This is Us S3 あらすじと感想 第11&12話 ソングバード通り(前後編)

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This is Us S3の11話と12話は「ソングバード通り」(Songbird Road)の前後編です。あ~そうだったのですね~。以下早速ネタバレですThis is us 3のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

真相

ケヴィンは早速家族にニックの事を打ち明けました。居場所が分かったのにじっとしてはいられないと、手紙の住所に押しかけることにします。ランダルは子守りさえ何とかなればと言い、レベッカがこれを引き受けました。つまりレベッカは行かないということです。またケイトも最初は、妊婦だから、と断りましたが、やっぱりじっとしていられませんでした

ニックは、古びたトレーラーハウスに住んでいて、甥たちに真相を語ってくれます

衛生兵だったニックは、手に入る麻薬を片っ端から使ってはハイになっていたそうです。ジャックの部隊に移ってからも手を出していたのは前回見た通りですが、あの後ニックは、ヒエンの息子と話をしたのだそうです。ふたりは意気投合し、一緒にボートで魚釣りに出かけました。釣りは釣りでも、ニックは手榴弾を湖に投げ込んで魚を獲ったのだそうです

ヒエンの息子もこれを見て喜んでいましたが、2個目の手榴弾を湖に投げようとした際、うまくピンが抜けずに、ボート内に落ちてしまいました。ニックは、これを拾おうとした子どもを止めて、湖に飛び込んで逃げるよう促しましたが、子どもは意味が分からずにいたため、ニックは一人で湖に飛び込んだのだそうです。あの時あの子も抱いて飛び込めばよかったのに

案の定、手榴弾は暴発し、男の子は湖の藻屑と消えました。この惨事を知ったジャックは、ニックが子どもを故意に殺したと誤解したそうです。ジャックはニックの言い訳を一切聞かずに、決して許しませんでした

その後ニックは元いた部隊に送り返されましたが、戦争が終わってからも「CK」の名で何度もジャックに手紙を送ってきたそうです。ところがジャックは一切連絡を取ろうとしませんでした

それでニックは「これが最後だ」とハガキを送ってきたそうです。ジャックもさすがに黙っていられず、ニックのもとを訪れました。ニックは今と同じトレーラーハウスに住んでいたそうです。そしてあれは事故だったと説明しようとしますが、ジャックは一切聞きたくない、と遮りました。

俺は今幸せに暮らしている。もう不幸な過去は思い出したくないんだ

ジャックはレベッカと子どもたちの写真を見せて、もう二度と連絡してくれるなと言い渡し、その後は一切音信不通になったそうです。

だからニックはジャックが死んだことすら知りませんでした

白か黒

ニックは、ジャックは白か黒しか許さないタイプの人間だったと語ります。

You know, your old man, he saw everything in black and white, no gray. It's why he had two lives.
灰色はない。だから彼は2つの人生を送った(戦争前と戦争後)

でもケヴィンは違いました。ケヴィン自身、アルコールで苦労したことから、ニックにひどく同情し、一旦は帰ろうとしたものの、叔父をこのまま放っては置けない、とホテルに連れ出します。かつてジャックもソングバードとピッツバーグの標識を見て、さんざん迷った上に、右にハンドルを切ったらしい。

あの日のジャック

レベッカは、ジャックの嘘に大きなショックを受けていました。それでニックに会いに行こうとしなかったのですが、ホテルに連れてきたという話を聞くと、やはり、矢も楯もたまらず飛んできます。初めて会ったニックの目にジャックの面影を見出しました。ニックから、以前ジャックが訪ねてきたことがあると聞いたレベッカは、ようやく、その時のことを思い出します。ジャックは「戦友」に会うと出かけたのです

それからしばらくジャックの様子はおかしかった~いつもは温厚なジャックが、子どもたちにまで当たり散らしたそうです。それは冷静なランダルが覚えていました。その後はすぐにいつものジャックに戻り、皆で「スパンコールパーティ」をしたそうで、ケイトはそれしか覚えていません

ランダルは、それが親というものだと教えました。そのうちにケイトも分かる。親も失敗をするから、何とかしてその失敗を挽回し、子どもに良い記憶を残したいと思うものだ。も~ランダルは当時のジャックを超えましたよね

ケヴィンのジレンマ

ニックは、ケヴィンが何とかしてニックを更生させようとするのが癇に障るらしく、何をやっても無駄だ、とこき下ろしました。自助会など何の役にも立たん!

ケヴィンは傷つき、部屋を出ていきます。その様子を見ていたレベッカは、ケヴィンは誤解されやすいと伝えました。見た目も良いし、華やかなように見えるけれど、本当は誰よりも繊細で、頑張り屋なのだと教えます。特に昨年はケヴィンにとってとても辛い年だった。酒で苦しんだケヴィンは、ニックを放っておけないだけだ

その頃ケヴィンは、トレーラーハウスに行って、あちこちできる範囲で修理をしていました。ニックが、トレーラーハウスを一歩出ると体が震えると語っていたからです。

ニックはようやく素直になって、自助会にも行ってみようと言ってくれました。でもやっぱりケヴィンたちを見るのは辛いと本音も明かします

ケヴィンはその夜ついに酒に手を出してしまいましたなんてこった!( ;∀;)

感想

これまではずっと、ジャックは実に大らかな人だと思っていましたが、こうしてニックの話を聞いてみると、かなり頑固で融通の利かない人だったのですね。しかも、その頑固さがいまだに弟や子どもたちを苦しめている

ランダルやケイトはそれでも良き伴侶に恵まれて、ジャックの良いところだけを思い出していますが、3人の中で最もデリケートなケヴィンは、今回ジャックのそうした面を突きつけられて、苦しくてたまらなかったのでしょうね。ゾーイで支えられるかな~とちと心配です。ゾーイも素敵な女性だけれど、ケヴィンには、もっと大らかなタイプの女性がいいんじゃないでしょうかね~。何があっても動じないような人に会えたらいいのに

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音楽がまた本当に素晴らしい
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