡くした後、ゾーイをその代わりとして育てたのだそうです。ゾーイを家に連れ帰ったのはジェシーでした。やはりリドリーの推理は当たっていたのですね👍。
が、今になってジェシーが、キャサリン(Alexandra Hannant)に真実を伝えると言い出したため、これに反対したモルが夫を殺したのだそうです。
真実を聞かされたキャサリンは、今さらゾーイにもなれないと嘆きましたが、実母のペニーに会うと、そんなわだかまりはすぐに溶けてしまったようです💐。
エピローグ
リドリーは、事件解決後、妻の友人だったアニー・マーリング(Julie Graham)のバー=マーリングズ・ジャズ・クラブへ行き、かねてより誘われていたステージに上って歌を歌いました。どうやら彼が出資しているみたいですね。昔の事件を解決できて、ほんの少しだけ悲しみが和らいだのかも知れません。
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