This is Us S3 あらすじと感想 第10話 7週間
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This is Us S3の9話は「7週間」(The Last Seven Weeks)です。これは、ランダルの選挙選の期間を表していたようです。以下早速ネタバレです。
選挙戦
孤軍奮闘
ランダルの選挙戦は、まさにこの一語に尽きました。もちろん、ジェウォンを始めとし、支援者は日に日に増えて行きましたが、ランダルが世界中の誰よりも愛している「家族」すなわちベスが、一切手伝わなくなったのです
。ブラウンは何かにつけてこれで嫌味を言いました。家族が地元に来ないのは、結局ここを愛していないからだ
。
その状態が7週間続きました。支持率があと一歩伸び悩んでいることを憂えたジェウォンは、ブラウンの弱みを握ってきます。それを暴露すれば一発逆転だというのです
。
大晦日
ランダルは、果たしてそれが本当に良いことなのかどうか悩みながら、大晦日恒例のブルーベリーパイをダイナーに買いに行きました。が、ひとり前で売り切れたと言われてしまいます。なんとかならないかと頼んでも、相手にしてもらえませんでした
。
途方に暮れていたランダルに、店でコーヒーを飲んでいたホーリー牧師(James Moses Black)が声をかけます。牧師は、最悪の夫で父の上に選挙で大敗する、と自嘲したランダルに、選挙を辞退すればいい、と勧めました。牧師はソル・ブラウンの友人なのだそうです。
でもランダルは、ブラウンが住民の意見を無視していると反論しました。皆幸せになる権利があるのに、と訴えます。
(たぶん)今まで知らなかったのですが、大学でのランダルの専攻は「政治学」だったそうなのです。それでジャックは、ランダルはきっと偉大な人物になる、と語っていたらしいです
。ランダルは当時から「何事にも夢中になりやすい自分」を憂えて、家族と仕事を両立できないと心配していたのだそうです
。
You know, Randall, you might be the only 17-year-old on the planet who's actually worrying about balancing their future career with their future wife and kids.
ランダル、お前はきっとこの地球上でたった一人の「将来の仕事と家庭が両立できるかどうかを心配している17歳」だぞ。
ランダルは牧師の前で封筒をかざしながら、これを使えば形勢逆転できるがそんなことはしたくない、と独り言ちました。
牧師は、すっかり年老いて施設の薄っぺらなピンクの毛布にくるまった時に人生を振り返り、笑みが浮かぶように生きろ、と助言します。Act in a way that'll make you smile when you're old and gray and lying under a pale pink nursing-home blanket, thinking about the life you lived.
You do that, you'll be the man your father wanted.
そうすれば、君の父親が望むような人間になれる。
そう言って、牧師は自分のブルーベリーパイを譲ってくれます。君の奥さんに、と言って
。
奇跡
帰宅したランダルを、ベスが仏頂面で迎えました。ランダルは、牧師の言葉を拝借し、俺が年老いた時に浮かぶのは選挙ではなく大切な愛する家族だ、と伝えます
。これにブルーベリーパイですから、許されないはずがありません
。
その後も大晦日は「雑音」を一切入れず、家族水入らずで過ごしたランダルに、ベスは翌日、教会へ行こうと言ってくれました。Making your final push
.(最後の一押しでしょう?)
子どもたちを連れて出かけた教会では、ホーリー牧師がランダルの援護射撃をしてくれました。議員になるのは、ブラウンでもランダルでも構わないと言ってくれたのです
。これは大きな貢献です
。
そして奇跡が起きました。なんとなんとランダルはついにブラウンを破って見事当選を果たしたのです!
ケヴィン
対ゾーイ
ケヴィンは、ゾーイと暮らしながらも、あと一歩が踏み込めずに不満でした。ゾーイからは「pushy」(押しが強い)から無理だと言われて一旦は別れることにしたのですが、ゾーイ自身が訂正してきます
。ゾーイは、父親から性的虐待を受けていたそうなのですが、その話をしたのはケヴィンが初めてだったそうです。それほどゾーイはケヴィンを信頼していたのですよね。でも、そのトラウマがあって、なかなか心を開けない
。
I'm in love with you. I want John Stamos back.
私もあなたを愛しているわ。ジョン・ステイモス(合鍵のキーホルダー)を返して。
対ジャック
ジャックの手紙を調べていて、ジャックはニックが生きていることを知っていた、実際に手紙をやり取りしていたことが分かりました。ニックは自分を「CK」と名乗っていたようです
。
ケイト
ケイトはトビーの「がらくた」が置いてある部屋を子ども部屋にすることにしました。それで早速、そのがらくたを売ることにします。トビーは、絶対に売ってほしくないフィギュアをDNS=Do Not Sellと書いた段ボールに入れて置いたのに、ケイトはこれをdonations(寄付)の略だと思い込んで、さっさと売ってしまいました。それはかなりのお宝だったそうなのに
。
しかもトビーは、そのお宝を息子に受け継がせようと楽しみにしていたのだそうです。ケイトは猛省し、なんとか取り戻そうとしましたが、一旦お宝手に入れた大学生のゲイブ(Augie Isaac)はゼッタイ返してくれませんでした。ケイトは、自分の「宝物」は火事で焼けて、父もその時に死んだ、今自分は妊娠しているが、母親の自分には子どもに譲れるものが何もない、せめて父親の宝物は残しておきたい、と頑張ったんですけどね~
。今時の若い子には通じませんでしたね
。
ケイトは早速、売ってしまったフィギュアと同じものをネットオークションで買いあさりました。そうしながらも、息子にとってはトビー自身が宝物
だと伝えます
。
そのトビーは、ケイトの「宝物」の1つだった、ジャックがかつてケイトのために作ってくれたスタジアムの模型を用意してくれました。ケヴィンから写真を借りてドールハウスの職人に作ってもらったのだそうです
。
ケイトは涙が止まりませんでした。これを見たトビーが「双子のケヴィン」に電話したのはおかしかったですね~
。Um, is it good crying or bad crying?(あれは良い涙か?悪い涙か?)
ケイトは、今息子はトマトの大きさだと言って、スタジアムの中にフィギュアとトマトを並べました。トマトはもちろん真ん中です
。
感想
前回てっきりベスとランダルは選挙のことがきっかけで疎遠になるのかと心配しましたが、そうならなくて本当に良かったです。トビーとケイトも順調で嬉しいですし、ケヴィンも今度こそ幸せになってほしいです
。
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